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BackNumber〜2005秋1  

キムヒデの2005 Wold EV Challenge in SUGOレポート 2005/09/26 01:00

2005年9月18-19日に、スポーツランドSUGOで開催された、2005 World Electric Vehicle Challenge in SUGOのレポート、『キムヒデの2005 Wold EV Challenge in SUGOレポート』が公開された。

>>> キムヒデの2005 Wold EV Challenge in SUGOレポート

WEMGP第4戦菅生 first step AISIN AWが優勝、ZDPスーパーモスラは準優勝 2005/09/19 17:00


2005 World Electric Vehicle Challenge in SUGO(開催地:宮城県 スポーツランドSUGO)。優勝は、first step AISIN AW / つばさ52号(27周)。2位、ZDP スーパーモスラ(S)(26周)。

公式練習2回目は、09:30スタート。朝方の雨で濡れていた路面も、公式練習開始と共に差し出した日射で、急速に乾き、最終的にはドライコンディションに。午後1時スタートの決勝スターティンググリッドは、昨日と今日午前中の公式練習で記録される、ラップタイムによって決定される。

公式練習トップは、昨年優勝ZDPスーパーモスラ(S)、4'32。、2位一昨年優勝のチームヨイショット!ミツバのHyper USO800、4'42。3位に、同ミツバ / Tesla 800 4'43、4位チームスーパーエナジー/GRIFFON 4'53と、この4台が1列目に並ぶ。本日の予選に出走しなかった、昨年2位のfirst step AISIN AW / つばさ52号は、昨日のタイムで予選5位、2列目からのスタートとなった。

 

本戦は、13:00スタート。
序盤、モスラは昨年優勝ペースを上回る4'30台でラップを重ねるが、つばさ52号は、さらに上を行く4'10台のラップで、トップ立つ。4'40台のタイムでで続くのは、Hyper USO800,GRIFFON,Tesla800。

レーススタート45分後、4位を走行していたHyper USO800は、コントローラのトラブルで、コース上でレースを終えてしまう。さらに6位を走行していた豊橋創造大T-WORKS/しんがたMugenくんも、スローパンクチャにてS字で車を止めてしまう。

レース半ばのスタート1時間後、トップのつばさ52号は、相変わらず4'10台でラップを重ね、スーパーモスラを除く、3位以下の全車を周回遅れにしてしまう。

残り時間40分、19周のつばさ52号は、2位スーパーモスラ(S)とほぼ同タイムの、4'32までペースを落とす。しかし、この時点で2台のタイム差は3'53と、1周差に迫る勢い。

レース残り時間7分、ペースを落とし始めたスーパーモスラ(S)を、つばさ52号はホームストレートでとらえる。つばさ52号は、チェッカーまでにさらにもう1ラップを重ね、大会新記録の27周で、本大会初優勝を果たした。(s)

2005 WEVC in SUGO 決勝結果
順位 チーム名 車名 周回数
1 first step AISIN AW つばさ52号 27
2 ZDP スーパーモスラ(S) 26
3 チームスーパーエナジー GRIFFON 25
4 チームヨイショット!ミツバ Tesla 800 24
5 Team ZAIKOU ステルス02(借) 20
6 PROJECT MONO MONO-1 19
 
優勝:つばさ52号

準優勝:スーパーモスラ(S)

 

  first step AISIN AW
代表:中村さん(右)

去年は3分以上差をつけられてモスラに負けたので、今年は3分半以上差をつけて勝ちたかった。去年からの改善点は主にセッティングですが、うちはキャパシタを少なめにして、ギヤ比を軽くしてみました。ドライバーもプロです。これでまだ勝っていないのは、秋田だけだ!

ZDP籾井(左)
バッテリーを完全に使い切って、目標の26周は達成。しかし、その上を行かれてしまった。お見事です。
  ばさ52号 ドライバー:河合さん(左)
このレースを目標に、2ヶ月間ダイエットに励んできました。どら焼きが食べたい!

