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 BackNumber〜2015鈴鹿

 2015 Ene-1 GP SUZUKA 2015/08/02 17:00

2015 Ene-1 GP SUZUKA、充電式単三電池40本のエネルギーで競う、エコラン競技。

KV-40は、フルコース1周を3回走行したタイムの合計で競われる。優勝はTeamBIZON。2011年初代チャンピオンの4年ぶりの優勝。今回は、モーターの巻き線を直してのリベンジだった。2位には昨年優勝の長野飯田OIDE長姫高校。3位は3回目にトップタイムを記録した2013年優勝のアヒルエコパレーシング東郷。チーム”ヨイショット”ミツバは、初回にシケインでパンク。ちーむSBRは、3回目途中で電欠。参加全車両中、3回完走は36台、完走率42%。

昨年から正式競技となった2輪のKV-BIKEは、ヘルメットにつなぎ姿のライダーが、自転車の上で前方投影面積を最小にする体制で乗るというシュールな光景が印象的な競技。東コースにて、1周のタイムを競うタイムトライアルと1時間の周回数を競うマラソン競技のポイント合計での勝負。(株)ミツバのミツバイクが、両競技トップで二連覇となった。(s)

関連リンク:
Ustream - 鈴鹿サーキット公式
2015 Ene-1 GP SUZUKA 大会公式サイト
三重)「Ene−1」レースに日台合同チーム出場 鈴鹿:朝日新聞デジタル
単3電池車、鈴鹿を疾走 エネワンGP : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
Ene‐1GP:充電式電池40本で激走 鈴鹿 /三重 - 毎日新聞
バイゾンが2度目の優勝|その他4輪-国内|F1 EXPRESS トーチュウ
用3號電池 變把戲 | 蘋果日報

 鈴鹿2015 5耐決勝レース 2015/08/01 20:00

FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿2015、OLYMPIA/DREAM/CHALLENGEクラス5時間耐久。

決勝レースは炎天下の12時にスタート。シェイクダウンとなった昨日のフリー走行で、トップタイムを記録し今日のポールポジションを取ったTEAM RED ZONEは、グリッドイン中に過電圧の上昇でモータ保護回路が動作。解除に手間取り、安全策でピットへ車両を押し戻し、ピットからのスタートとなった。

オープニングラップで、OSUは4'30を切るラップでコントロールラインを通過。TEAM RED ZONEも2ラップ目に4'15のタイムで追い上げ、ホームストレートでは、OSUの背後10秒差の位置まで追い上げた。

レース開始28分、6周を終えたところで、TEAM RED ZONEがピットイン。タイヤ周りを確認後、特にタイヤ交換等はせずに、コースへと復帰。この頃には、各車今日のペースが定まってきて、OSUとTEAM RED ZONEが、4'30程度、その後には、5分前後のタイムで、オリンピアクラスの名古屋工業と芦屋大、ドリームクラスの静岡ソーラーカークラブとJTEKT、チャレンジクラスのMAXSPEED/紀北/柏会とクラス別に並び、同一周回で、それぞれが淡々と周回を重ねていった。

レース半ばのスタート後2時間30分、TEAM RED ZONEがピットイン。ドライバー交代のみで、2位のポジションのままコースへ復帰。その後、ペースアップ。4'0台のラップを連発。1周あたり約15秒ずつ間隔を詰め、ドライバー交代を先延ばしにしているOSUとドライバー交代のタイミングで追いつこうという戦略か。

3時間が経過し、OSUがピットイン。三浦愛選手から、兄:純選手に交代。このタイミングで、フロント2輪のタイヤ交換を実施するが、わずか停止時間44秒で、トップのポジションのままコースへ復帰。2台の差は、1LAP弱。

このままレース終盤までトップの2台は走り続けるのかと思いきや、TEAM RED ZONEはこの直後に、3度目のピットイン、タイヤ交代とドライバー交代を実施するが、右フロントがなかなか外れずタイムロス。ドライバーも脱水症状で、メディカルサポートを受けた。参考までに、本日のアメダス亀山観測点の午後2-3時の気温は、昨日よりも2度以上高い37度台を記録していた。TEAM RED ZONEは、その後も、左後輪のモータ軸の緩みで4度目のピットインを余儀なくされた。

