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 BackNumber〜2014鈴鹿3

鈴鹿2014 ENJOYクラス・スタート前レポート 2014/08/02 08:00


Team OKINAWA

 

Team OKINAWAは、大里中学校技術部の生徒たちを中核メンバーとしたソーラーカーチーム。中学2年生の玉城匡人さんは今回が初めてのソーラーカーレース。「とにかく、いろいろ大変ですが楽しんでいます。強は天気が悪そうなのですが晴れてほしいです。」と話していました。ドライバーの一人はベルギー人のジレットJさん。沖縄科学技術大学院大学OISTの研究者で専門は量子力学。内容は難しそうです。でも、日本のマンガが大好きで、とくに好きなのはドラゴンボール。飛行機の中では、ソーラーカーを題材にした「曇天・プリズム・ソーラーカー」を読んできたそうです。教育イベントのボランティアを沖縄で行ってきた関係で、今回初めてソーラーカーをドライブします。ちなみに、ベルギーのUmicoreチームは知らないようでした。ファーストドライバーは牛の生産をしている新垣浩さん。

 

西脇工業高校機械工学部

 

お次は、西脇工業高校機械工学部。今年は、昨年使用した新神戸電機の制御弁式鉛バッテリーHV28-12Aを、そのまま持ち越しているので容量低下がないか、少し心配しています。ファーストドライバーの松井優さんは、ガラケー(ガラパゴス携帯電話)をヘルメットと耳の間に挟み込んでいました。ここで、取材をしていたキムヒデは質問攻めに。ミツバモータの「エコモードとパワーモード」はどのように使い分ければよいのか?だけでなく、天候の予測、坂道や平地でのペース配分、回生ブレーキを使うべきか?など、どんどん聞いてきました。「まずい、時間切れで取材が間に合わなくなる!」

 

JAGつくばソーラーカーチーム

 

JAGつくばソーラーカーチーム(写真左)。ファーストドライバーはエントラントの寺田功さんがドライバーも務めることに。セカンドは北野修史さん。2008年に購入した昭和シェル(KIS)太陽電池モジュールはセルの四隅のあたりの接着用樹脂(EVA)に、ガスが発生したか進入したため、白くなっていました。光が遮られるわけではないので、大きな発電低下にはつながらないものの、 反射が増えるので影響はゼロではありません。チームの目標は昨年と同様3位以内の表彰台だ。

 

オリンパスRS

オリンパスRSのエントラントである山本武さん。オリンパスRSは光学機器メーカーのオリンパスの社員チームです。今回は、オリンパスの広報部署が密着取材中のようで、いつもよりも意味で気が抜けない状況?のようです。バッテリーは加温充電済み。ソーラーカー活動の様子は、車内広報やリクルーティングなどで活用されるそうです。スタート時には少しドタバタもあったようですが、順調に周回を重ねていきます。序盤に速いペースで走行するチームが多いなかで、厚い雲に覆われた空を睨みながらマイペースで走行し、虎視眈々でトップを狙っているように見えます。 (k)


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