スーパーモスラ(S) ドライバー:菊田
ドライバー込みの重量が、モスラが94kg、つばさ52号はそれより約15kgも軽い。僕は15kgも痩せられません。

関連リンク:2005 World Electric Vehicle Challenge in SUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/2005/20050919wevc.html

WEMGP第4戦菅生 初日公式練習 2005/09/18 18:00




2005 World Electric Vehicle Challenge in SUGO(開催地:宮城県 スポーツランドSUGO)初日。

車検に続き、15:30から公式練習1回目が行われた。トップは、チーム”ヨイショット!”ミツバ / Hyper USO800、4'36、2位first step AISIN AW / つばさ52号、4'54。3位以下には5分0秒台で、チームスーパーエナジー/GRIFFON、NEO-EVER/ORCA、ミツバ/Tesla800が並ぶ。昨年優勝のZDPスーパーモスラは、マシンの調整に専念し、出走せず。

明日は09:30から公式練習2回目が行われ、本日のタイムと併せてスターティンググリッドを決定。13:00から2時間の本戦がスタートする。(s)

関連リンク:2005 World Electric Vehicle Challenge in SUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/2005/20050919wevc.html

キムヒデの2005 WEM in とよたレポート 2005/09/17 14:10

2005年9月10-11日に、とよたスタジアムで開催された、2005 ワールド・エコノ・ムーブ in とよたのレポート、『キムヒデの2005 WEM in とよたレポート』が公開された。

>>> キムヒデの2005 WEM in とよたレポート

WEMとよた ZDPスーパーモスラ2位、優勝は同一周でfirst step AISIN AW 2005/09/11 16:00



9月11日(日)愛知県豊田市 とよたスタジアム、WEM GP第3戦『2005 ワールド・エコノ・ムーブ in とよた』本戦。

第1レースが行われた午前中は、日が差すこともあった とよたスタジアム だが、第2レースが終了した正午頃には、上空を厚い雲が覆い、時折雨もぱらつく天候となったしかし、雨はこれ以上降ることはなく、曇天の下、13:40に、注目の3レース、GP-1はスタートした。


序盤トップは、first step AISIN AW。続いて、2位集団にT-WORKS、PROJECT MONO、東海大、ZDPスーパーモスラ、SHIMADAが続く。

レース半ばのスタート30分後、スーパーモスラと東海大が、2位集団を抜け出し、first stepとの間を詰めはじめる。スーパーモスラは他車よりも3秒早い1'07のラップで、残り15分、ついにトップへ立つ。しかしAISIN AWも残り5分、さらに早い1'03のラップタイムを出し再逆転。そのまま逃げ切り、念願の優勝のチェッカーを受けた。

優勝は first step AISIN AW(52周)、2位スーパーモスラ(52周)、昨年優勝の東海大は、終盤にモータコントローラのトラブルでストップし5位。ミラクルでんちくんは、レース序盤に追突されスピン。再スタートして追い上げるが、47周12位にとどまった。

WEM GP次戦は、次週の三連休に、宮城県スポーツランド菅生で開催される。(s)

2005 ワールド・エコノ・ムーブinとよた GP本戦結果
順位 No. Team名 車名 Laps
1 1 first step AISIN AW
つばさ52号
52
2 9 Zero to Darwin Project
スーパーモスラ
52
3 8 豊橋創造大学 T-Works
しんがたMugenくん
50
4 11 PROJECT MONO◇TOYOTA TECHNO SERVICE
MONO-1
50
5 2 東海大学木村研究室
ファラデーマジック2
49
6 22 THE DENSO 8
Red Thunder
48
7 6 SHIMADA
SEV-501PHX
48
8 75 千葉県黎明高等学校 工学部
RMCエンタープライズ
千葉黎明2005γ
48
9 4 チーム”ヨイショット!”ミツバ
Hyper USO800
47
10 14 名城大学エコノパワークラブ
MGEV-2004
47
12 10 Zero to Darwin Project
ミラクルでんちくん
47

