何か新しいものはないかなぁ?と思っていると、ブリヂストンのECOPIA with ologicがありました。このテクノロジーブランドはBMWの電気自動車i3のときに登場し、大径+狭福で転がり抵抗と空気抵抗を減らすコンセプト。大径の方が乗り心地も良いのではないか? 95/80R16のソーラーカー用ラジアルタイヤは2015年のオーストラリア大陸3,000kmソーラーカーレースであるWorld Solar Challenge向けに開発されたもので、2015年の鈴鹿大会でもテストされていました。今回は、JTEKT、名古屋工業大学、金沢工業大学あたりがこのタイヤで鈴鹿にアタックするようだ。ソーラーカー用タイヤの中でも特に転がり抵抗が少ないタイヤではあるが、グリップ力、耐摩耗性、耐久性、横剛性など様々な性能が求められる。おそらくは、ブリヂストンの超低転がり抵抗タイヤ開発の先行開発としても位置づけられているのではないだろうか? お次は、JTEKTのピットで出してもらった、セラミック軸受け。窒化ケイ素(Si3N4)という高い高度をもつ材料は比重も軽めで、モータやホイールハブで発生する転がり抵抗を下げています。もちろん、通常のベアリングでも転がり抵抗は十分に下がりますが、ちょっとでもエネルギー効率を上げたいソーラーカーやエコラン大会で採用されるケースもあるようだ。個人的には黒真珠よりも宝石的価値が高いのではないかと思われます。なんとも言えないいい光沢です。 |