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充電式単3電池40本のエネルギーを使って走る、電気エコラン競技:Ene-1。
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FIA Electric & New Energy Championship ソーラーカーレース鈴鹿2021、OLYMPIA/DREAM/CHALLENGEクラス5時間耐久決勝レースは、予定通り午後1時にスタート。 1周目からレースをリードしたのは、TEAM RED ZONE。4'01.166のベストタイムを出し、2位につけていた芦屋大を引き離しにかかる。しかし、グリッドに車両を並べる頃にはあった夏の日差しは、スタート直後から鈴鹿山脈東側に発生した雷雲に徐々に遮られ、スタートから30分、西コースを中心に雨が降り始める。トップを走るTEAM RED ZONE以下、各車もペースを落とし、上位勢のラップは5分台での推移となる。 スタートから40分後、TEAM RED ZONEがピットイン。左後輪のタイヤのみを交換した後、そのままトップでコースへ復帰。 その直後、晴天時と変わらない4'30のラップを出し続けいていた柏会が、ペースを上げられないTEAM RED ZONEをかわしてトップへ。さらに柏会と同型車のKAITもTEAM RED ZONEに迫り、スタートから約1時間で、TEAM RED ZONEをとらえ2位に浮上する。 レース開始から90分に迫る頃、各車ルーティンのピットイン。ピットインの作業時間やその後のペースから、上位の順位はRED ZONE、柏会、KAITの順に戻った。 その後雷雲はレーダから消え、コースは再び日射が恵まれるようになる。3位争いはピットインのタイミング等で入れ替わりながら変動はあったが、トップはそのまま独走。 レース後半では、3'47.169のファステストラップを記録する余裕を見せたが、レース残り15分、RED ZONEはスローダウン。しかし、2位柏会とのリードは守りきり、止まりそうな速度でシケインを通過した後、完全燃焼で最後のチェッカーを受けた。
CHALLANGEクラスはTEAM MAX SPEEDが、余裕の走りでクラス優勝となった。すべての結果は、大会公式ページ参照。
(s) OLYMPIA/DREAM/CHALLENGEクラス 決勝結果
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FIA Electric & New Energy Championship ソーラーカーレース鈴鹿2019、ENJOYクラス4時間耐久決勝レース。夜中に雨が降り、路面はドライだが少しひんやりとした朝7時、4時間耐久レースがスタートした。 序盤、オリンパスRS、MTHS松工、STEP江東の3台が、時折入れ替わりつつ、トップを争う。昨日フリー走行最後にコースアウトした平塚工科は、その3台から徐々に離されていく。 レース開始から90分が迫る頃、各車ルーティンのドライバー交代でピットイン。この後、MTHS松工はペースを上げ、トップに。この時点で4位の平塚工科は1Lapの差をつけられてしまう。 4時間レースの残り1時間30分が過ぎると、各車続々と2回目のピットイン。この時点で5位を走行していたサンレイクは2回目のドライバー交代後ピットアウト。しかし、エネルギーマネージメントの問題か、1周走ると再びピットインし、車をピット前に止めるとドライバーは降りてしまう。 レース残り1時間、平塚工科は、先程のドライバー交代後、若干ペースを落としてきたSTEP江東をかわして、3位へ浮上。この時点で上位3台のラップタイムは5'30前後で拮抗。 残り30分、トップを走るMTHS松工は、1周あたりのラップを少し落とすが、その後はペースをキープし、後続との間隔を守り続ける。2回目のピットインでモータの固定をミスしてタイムロスをした千葉黎明は、5'01.688のこの時点でのファステストラップを出す走りを見せるがデグナーでパンクに見舞われ単独コースアウトし、グラベルに車を止めてしまう。 残り20分で、平塚工科がこのタイミングでパンクし、ピットイン。タイヤ交換をしてコースへ復帰するが、4位へ後退。バッテリー切れでS時に止まる車もある中、終盤、徐々にペースを上げたオリンパスRSが、ファイナルラップでファステストラップ4.39.989を記録し追い上げる。しかし、トップまでは届かない。 4時間のレースが終わり、夏の日差しが戻った鈴鹿に、チェッカーが振られる。安定した走りを見せた地元:MTHS松工が、最後の4時間耐久総合優勝となった。(s) ENJOY I /IIクラス 決勝結果
30年目の、そして最後の、太陽の鈴鹿『FIA Electric & New Energy Championship ソーラーカーレース鈴鹿2021』。 昨年大会はコロナウイルスの影響で中止となり、二年ぶりの開催となる今年の大会は、『ソーラーカーレース鈴鹿』最後のレースとなる。 午前中の車検の後、午後には明日のスターティンググリッドを決定するフリー走行が行われた。本日の鈴鹿の天候は晴れ。特に朝方は雲が多く、日中は周辺で雷雨が発生する天候だったが、雨雲がサーキットにかかることはなく、最高気温は34度を超える厳しい暑さの中、フリー走行は行われた。 OLYMPIA/DREAM/CHALLENGEクラスのフリー走行では、TEAM RED ZONEが予選スペシャルのモータを投入し、予告通り、最後の大会でそれまでのコースレコードを更新した3'19.982で、明日のポールポジションを獲得。例年RED ZONEと上位争いをするOSUは本大会不参加だったが、2位以下が混戦状態。4,11前後に芦屋・KAIT・JTEKT・静岡・柏会が僅差で並んだが、KAITはホワイトラインカットでベストタイムが抹消され8位になった。 続いて午後3時から同じく1時間半おこなわれたENJOYクラスフリー走行でトップタイムは、地元:MTHS 松工ソーラーカーチーム。平塚工科高校社会部はフリー走行終了直前に6位のタイムを出すが、その後のタイムアタックを続けていた最終ラップの最後、日立Astemoシケインにて、遅い車を避けようとしコースアウト。グラベルに突入し、パネルを搭載しているカウルが外れてしまった。 OLYMPIA/DREAM/CHALLENGEクラス フリー走行結果
ENJOY I /IIクラス フリー走行結果
明日の決勝レースは、フリー走行のタイム順でグリッドイン。ENJOY I/II決勝4時間耐久は午前7時、OLYMPIA/DREAM/CHALLENGE決勝5時間耐久は、正午にスタートする。 関連リンク: |
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