優勝 first step AISIN AW

チーム代表:中村さん
「ここまで長かったです。最後は慎重に行きましたよ。」

2位 Zero to Darwin Project / スーパーモスラ

エネルギーマネージメント:渋谷秀樹
「レース展開は完璧だったが、最後の最後の絞り出しに負けた。
あれで負けるのならば、しょうがない。」


5位 東海大学木村研究室

チーム代表:木村英樹 助教授

「最後のラストスパートで電圧ブーストをかけている最中、モータコントローラが破損、チェッカー前に止まってしまった。何故?電池は残っていたのに。」

関連リンク:2005 ワールド・エコノ・ムーブ in とよた公式サイト http://www.toyotawem.com/

WEMとよた GP予選 トップは東海大 2005/09/10 19:00



9月10日(土)愛知県豊田市 とよたスタジアム、WEM GP第3戦『2005 ワールド・エコノ・ムーブ in とよた』予選が開催された。

今年のWEM GP戦は、出走台数枠を確保する為に、昨年までの2時間から半分の1時間に短縮。バッテリーも昨年までの半分(72Wh)に。1時間のレースは3回行われ、エントラントは、いずれかのレースに出走し、記録を計測。そのタイム順で、明日のスターティンググリッドが決定する。


昨年のWEM GP上位が出そろった注目の第3レース。昨年優勝の東海大学がスタートからレースをリード。それを追いかけていた、first stepと豊橋創造大は、レース開始20分頃、コース上の異物にヒットし、ピットインを余儀なくされてしまう。その後2台は順位を徐々に上げトップ集団に迫るが、結局トップの座は一度も譲らず、東海大学が、49周でチェッカ−を受けた。2位はスーパーモスラ。ミラクルでんちくんは、8位でフィニッシュした。

本日の予選結果上位31台が出走する決勝第3レースは、明日13:30にスタートする。(s)


2005 ワールド・エコノ・ムーブinとよた GP予選結果
順位 No. Team名 車名 Laps
1 2 東海大学木村研究室
ファラデーマジック2
49
2 9 Zero to Darwin Project
スーパーモスラ
48
3 6 SHIMADA
SEV-501PHX
47
4 11 PROJECT MONO◇TOYOTA TECHNO SERVICE
MONO-1
47
5 1 first step AISIN AW
つばさ52号
47
6 72 長野工業高等学校
S.P. Evolution Ver.7
46
7 8 豊橋創造大学 T-Works
しんがたMugenくん
46
8 10 Zero to Darwin Project
ミラクルでんちくん
46
9 3 チームうにゃにゃん亀吉
エコノ亀吉2.5号
46
10 14 名城大学エコノパワークラブ
MGEV-2004
44
 

予選1位 東海大学木村研究室

ドライバー:菊田剛広
「去年と違い、パンク無しで1時間走れたのはラッキーでした。今日の走りでは、未だバッテリーを使い切っていないので、明日もこの順位をキープしたい。」

チーム代表:木村英樹 助教授
「明日は今日よりもエネルギーを使っちゃうぞ!」

予選2位 Zero to Darwin Project / スーパーモスラ

チーム代表/ドライバー:籾井基之
「明日は、パンクと天気が心配。」

エネルギーマネージメント:渋谷秀樹
「2個のバッテリーで走るのは、初めてでしたが、終始安定した走りで、バッテリーの放電特性が検証できました。明日は、本日のデータを元にペースを上げ、優勝を狙っていきます。」


予選8位 Zero to Darwin Project / ミラクルでんちくん

チーム代表:池上敦哉
「今回は、だいぶ周りにご迷惑をおかけしたようなので、明日は謙虚に走ってもらいます。」

ドライバー:横山泰子
「木曜日に急遽ドライバーの依頼が…。せめて1週間前ぐらいには、連絡ほしいわね。」

関連リンク:2005 ワールド・エコノ・ムーブ in とよた公式サイト http://www.toyotawem.com/

 

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