「あれは何だ?!スーパーマンだ!」というスーパーマンがマントを広げて飛んでいるようなカラーリングの車体は、ソーラーカーレース鈴鹿には初出場の神奈川県立平塚工科高校社会部の平工社会部プロトタイプである。電気エコランカーの省エネルギーレースであるワールド・エコノ・ムーブやミニソーラーカー的なワールド・ソーラー・バイシクル・ラリーなどでは、当たり前となったフルカウルボディであるが、ここまで大型化してソーラーカーに仕上げたのは、平塚工科高校が初めてとなる。しかも、平塚工科高校はソーラーバイシクルラリーでは、ジュニアクラス優勝チームであり、高い実績を誇っている。エントラントの白澤敏広先生は、「コーナリングもなんとか大丈夫です。キャパシタも搭載して安定した走行を見せますよ」と、初出場ではあるものの手応えは十分にあるようであった。
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