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5月4日秋田県大潟村ソーラースポーツラインで開催中の『2003ワールド・エコノ・ムーブ』の鉛蓄電池部門決勝にて、Zeroto Darwin Projectの16『ミラクルでんちくん』が優勝(13周)、17『スーパーモスラ』は、13周目途中でリアタイヤパンクでストップし、4位(12周)という結果に終わった。 今日の大潟村は晴れの予報を裏切り一面の雲。決勝は13:00にスタート。1周目は、特殊電装製モータの特性上、前半早いラップが予想される1『ミラクルでんちくん』が、トップで現れた。その後から7『ファラデー・マジック』(特電)、17『スーパーモスラ』(オリジナルDD)、チームうにゃにゃん亀吉の3『エコノ亀吉2.5号』(特電)がつづくが、優勝候補の1『Hyper USO 800』(ミツバDD)が来ない。 トップがコントロールラインを通過してから1分後、1『HyperUSO800』がコントロールラインに現れるが、スピードは遅くそのままピットイン。電気系のトラブル。作業後レースに復帰するが、このトラブルで手痛い約10分のロス。昨日折り返し地点を曲がりきれずクラッシュした、ホンダエンジニアリング EVERの6『Aqua』(ホンダDD)は、修理を行い今日は最後列からスタートし、本来のペースで一気に順位をあげてくる。ホンダエンジニアリング EVERの5『Orca』(ホンダDD)は4周目にパンクし、リタイヤとなる。 レース中盤は、16『ミラクルでんちくん』、7『ファラデーマジック』、17『スーパーモスラ』、3『エコノ亀吉2.5号』、6『Aqua』の順に。トップ集団7周目、17『スーパーモスラ』が7『ファラデーマジック』を抜き、ZDPの1-2体制となる。11周目、電池の電圧降下通りにラップタイムが落ちていく16『ミラクルでんちくん』を、DDモータの特性からタイムの落ちない17『スーパーモスラ』が抜き去る。6『Aqua』も、この時点で、7『ファラデーマジック』をとらえ3位に浮上する。 レース終了5分前、1『HyperUSO800』は8分丁度のスーパーラップをだし、トラブルで失った10分の遅れをつめようとする。そのころ17『スーパーモスラ』は、13周目途中の折り返しから2km程戻った地点で、50km/h走行からさらに加速を加えたようとしたところで、リアタイヤがパンク。コントロールを失い横転。競技時間内に80kmを走りきるのに十分な時間とエネルギーを残したまま、レースを終えてしまう。(ドライバーの籾井君は、ばんそうこう程度のかすり傷だけで無事です)
関連リンク:2003 WEM http://www2.ogata.or.jp/wem/03wem/03wem.htm
秋田県大潟村ソーラースポーツラインで開催中の『2003ワールド・エコノ・ムーブ』会場にて、古河電池の熊谷氏が発表した内容によると、昨年まで8月に開催されていた菅生サーキットで開催されていたEVエコランレースは、「World
Electric Vehicle Challenge in SUGO」に名称を改め、開催日程も11月2(日)〜3日(祝)に変更になるとのこと。レギュレーションについては、本サイトで4/5に速報した内容に加えて、スタートがこれまでの1台ずつから一斉スタートに変更される。
公式練習は予定より5分遅れの14:35にスタート。オープニングラップを取ったのは、ホンダエンジニアリング EVERの5『Orca』、8分38秒。つづいてコントロールラインに現れたのは、ZDPの16『ミラクルんちくん』。その後は、チームうにゃにゃん亀吉の3『エコノ亀吉2.5号』、東海大学木村研究室の7『ファラデー・マジック』、チームヨイショットミツバの1『Hyper USO 800』、ZDPの17『スーパーモスラ』がつづく。ホンダエンジニアリング EVERの6『Aqua』、は1周目の折り返し地点で曲がりきれずクラッシュし早々にリタイヤしてしまう。 16『ミラクルんちくん』は、8分台後半のラップを重ねつづけ、4周目に5『Orca』をかわしトップへ。5『Orca』は8周目走行中にパンクでストップとホンダエンジニアリングEVERの不幸が続く。その他トップ集団は各車とも9分前半のラップで周回を重ねつづける。この状態がレース後半まで続く。 レース終了30分前、特殊電装製モータを搭載する16『ミラクルでんちくん』、3『エコノ亀吉2.5号』、7『ファラデー・マジック』が、徐々にペースを落としていく中、DDモータ勢の1『HyperUS800』、17『スーパーモスラ』が、タイムを落とさず順位を上げていく。 レース終了1分前、前の周に10分代までタイムの落ちた16『ミラクルでんちくん』をかわし、コントロールラインに最初に現れたのは1『HyperUS800』、それに遅れること20秒で17『スーパーモスラ』。この順位のまま、公式練習2時間の終了時間となった。公式練習上位の結果は、1位1『HyperUS800』13周、2位17『スーパーモスラ』13周、3位7『ファラデーマジック』12周。、4位16『ミラクルでんちくん』12周となった。
関連リンク:2003 WEM http://www2.ogata.or.jp/wem/03wem/03wem.htm
関連リンク:2003 WEM http://www2.ogata.or.jp/wem/03wem/03wem.htm
新車ラッシュとなる 2003 ワールド・エコノ・ムーブだが、インターネット上の掲示板に書き込まれた情報によると、大会直前の本日になって、新車投入を予定していた有力チームのスーパエナジーとfirst stepが、大会出場を断念した模様。スーパーエナジーは、本業多忙のため車体完成が間に合わず。first stepは、車体製作は間に合ったが、攻めすぎた車体設計の結果、試走で走行安定性に難がある事が判り、出場断念に至ったの事。残念。(s) 関連リンク:
ZDPはこの2台体制で、大会新記録と表彰台を目指す。(s)
