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www.zdp.co.jpでは、掲載するソーラーカーやWEM等のBrainSport関連ニュースを募集しています。大会情報、レポート記事、パーツ販売詳細等々お寄せください。連絡はフォームからどうぞ。記事に関するご意見ご感想も、お待ちしています。 本サイトで取り扱う、BrainSportと呼ばれる競技を目的としたソーラーカーやEV(電気自動車)エコランは、競技目的のみに設計・製作され、競技の為にエネルギーを使用する為、直接的には地球環境にやさしくありません。しかし、この競技に参加する過程で知る事となる、省エネルギー技術の難しさと面白さは、環境問題に取り組む現役の、将来のエンジニアに必要な経験であると、私たちは信じています。本サイトは、この事を一人でも多くの方に知ってもらうために、有志によって運営されています。
WebチャットZDP TALK(最終更新日: 2025/08/24(日) 11:52 ) - Wiki/BBSとみんな で作るLINK/EVENTカレンダ (最終更新日: 2025/02/22(土) 14:19 )
2025年ZDP大忘年会を開催します。 レーシングソーラーカーやEVエコランレースに興味がある方ならば、どなたでも参加できます。今年は忘年会当日に成田NATS EV競技会が開催される予定ですが、大会閉会後の移動で、忘年会スタートに間に合う見込みです。 2025年の反省と来年の野望を肴に、大いに盛り上がりましょう。
お申し込みは 専用フォームからどうぞ。〆切は11月30日(日)としますが、座席確保の都合で、4名以上の団体で参加する見込みの方は早めに連絡をください。ご参加お待ちしています。(s)
2025 World Electric Vehicle Challenge in NATORI。今年は昨年の12月から例年の9月3連休に戻っての開催となった。 夜中まで降っていた雨は上がり、レース当日は曇りがちながら晴れ間も見える天候で気温も30度程度と異常高温が続いている昨今のこの時期としては、比較的過ごしやすいコンディションで2時間の決戦レースは1230にスタートした。 優勝は、本大会2年ぶり参加の東郷アヒルエコパレーシング/Pursuiter。序盤には昨年優勝のTeam ENDLESSリボンGo! と周回毎に前後が入れ替わる場面も見られたが、最終的には2周差をつけて優勝を取り返した。 Pursuiterと同じボディ形状の学法福島ERL/GUNBOYは、35周の記録で総合3位でジュニアクラス優勝。学生オープンクラス優勝は、長野県工科短大/CRK Ver3(31周)。全ての結果は、大会公式サイト参照。 WEMGPは、次回第4戦は、11月2日 (日)に開催される2025 白浜ECO-CAR CHALLENGE(旧南紀白浜空港)の予定。(s) 関連リンク:
2025 Bridgestone World Solar Challenge (ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ)。1987年初回大会以降、本大会はこれまで10月に開催されていたが、今年の大会では南半球では冬となる8月に初開催となった。 車両レギュレーションは、冬季の日射量低下による発電低下を補うために、太陽電池の面積が6平米と前回大会から50%増に。前回大会で一部チームが重量あたりのエネルギー密度が高い電池を搭載した是正処置として、車両に搭載可能な蓄電池は従来の重量規制ではなく、容量で規制されることになり、11MJ(約3kWh)となり、電池容量は前回大会から実質半分程度となった。 競技は2025年8月24日(日曜日)にオーストラリア北部のダーウィンをスタート。初日から3日間はほぼ快晴。各車がサウスオーストラリア州に突入した4日目より曇りがちとなり、スタートから3000km先のゴールアデレードに上位チームが到着した5日目以降は、特にアデレード近郊は雨となり、大会6日目は悪天候のため、レースが一時中断(出走時間がディレイ)される場面もあった。 優勝はオランダ:Brunel Solar Team/Nuna13。上位勢では唯一のカタマラン型で、動的車検でのラップタイム3位の好位置からスタートし、初日からレースをリード。同チームとしては2017年大会以来の優勝となった。 2位オランダ: Solar Team Twente/RED Discoverと、3位となった前回優勝チームのベルギー:Innoptus Solar Team/Infinite Apolloは、Bunelと上位3台でトップ集団を形成し、後続を引き離してレースをリード。レース後半、両チームともトップのBrunelのまであとわずかに迫ったが、アデレードゴール予定の大会5日目、昨日競技終了時に2位のポジションにいたInnoptusは朝のレース開始後、前日までのプッシュで使い切った電池の充電に1時間遅れのスタートを選択し後退。同3位でBrunelとは14km差だったTwenteは、最後アデレード郊外で100kmを超える巡航速度でオーバーテイクを狙うが、Brunelも車速を上げ逆転できず、今回も2位となった。上位勢は、中国Aiko/Longi社の変換効率27%以上のバックコンタクト型セルを使用していた。 ドイツ:Team Sonnenwagen Aachen/Covestro Athonは、前大会でポートオーガスタ以南で5位のポジションで走行しながらもコースアウト・リタイヤとなったが、今回は完走し4位の記録。