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単三形充電池40本のエネルギーで競うエコラン競技:Ene-1 GP、ツインリンクもてぎでの開催は今回で3回目。決勝レース開催は11月29日、天候は雨。競技は一周1.5mile(2.414km)のオーバルコースにて、1周のタイムを競う『ONE LAPタイムアタック』と、90分間走行する耐久レース『e-kiden90分ロングディスタンス』の合計ポイントで争われた。
優勝は、ONE LAPタイムアタック3位からスタートし、雨対策でスクリーンに穴をあけながらも、90分ロングディスタンスのファイナルラップでトップに立ったTeamBIZON。昨年に続き大会2連覇。TeamBIZONを一時は2分以上引き離し、エネルギー的には余裕がありながらも油断し、最後に逆転を許してしまったチームヨイショットミツバは2位。3位にONE LAPタイムアタックで3'01のトップタイムを記録したTeam ENDLESS。本大会初出場のZDPのTachyonは、総合6位となった。(s) 関連リンク:
2011年からチリ・アタカマ砂漠にて開催されている南米唯一のソーラーカーレース『カレラ・ソーラー・アタカマ』。2014年大会は、5カ国20チームが参加。標高差3400m以上の1200kmのコースにて、11月13日から17日の間、休息日一日を含む5日で競技が開催された。
日本から初参戦の東海大は、序盤悪路に苦戦。税関事務所での通関手続きの遅れや、足回りのパーツ破損で、一時3位まで後退するが、大会最終日に逆転し、優勝を果たした。(s) 関連リンク:
2014 WEM GP最終戦、2014 NATS EV 競技会(日本自動車大学校 Automotive Park NATSサーキット/1周1,110m)。 レース序盤、2分0秒台のラップでレースをリードしたのは、昨年のこの大会でデビューウィンを飾ったPROJECT MONO◇TTDC/MONO-F。ほぼ同じペースでそれに続いたのは、チーム"ヨイショット!"ミツバ/ULTIMATE TESLA'14、アヒルエコパレーシング東郷/Pursuiter。2分10-20秒台のラップで、first step Aisin AW/つばさ54号、PROJECT MONO◇TTDC/MONO-X^3、チームスーパーエナジー GRIFFON、長野県長野工業高等学校環境システム班の2台、Team ENDLESS/リボンGo!、そしてZDPのTachyonと、上位勢には秋田の大会を思わせるメンバーがそろった。 レース半ばのスタートから1時間後、スタート前と同じくらいの通り雨が降り、再び路面を湿らせる。この頃ULTIMATE TESLA'14が、MONO-Fをかわしてトップに浮上。ここで差を広げられると苦しいMONO-Fだったが、レース時間残り20分の45周目走行中に、タイヤバリアに突っ込み、ストップ。大きな損傷は無く、再スタートを切るが、このアクシデントにより2台の差は、ほぼ1周まで広がり、優勝争いの勝負はついたかと思われた。 しかし残り5分、54周目を終えたULTIMATE TESLA'14が失速。残り2分30秒でMONO-Fは先に55周を終え、コントロールラインを通過するとチェッカーまでさらにもう1周走行し、大会新記録となる56周で逆転優勝となった。失速したULTIMATE TESLA'14は、後続のアヒルエコパレーシング東郷/Pursuiter(55周)にもかわされ3位。first step Aisin AW/つばさ54号は、2度のスピンと最後バッテリーを余らせての4位(52周)。ZDPのTachyonは、特に目立ったトラブルがあったわけでは無いのだが、消費が多くペースが上げられず47周の記録に終わった。 最終戦の結果、2014 WEM GP戦でも上位3位の順位変動は無い見込みで、WEMGP協議会の正式な発表を待ちたい。(s) 関連リンク:
株式会社ミスミは、“ものつくり”を伴う競技会に参加している学生団体向けに、5万円分の部品を提供する支援プログラム『学生ものつくり支援』の、2014年度募集を開始した。
毎年恒例、ZDP大忘年会のご案内をさせていただきます。 レーシングソーラーカーやEVエコランレースに興味がある方ならば、どなたでも参加できます。2014年の反省と来年の野望を肴に、大いに盛り上がりましょう。
お申し込みは専用フォームからどうぞ。〆切は11月28日(金)としますが、お申し込み後、前々日まで人数の微調整が可能です。会場は100名規模でも収容可能なので、団体での参加も大歓迎ですが、人数の多い団体でのお申し込みは、概算の人数だけでも早めにいただけると幸いです。ご参加お待ちしています。(s) 追記(2014/11/29):
2014WEMGP第4戦、2014全日本EVシングルシーター・エコランGPチーム選手権シリーズ第2戦。 車高が極端に低く、防水対策も乏しいエコランカーには、非常に厳しいコンディションとなり、出走を取りやめるチームもある中、予定より5分遅れの11:20に決勝レースはスタートした。スタート後、雨は弱まる見込みも無く気温も低いことから、一時はレース時間を1時間短縮する事も検討されたが、結局出走全チームの同意が得られず、予定通りの2時間で決勝レースは行われた。 優勝は、チーム”ヨイショット!”ミツバ/ULTIMATE TESLA '14(14周)。雨の視界対策としてフロントカウルを取り、ピットからのスタートを切ったが、徐々に順位を上げレース半ばでトップに立ち、チェッカーまで逃げ切った。2位にTeam ENDLESS/リボン Go!(14周)。キャノピーが車体上部に出ていて視界が良く、防水性も高く悪天候に強く、今回も安定した走りで上位入賞。3位first step AISIN AW/つばさ54号(14周)。序盤、キャノピーの水滴と曇りで視界が悪く、ピットインでキャノピーに窓を開けてコースへ復帰。その後は上位を追い上げ、終わってみればポディウムへと食い込んだ。 フロントカウルを取り、ピットスタートから一時は3位まで順位を上げていたZDP/Tachyonは、最後の30分で失速し5位。WEMGP戦で2位につけ、GP戦トップのつばさ54号との差を詰めたかったPROJECT MONO◇TTDC/MONO-Fは、モータコントローラへの浸水でピットインを繰り返し、結局7位という結果に終わった。WEMGP戦ランキングでは最終戦を残しているが、今回の暫定結果で、GP戦2位のMONO-Fが最終戦で優勝しても、逆転ができない点差となった為、first step AISIN AW/つばさ54号のシリーズ優勝が確定した。 2014WEMGP戦は、次回11月8日に千葉県成田市で開催される2014NATS EV競技会で最終戦を迎える。(s) 追記(2014/10/09): 関連リンク: |
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