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2006年9月に台湾にて、『ワールド・ソーラー・ラリー in 台湾』が開催される。競技はクローズドサーキットでのレースと、スペシャル・ステージ(SS)を含む3日間のラリー形式を予定。日程やレギュレーションの詳細は、公式サイトを参照。 関連リンク:2006 World Solar Rally in Taiwan 公式サイト http://solarschool.kuas.edu.tw/2006/
いまにも雨が降り出しそうな2日目11:00、エコノムーブ湖東の決勝戦が始まった。スタートの号砲から間もなく、昨日の予選で1位だった長野工業高校のS.P. Evolution ver.7を2位だったfirst step AISIN AWのつばさ52号が抜き去る。その後を、豊橋創造大学T-WorksのしんがたMUGENくんが追走する。新車を製作し、やっとのことでレースに間に合わせたPROJECT MONO(トヨタテクノサービス)のMONO-Xは、最後尾スタートにもかかわらず数周の内に3位に躍り出る。 レース中盤に入ると雨が降りはじめ、TGMY Ashida、SHIMADA、長野工業高、DENSO 8、武庫荘総合高校などをはじめとして、数多くのチームが雨などの影響で、パンク、接触、コントローラ破損、雨対策などでピットイン。タイムを大きくロスする。上位陣には大きな順位変動はなく、ノートラブルで最後まで走りきった、つばさ52号が1位となり、しんがたMUGENくんが2位、MONO-Xが3位となり、愛知県勢が表彰台を占めた。
ワールドエコノムーブ湖東決勝 上位結果
一方、ソーラーカーフェスティバル8Hレースでは、第1ヒートで178周を走ってトップに立ったIkeda Technical High School(長野県池田工業高校)を、トラブルで4周差をつけられて2位となったMAXSPEEDが追いかける展開となった。 しかし、悪天候のため第2ヒートが半分の2時間へと変更されたため、追いつくために残された時間が短い。 序盤は2台とも同一周回を走行していたが、MAXSPEEDは背水の陣で追い上げ、なんとか逆転に成功しリードを広げる。しかし、残り20分の段階でバッテリが底を付き、ピットインして電圧の回復を待ち、チェッカーフラッグを受けた。レース結果は、MAXSPEEDの284周に対して池田工業高の283周で、僅差での優勝となった。(k)
関連リンク:
2006年から西日本会場(1月14日芦屋大学)および東日本会場(2月25日東海大学高輪短大)で開催された「電気自動車・燃料電池車・ソーラーカー製作講習会」は、両会場合わせて460名の事前申し込みを受け、当日は講師および主催関係者を合わせると約500名以上の来場があり、これらのエコ電気自動車に関心を持つ人たちが年々増加し続けていることが、改めて確認された。 この両会場でも配布された講習会内容をまとめた2006年版テキストが、日本太陽エネルギー学会事務局より販売されることとなった。
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2005年10月29-30日に開催された、EV Enjoy Trial in 白浜 Finalのレポート、『キムヒデのEV Enjoy Trial in 白浜 Final参戦レポート』が公開された。 >>> キムヒデのEV Enjoy Trial in 白浜 Final参戦レポート
新春特別企画、ZDPメンバーが1年の活動を振り返る『ZDP座談会』を収録。ぶっちゃけトークで、昨シーズンのレース裏模様、来シーズンの最新情報をお伝えします。 |
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