同チームは、上位勢で唯一チーム公式Webサイトで変換効率27%の単結晶シリコン・プロベスカイト太陽電池の使用を公言している。 東海大学/Tokai Challengerは、レース2日目に後輪パンクで15分程度のロスとなったが、前大会のようなメカニカルトラブルは無く、第2集団の 同じく日本からカタマラン型の車両で参加した工学院大学は、大会二日目にインバータの故障で一時順位を落とすが、修理後はレースに復帰し順調に走行。ところが大会5日目に強風で飛ばしたキャノピーの取り扱いでコントロールストップのオフィシャルより、理不尽なリタイヤを宣告を一方的に言い渡される事態に。しかし、チームは不屈の精神で抗議・走行を続け、最終的に抗議も受領され、6日目にアデレードへ13位の記録で正式に完走となった。 大阪工業大学ソーラーカープロジェクト【TEAM REGALIA】/Sceweraも、工学院に続いて6日目16時過ぎに14位で完走。和歌山大学ソーラーカープロジェクト/YATAは、最後のコントロールストップ:ポートオーガスタを通過しながらも、2831km地点(残り約196km)にて、暴風の横風によりコースオフし車体を破損。チームは車体の応急修理を行いゴールまでの走行を望んだが、天候や残りの走行距離等を総合的に考慮した大会運営の指示により、リタイヤとなった。 2025 Bridgestone World Solar Challenge Challenger Class
※和歌山大の到着時刻と平均速度は、ポートオーガスタでの記録。
関連リンク: World Solar Challenge 2025(大会公式サイト) Brunel Solar Team Solar Team Twente Innoptus Solar Team | Apollo Covestro Aethon Team Sonnenwagen Aachen 「Tokai Challenger」諸元表
Worldgreenchallange Solarcar Rallye 2025(WSR 2025) 関連リンク:
2025年5月24日、2025 World Electric Vehicle Challenge in EBISUが、ドリフトの聖地:エビスサーキットの西コース(全長:2103m、最大傾斜:9.8°)にて、WEMGP戦としては初めてのEVエコランレースが開催された。 今年の大会に先立ちパイロット的な試走会を昨年7月に行っていたが、それでも午前中に行われた練習走行ではコース途中で坂が上れず止まってしまう車が続出し、出走した14台中7台が1周目のコントロールラインに戻って来られず、各チームセッティングに苦しんだ 45分の決勝レースは午後2時スタート。天候は曇り。心配された雨は結局降ること無く、途中横転した車両のドライーバ搬送をする為にコースへ緊急車両を入れた赤旗により約10分程度の中断を含んだが、12台が1周以上の周回を記録することができ、チェッカーの時間を迎えた。 初代ウィナーは、11周を走りきった 東郷アヒルエコパレーシング/Pursuiter。2位のジュニアトップの 秋田工業高校/秋工レーシング1、3位 nn-techエコランチーム/Helios改、4位 学法福島ERL/GUNBOY までは10周。4位Team ENDLESS/リボンGo!、5位チーム”ヨイショット!”ミツバ/ULTIMATE TESLA'25 は8周の記録となった。すべての結果は、大会公式サイト参照。 WEMGP戦次戦は、9月14日開催予定の第3戦となるWorld Electric Vehicle Challenge in NATORI(名取サイクルスポーツセンター )の予定。(s) 関連リンク:
小さなバッテリーで誰がいちばん遠くへ走れるかを競うEVエコラン競技:ワールド・エコノ・ムーブ(WEM)2025。 今年の秋田は例年通りの寒さで日中の気温は10度台前半。大会期間中の両日とも日中に雨が降ることはなかったが、曇りで時折陽差しが射す状態。 2時間の本戦は定刻通り午前11時にスタートした。前日の公式練習では、1周目の折り返し時点で接触事故が発生したが、この日は全体としては大きなアクシデントも無くレースは進行した。 優勝は東郷アヒルエコパレーシング/Pursuiter。競技終了2分前コントロールラインを通過し14周を走行。84.5970kmの記録で、2位学報福島ERL/GUNBOYに2周の差を付けた。 3位はKIT夢工房エコランプロジェクトの新車Falke_Mark2(12周)Team ENDLESS/リボンGo!は、コントロールライン手前の最後の緩やかな坂が電欠で登れず停車。Team ENDLESSと競技中終始接戦だったチーム”ヨイショット!”ミツバ/ULTIMATE TESLA'24に抜かれ、11周の記録で5位にとどまった。すべての結果は、公式サイト参照。 本戦が初戦の今年のWEMGP戦の次戦は、5/24に福島県 エビスサーキット西コースで初開催となる、WEVC in EBISUの予定。(s) 関連リンク:
2025WEM 公式練習。 関連リンク:
2004年1月10日に、ソーラーカーについて書かれた本についてまとめましたが、ひさびさに最新情報に更新します。左側は本の表紙の画像、右欄はタイトル、著者、コメント、キムヒデポイント、出版社、ISBNナンバー、発行日の順となっています。なお、
>>> レーシングソーラーカー入門
>>> EVエコラン入門
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