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2014WEMGP第3戦、2014電気自動車エコラン競技大会in SUGO。毎年夏のSUGOで開催されるEVエコランレースは今年、記念すべき20回目の開催となった。 8月24日2時間の決勝レースは、真夏を感じる強い日差しの中、午前11時にスタート。序盤、昨年覇者でありながら、昨日の公式練習ではコントローラ不調で記録が残せず、本日の決勝レースは最後尾からのスタートとなったfirst Step AISIN AW/つばさ54号。コントローラーのトラブルの再発に備えて遅いペースでスタートを切るが徐々にペースを上げ、3周目には4分0秒台までペースアップ。7周目には全車を追い抜き、トップへ浮上。しかし、それもつかの間、スタート約30分頃に右前輪パンクで停止。結局レッカーに回収され修理後コースへ復帰するが、50分程度のロストなってしまい優勝争いからは脱落。代わって再びトップに立ったのは、公式練習でトップタイムをマークしたPROJECT MONO◇TTDC/MONO-F。しかしこちらはレース半ばで、ドライバーが脱水症状気味となり、予定外のピットインでタイムロス。Team ENDLESS/リボンGo!もパンクと、上位常連は、次々とトラブルに見舞われる展開となった。 優勝は、地元仙台工業高等学校定時制/不撓不屈03(23周)。2位矢板高校 機械技術研究部/ブルーインパルス14-B(20周)、3位同ブルーインパルス14-B(19周)と、淡々と2時間をノントラブルで走り続けたジュニア(高校生)クラス勢が、表彰台を独占。オープンクラスの最上位は、4位のPROJECT MONO◇TTDC/MONO-F(18周)という結果に終わった。(s) 追記(2014/08/29): 関連リンク:
8月9日〜12日に、秋田県大潟村ソーラースポーツラインにて、ワールド・グリーン・チャレンジ(旧WSR&JISFC)が開催された。今年は台風11号接近の悪天候により、27台のエントリーがあったソーラーバイシクル部門の競技は中止に。
本来ならば3日間で競われるソーラーカー部門・燃料電池/EVが出走可能なグリーンフリート部門も、最終日の8月12日一日だけでの競技となった。ソーラーカー部門の出走は僅か10台だったが、WSC2013にも出場した工学院大が11周の記録で優勝した。(s)
関連リンク:
やぁ、みんな元気かい?
世界環境デーの6月5日、豪大陸縦断ソーラーカーレース:World Solar Challange(ワールド・ソーラー・チャレンジ)公式サイトにて、次回2015年大会の日程と新レギュレーションが公開された。 2015年大会は、2015年10月18日(日)にDarwinをスタート。もっとも早いチームは、10月22日にアデレードへ到着する見込み。車両規定ではクラスについては2013年大会と同じく、4輪一人乗りのチャレンジャークラス、4輪二人乗りのクルーザークラス、以前の大会の車両規定に適合した車両が出走するアドベンチャークラスを継承。チャレンジャー・クルーザークラスの車体寸法については、従来の走行時に加え、停車充電時の寸法を規制することで、車両外部に取り出し車体面積以上に集光面積を増大させるタイプの集光器の使用が禁止に。また、2013年大会で問題となったサポート車両で搬送する大掛かりな充電用スタンドや充電ケーブルも事実上禁止。太陽電池の種類についても、シリコン系および化合物系の混載については、2011年以前と同等の要事前問い合わせに変更となった。(s) 関連リンク:
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