小山工業高等専門学校 鹿野研究室は、レポート『燃料電池用DC-DCコンバータの開発』を同研究室のWebサイト上で発表した。5月3日から秋田県大潟村ソーラースポーツラインで開催される『2003ワールド・エコノ・ムーブ』(WEM)では、今年から燃料電池部門が開催される。公開されたレポートはこのレースに使用する為のDC-DCコンバータの製作の過程が説明されていて、燃料電池発電でのボンベ加温&燃料電池冷却といった内容についてもレポートされている。(s) 関連リンク:燃料電池用DC-DCコンバータの開発 http://homepage1.nifty.com/Kano/FC/FC.html
2004年5月22〜29日にギリシャで行われるソーラーカーレース「Phaethon 2004」の大会公式サイトが開設された。公式サイトに掲載された内容によると、レースの総走行距離は5日間で795kmだが、1日の走行距離は125〜220kmとソーラーカーレースとしては極めて短いため、スプリントレースになることが予想される。FIAの公式レギュレーションに準じたカテゴリーIのソーラーカーについては、150kgまでClass 1と300kgまでのClass 2に。カテゴリーIIはプロトタイプまたは市販車に準じたソーラーパネル付き電気自動車になる模様。(k) 関連リンク:Phaethon 2004 http://www.phaethon2004.org/
2003年5月14〜18日にワールドPVエポック・イン・大阪が開催され、この中で太陽光発電世界展示会が大阪国際会議場グランキューブ大阪で開催される。ソーラーカー関係者にとって最大の注目は、積水樹脂とサンパワー社の出展であり、以下のような内容の出展が予定されている。 ・P/N電極を裏側に形成した高効率太陽電池モジュール なお、大阪産業大学のソーラーカーは2003年度中にデビューが予定される新型車である可能性が非常に高い。この他にも「親子ソーラーカー工作教室」や誰でもわかる「太陽光発電セミナー」等のイベントが企画されている。また、世界中からBP Solarなどの太陽電池関連メーカーや団体が集まり、出展が予定されているので情報収集には必見だろう。展示会については入場無料。(k) 関連リンク:PV Epoch in OSAKA http://www.pv-epoch.org/
ワールド・エコノ・ムーブ実行委員会は、2003 ワールド・エコノ・ムーブの開催にあわせて5月2日に大潟村にて 未来のエネルギー燃料電池フォーラムを開催する事を発表した。参加費は無料で、燃料電池車の技術解説に関する講演や、パネルディスカッションが予定されている。(s) 関連リンク:燃料電池フォーラム http://www2.ogata.or.jp/wem/03wem/03forum.htm
ワールド・エコノ・ムーブ実行委員会は、2003 ワールド・エコノ・ムーブのエントリーリストを発表した。オープンクラス52台、ジュニアクラス37台、今年初開催の燃料電池クラスは14台のエントリー。(s) 関連リンク:2003 WEM http://www2.ogata.or.jp/wem/03wem/03wem.htm
2003年4月13日に栃木県某所で有志によるエコノムーバのテスト走行会が開催され、その模様が『キムヒデのテスト走行レポートinTOCHIGI』として公開された。テスト走行会にはZDPからは『スーパーモスラ』と新型の『ミラクルでんちくん』が参加した。 関連リンク:ヨイショット!ミツバHP 2003WEMin秋田 テスト走行レポ http://yoishot.hp.infoseek.co.jp/event/2003/030413/
これまで菅生大会を主催していた「東北電気自動車懇談会」が発展的解散し、クリーンエネルギー自動車の開発・普及や、環境やエネルギーに関連した活動を従来よりも幅広く行うことを目的とした「日本環境エネルギー協議会(Japan Association for Environment and Energy: JAFEE)」が2003年3月24日に発足した。その事業のひとつとして、菅生サーキットでのEV大会を引き継いで運営することとなった。 また、大会名称についてはISFのHans Tholstrup氏の命名により「World Electric Vehicle Challenge in SUGO」と決定した。2003年度のWEVCは8月23日(土)〜24日(日)にかけて行われる。 なお、主催者側ではサーキット設備の問題等から、これまで逆回りであった進行方向を通常方向へ修正し、10%勾配に対処しやすくするためにバッテリーも高放電率特性に優れた古河電池FPX1275へ変更することを検討している。(k)
WSR・JISC・WSBR大会事務局のClean Energy Alliance 事務局は、大潟村の公式Web上で、 WSR・JISC・WSBRのエントリー受付期間の変更と、20003年WSR・JISC・WSBRレギュレーション変更点の検討案を公表した。今回発表された変更点の検討案には、コースの1周が25kmになる事、リチウムイオン系電池の重量に関する変更、JISCでの燃料電池クラス新設の件が含まれている。コースが25kmになるのは、コース北端にある昨年までの折り返し地点付近に、新しい排水ポンプ場が建設され、その影響で折り返し地点が手前の北の橋付近に変更になる為。(s) 関連リンク:2003 wsr/jisc/wsbr information http://www2.ogata.or.jp/wsr/wsrinfo1.htm
2003年3月22〜23日に大阪舞洲にて開催された、「ワールドエコノムーブin舞洲・大阪2003」の大会レポート『キムヒデの舞洲レポート』が公開された。 関連リンク:WEMGP第1回リザルト http://www2.ogata.or.jp/wem/wemgp/03wemgp/no1/03gp1.htm
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