対するOSUも、残り55分でピットイン。デグナーで堺市立とOSUが接触した影響を確認するため、カウルを外し、全輪のタイヤ・サスペンションをチェック。この点検にかなりの時間を費やしたが、後続との間隔は十分にあり、トップのままでコースへと復帰。結局OSUは、一度も他車に前を走らせること無く5時間で66周を走り、大会4連覇のチェッカーを受けた。総合2位は、デビュー戦でオリンピアクラスを征したTEAM RED ZONE(63周)、3位オリンピアクラスの芦屋大ソーラーカープロジェクトMONO(63周)。

チャレンジクラスのトップ争いは、序盤からの順位がそのままの結果となり、今年はセルをSunpowerに新調したMAXPEEDが総合6位(59周)でクラス優勝。続いて、わずか14秒及ばなかった紀北(総合7位:59周)、柏会(58周)の順。堺市立は序盤の遅れが挽回できず、また、残り15分で右フロントタイヤのパンクにも見舞われ、OSUとの接触もあり、今年はついていない結果となった。

本日のレースの模様は、8/8(土)11:00〜15:00 スカパー!Ch.609 EXスポーツ にて、『2015ソーラーカーレース鈴鹿』として放映が予定されている。(s)

OLYMPIA/DREAM/CHALLENGEクラス 決勝結果
順位 No. クラス チーム名 車名 Laps
1 DREAM OSU 大阪産業大学 OSU model S' 66
2 004 OLYMPIA TEAM RED ZONE FREEDOM 63
3 003 OLYMPIA 芦屋大学ソーラーカープロジェクトMONO 芦屋 Sky Ace QUAD 63
4 2 DREAM 静岡ソーラーカークラブ FALCON 60
5 006 OLYMPIA 名古屋工業大学ソーラーカー部 Horizon Z 59
6 25 CHALLENGE Team MAXSPEED Flat Out 59

関連リンク:
Ustream - ソーラーカーレース鈴鹿2015JAF
ソーラーカーレース鈴鹿 大会公式サイト
スカパー!Ch.609 EXスポーツ - 2015ソーラーカーレース鈴鹿
ソーラーカー:54台、鈴鹿で熱戦 松阪工など出場 /三重 - 毎日新聞
ソーラーカーレース開幕 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
ソーラーカーレース鈴鹿 松阪工高3位 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
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鈴鹿2015 ENJOY4耐 2015/08/01 12:00

FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿2015。ENJOYクラス4時間耐久決勝レース。朝の空気がすがすがしい午前7時に、快晴の下、スタート。

レース前半、平塚工科、開成、立命館、オリンパスのトップ集団が、5'20台のタイムでトップ集団を形成。松工、JAGつくば、STEP江東がそれに続く。

その後、ピットインや多少のペース調整で、若干の順位変動は見られるが、先頭集団は変わらず。レース終盤まで、この4台が同一周回。天候も変わらず、晴れ。風もほとんど無く、気温は昨日と同じ35度を目指して、ぐんぐんと上がっていった。

レース終盤、残り1時間、上位勢で最後にルーティンのピットインをした開成は、このピットインで、トップのオリンパスに2分以上の差をつけられてしまう。さらにその後は、電欠でペースダウンとなり、先頭集団から後退。6連覇を狙い、この時点でトップのオリンパスと1分以上の差で2位につけていた平塚工科は、ここでペースをアップ。オリンパスよりも1周あたり10-20秒程度早いタイムにペースを上げ、ギャップを詰めにかかる。これに対して、オリンパスはペースを上げて対抗できず、1周毎にその差が徐々に詰まっていく。

残り30分、40周を走り終えた平塚工科は、ついにオリンパスをとらえ、トップへ浮上。そのままのペースをキープし続け、4時間後のチェッカーを受け、6連覇を達成した。オリンパスRSは、同一周回で2位。3位には、レース後半タイムを落とし始める上位勢を、平塚工科並のタイムでかわして浮上したTeam MIYAKOU(宮崎工業高校)が、これまでのドリームクラスからエンジョイクラス転向で、初の表彰台となった。(s)

ENJOY I /IIクラス 決勝結果
順位 No. クラス チーム名 車名 Laps
1 53 ENJOY I 平塚工科高校 社会部 平工コンセプト2015 45
2 102 ENJOY II オリンパスRS ORS-16 45
3 58 ENJOY I Team MIYAKOU(宮崎工業高校) 宮工MT-09 43
4 112 ENJOY II 立命館大学 EV-Racing + 篠塚 Rits-2015 42
5 56 ENJOY I 松工ソーラーカーチーム Diesonne 42
6 111 ENJOY II STEP 江東 えこっくる002号 41

