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BackNumber〜2008鈴鹿-ENJOY4時間耐久 |
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鈴鹿2008 ENJOY4耐 OLYMPUS RS 逆転2連覇 |
2008/08/03 11:50 |
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FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP DREAM CUPソーラーカーレース鈴鹿2008 エンジョイクラス 4時間耐久レース決勝。天候は、予想どおり日射は回復したが、序盤のエネルギーマネージメントとレース中のアクシデントで、見応えのある展開に。
序盤は、パンダサンとOLYMPUS RSが、5'20前後でほぼ併走。若干遅れて、千葉黎明がその様子をうかがう展開。2台ともルーティンのピットインでドライバー交代をすませたレース終盤、均衡は崩れた。
28周目、トップのパンダサンと同一周回で2位を走っていたOLYMPUS RSが、緊急ピットイン。リア左タイヤの異常でタイヤ交換作業を実施。約9分のロスでコースに戻るが、これでパンダサンチームに2Laps、千葉黎明に1Lapされてしまう。
この時点で千葉黎明は、まだルーティンのピットインが済んでいない為、30周目でピットインし、再び2位のポジションに復帰。しかしコース復帰後、千葉黎明はペースを大きく落としてしまい、やがてS字で車を止めてしまう。OLYMPUSはパンク前の5'40前後のペースを維持し、再度2位に浮上。それに続くのは、宇都宮工高、平塚工科高。OLYMPUSとほぼ同タイムで、同一周回につける。
この頃から、トップを走るパンダサンは、徐々にペースを落としはじめ、2Lapsの貯金を取り崩しはじめる。
残り32分、平塚工科はシケインで宇都宮工高を捉えると、ストレートでかわし3位にポジションアップ。再度前に出たい宇都宮工高は、それを一度は抜き返すが、ここで痛恨の右後タイヤバースト。ピットインで交換作業を行うが、これで平塚工科に間を空けられてしまう。
残り20分、パンダサンがスローダウン、ラップタイムを8'41まで落とした後の周回で、S字が登れず、ついに車を止めてしまう。それを、OLYMPUSと平塚工科高がパス。これで表彰台の残りは、あと一つ。
最後に3位でチェッカーを受けたいパンダサンは、レース終了1'30前に再スタートをしコントロールラインを目指すが、最終コーナーで追い上げてきた宇都宮工高にかわされ、僅差でポディウムをも逃してしまう。
OLYMPUS RSは、ENJOYクラス2連覇、平塚工科高は初参加ながら2位入賞を果たした。(s)
ENJOYクラス 4時間耐久レース結果
順位 |
No. |
チーム名 |
車名 |
Laps |
Delay |
1 |
51 |
OLYMPUS RS |
ORS-9 |
41
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4:00'46.008 |
2 |
71 |
平塚工科工高 社会部 |
平工社会部プロトタイプ |
41
|
1'51.571 |
3 |
89 |
栃木県立宇都宮工業高校 科学技術研究部 |
UK-hope 2008 |
40
|
1Laps |
4 |
59 |
パンダサンチーム |
テクノラプトル”カイ” |
40
|
1Laps |
5 |
99 |
TEAM THOUSAND |
蒼穹III |
37
|
4Laps |
6 |
88 |
千葉黎明高等学校 工学部 |
RMCエンタープライズ周作 |
36
|
5Laps |
7 |
100 |
堺工科高校ソーラーカーチーム |
フェニックス 08 |
35
|
6Laps |
8 |
58 |
ポリテクカレッジ滋賀 SPD-B |
SPD Fourth |
34
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7Laps |
9 |
77 |
大阪市立生野工業高等学校機械工作部 |
Pleasure |
34
|
7Laps |
10 |
84 |
沖縄県八重山商工高等学校機械工作部 |
Coralway |
34
|
7Laps |
優勝 OLYMPUS RS ORS-9
いやぁ・・・、見ている方は楽しかったと思いますけど、今回のレースは本当にきつかったですね。タイヤのトラブルでピットインしたときには、もうダメかと思いました。その後、パンダサンのペースが落ちてきて、これは行けるかなと思っていましたが、下からも追いかけてくるし・・・。とにかく、タイヤのトラブルが出たのがシケインの近くだったのが助かりました。目標通り二連覇が達成できたのでうれしいです。 |
2位 平塚工科高校社会部 平工社会部プロトタイプ
初出場でしたが、なんとかここまで来ることができました。ありがとうございます。ドライバーは当然、鈴鹿は初体験です。レース中にラップタイムが安定しなかったのは、コースに慣れていなかったためですが、後半はコツがわかってきたのでうまくなったと思います。フリー走行のときにキャパシタ無しも試したんですが、電池電圧が暴れるので、結局バッテリとキャパシタを並列接続する方法にしました。来年は優勝を狙えるか?と聞かれても、今の車体のコーナリング性能だと、いっぱいいっぱいなので、これ以上は速度が上げられません。来年は、その辺りの対策が必要でしょうね。 |
3位 宇都宮工業高校科学技術研究部 UK-Hope 2008
3位までに入ったら車検エリアに止まらなきゃいけないって知らなかったもので、自分たちのピットに戻ってしまいました。反対に4位のパンダサンは車検エリアに止まろうとしたんですが、オフィシャルに止まらなくていいって言われていました。実は昨日のフリー走行で、可変界磁モータを壊してしまって、今日は古い可変界磁なしのスペアモータで走っていました。でも、なんとか表彰台に登れてうれしいです。それにしても、パンダサンはレースを盛り上げてくれましたね。 |
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4位 パンダサンチーム テクノラプトル”カイ”
ENJOYクラス2年目の今年、新品のバッテリーを買ったのに、去年よりも容量が10%も少なかったんだよ。
切ないねぇ。 |
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鈴鹿2008 ENJOY4耐 スタート前レポート |
2008/08/03 09:00 |
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8月3日(日)、7:20にDream Cupソーラーカーレース鈴鹿のエンジョイクラスがスタートした。今回は、上位入賞を目指す有力チームを中心に、スタート前レポートを行うことにしよう。
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鈴鹿2008 ENJOY4耐 スタート |
2008/08/03 07:40 |
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FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP DREAM CUPソーラーカーレース鈴鹿2008 ENJOYクラス決勝レース4時間耐久。今朝も空は雲に覆われているが、昨日と同じならばレース半ばには、日射も戻るはず。
序盤のトップ集団は、パンダサン-昨年2位、2年目の千葉黎明高、昨年優勝のOLYMPUS RSという顔ぶれで5'20を切るラップタイム。5'50前後の第2集団は、TEAM THOUSAND、平塚工科高、和歌山大。毎年上位争いに絡んでくる、宇都宮工高と神奈川工科は、6'10程度のタイムで様子見。
昨年優勝チームのラップは44周。ENJOYクラス4時間耐久のチェッカーは11:20。(s)
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