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今日1日パドックに並んだソーラーカーたちを見てきたが、ここで明日から繰り広げられる本戦を予想してみよう。 そこでまず、気になるのが天気予報。明日、あさってと天気は晴天であると予想されている。こういう条件では、発電性能に優れるソーラーカーが有利となるはずだが・・・。 DREAM(無制限)クラス
近年高速化してきたドリームクラスでは、今回から搭載できるバッテリの重量が低減された上に、発電量を増加させてきたチームが増えている。 これに晴天という要素が加わると、路面温度や気温の上昇により、普段よりもタイヤとバッテリに大きな負担が加わることなる。とくに5日の最高気温は35℃に達すると予想されている。 タイヤの問題に対して、芦屋大学と高雄応用科学大学は4時間のヒートの中で、スタートから2時間の時点でドライバーとタイヤ全輪の交換を1分以内で行おうとしている。ただし、ドライバーの経験(技)量の差があることから、高速戦となると高雄応用科学大学には厳しい面が出る。 また、大阪産業大学は4輪というメリットを生かして、タイヤ交換を抑えつつ走行する戦法を採ると考えられる。大きく崩れることはないだろう。 ここで一番苦しいと思われるのが、せっかく発電量は増えたものの、相変わらず少ないチームメンバーの再輝。タイヤが摩耗しても、交換には時間がかかってしまうので、天気がよすぎると不利になるだろう。 少ない発電量のパンダサンは、苦しい走行。マイペースで走りきり上位陣のトラブルを待つ作戦を採らざるをえない。 また、晴天になると発電量が増加し速度も高くなることから、回生ブレーキも強く使えるようになる。リチウムイオン電池の負担も増えることから、電圧のかかりすぎでトラブルを引き起こすチームも出るかもしれない。 CHALLENG(800W)クラス
強豪チームである堺市立工業高校、柏会、Team SunLake、バカボンズに加え、今年はエンジョイクラスの覇者、紀北工業高校が参戦してきた。 ただし、晴天で高速戦になるという条件をを加えると、発電量が多く安定した実力を発揮できる堺市立工業高校、柏会が有利ではないかと思われる。 MAXSPEED、長野工業高校あたりの成長にも期待したいところ・・・。 いずれにしても、近年まれに見る激戦が予想されるが、堺市立工業高校に柏会がリベンジできるかという形になり、 これに紀北、バカボンズ、SunLakeが絡む展開か?(k)
今日の鈴鹿は朝から晴天に恵まれ、予報最高気温も33度と夏本番。会場では10:30現在、公式車検が行われている。 今年は、DREAMクラス12チーム、CHALLENGEクラス25チーム、ENJOYクラス40チーム、合計77チームのエントリーがあった。 レースは明日、08/05(土)午前中に、公式予選(09:15〜DREAM/CHALLENGEクラス、10:20〜ENJOYクラス)が行われ、同日午後1時よりDREAM/CHALLENGEクラス8時間耐久レースの第1ヒート(4h)がスタートとなる。(s)
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