2位 No102 オリンパスRS
エントラント山本武さん

「実は去年のバッテリーをそのまま使いました。産業用のシールバッテリーにくらべて自動車用バッテリーは劣化が早いと言われてますが、それほど悪くなかったですね。平塚工科高校は早いですね。無理をしても追い付かないのが分かったので、最後はペースを少し落としました。」

3位 No58 Teaam MIYAKOU
エントラント山本智弘先生

「今までチャレンジクラスにエントリーしてきましたが、エンジョイクラス初参加のため勝手がわからず、日射の良くない朝の時間帯は控えめのペースで走りました。後半日射が良くなるのに合わせてペースを上ました。前半からもっと飛ばしても良かったかもしれないですが、2位にはまったく届かなかったです。高校生チームはドライバーが代替わりするので、2年生の時に明日のEne-1GPで鈴鹿のフルコースを経験して、3年生でソーラーカーのドライバーを担当するようにしています。表彰台嬉しいです

 

 ソーラーカーレース鈴鹿2015 車検・フリー走行 2015/07/31 18:00

FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿2015が、開幕。本日の鈴鹿は、朝から30度を超え、昼頃には35度オーバーの熱中症も心配されるほどの、晴天。午前中の公式車検に続き、午後には明日のスターティンググリッドを決定するフリー走行(予選)が、行われた。

今回の注目は、主要メンバーが芦屋大学ソーラーカープロジェクトから袂を分かち、プライベーターとして活動を始めたTEAM RED ZONE。その名もFREEDOMという車名のカタマラン(双胴)型のニューマシンにて、今回初参戦。車検ではブレーキテストに手こずってはいたものの、まだカッティングシートも貼られていない車体のクオリティは高く、設計は立命館大OB、ドライバーも芦屋大のドライバーとして長年コースを走っている経験者。OSUと毎年優勝争いをするドリームクラスの芦屋大TIGAのエントリーが無く、トップ争いは退屈になるかと思われていた今年の大会だったが、この思わぬ伏兵が、このフリー走行でOSUをかわして3'50.047のトップタイムを記録。明日の本戦では、特に今日のような晴天の状況で、発電の多いドリームクラスのOSUと互角に戦うのは難しいが、オリンピアクラスの優勝争いは、古巣の昨年オリンピアクラス優勝の芦屋大、同準優勝の名古屋工業大学等との勝負が期待される。

続いて行われたエンジョイクラスでは、クラス六連覇を目指す平塚工科高校 社会部が、1時間30分のフリー走行最後に、4'32.330でトップタイムをマークし、王者の貫禄を見せつけた。


OLYMPIA/DREAM/CHALLENGEクラス フリー走行結果
順位 No. クラス チーム名 車名 Time
1 004 OLYMPIA TEAM RED ZONE FREEDOM 3'50.047
2 6 DREAM OSU 大阪産業大学 OSU model S' 3'51.535
3 003 OLYMPIA 芦屋大学ソーラーカープロジェクトMONO 芦屋 Sky Ace QUAD 4'10.870
4 001 OLYMPIA ENEMAX-KAI ENEMAX-KAI 02 4'11.805
5 1 DREAM アステカ・レーシングチーム タブラヂR 4'15.790
6 2 DREAM 静岡ソーラーカークラブ FALCON 4'18.889

ENJOY I /IIクラス フリー走行結果
順位 No. クラス チーム名 車名 Time
1 53 ENJOY I 平塚工科高校 社会部 平工コンセプト2015 4'32.330
2 56 ENJOY I 松工ソーラーカーチーム Diesonne 4'34.233
3 111 ENJOY II STEP 江東 えこっくる002号 4'36.633
4 108 ENJOY II 開成工業 Kaisei-03 4'41.334
5 52 ENJOY I 神戸高専 FOLLOW 4'45.430
6 102 ENJOY II オリンパスRS ORS-16 4'51.503

明日の決勝は、エンジョイクラスの4時間耐久が、午前7時、オリンピア/ドリーム/チャレンジクラスの5時間耐久が、正午にスタート。決勝レースは、JAFがUstream中継を行う予定。(s)

関連リンク:
Ustream - ソーラーカーレース鈴鹿2015JAF
ソーラーカーレース鈴鹿 大会公式サイト


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