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Run Your Car On Sunshine: using solar energy for a solar powered car
James Neal Blake, Ph. D. (著)
太陽エネルギーで自動車を走らせようと考えた古い本。太陽電池ではなくスターリングエンジンなどを動力源にすることが前提となっている。
Love Street Books
ISBN: 0-915216-65-5
1973/07/02 |
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Sunraycer's Solar Saga
Bill Tuckey
1987年に開催された第1回World Solar Challengeの優勝車のGM Sunrayceの記録。写真が非常にいい。1989年に発行されるSunraycerは事実上この改訂版にあたり、ページ数などが増えた。
Berghouse Floyd Tuckey Pub. Group
ISBN: B0007BH88O
1987 |
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ソーラーパワーが翔んだ―第1回ワールド・ソーラーカーレース
斎藤敬 (著)
第1回ワールド・ソーラー・チャレンジのドキュメンタリー。第1回というだけに、手探り状態で大会が行われていく様子がわかる。
文芸春秋
ISBN: 4163428305
1989/01 |
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Sunraycer
Bill Tuckey (著)
1987年第1回目のワールド・ソーラー・チャレンジの優勝車であるGMサンレイサーの記録。写真が豊富で第1回WSCのソーラーカー写真集と言ってもよいだろう。「Sunraycer Solar Saga」の改訂版に相当する。
Chevron Pub. Group
ISBN : 1875221018
1989 |
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Gm Sunraycer Case History/M-101
1987年に第1回WSCで優勝したGM Sunraycerの開発のための膨大な資料集。この時点で、ここまで考えて作ったのかという意味で製作に関係したエンジニア達は賞賛に値する。
Society of Automotive Engineers
ISBN: 1560910135
1990/12/01
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地球にやさしいソーラーカー
藤中正治 (著)
ソーラーカーの意義や、仕組みについて簡単に紹介した本。1991年の段階で地球温暖化の立場から太陽エネルギー利用の重要性について説いている点は先進的であった。
東京電機大学出版局
ISBN: 4501412100
1991/03/30 |
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Racing With the Sun: The 1990 World Solar Challenge
Chester R. Kyle (著)
1990年に開催されたワールド・ソーラー・チャレンジの記録。車両データなどの記述も多い。
Society of Automotive Engineers
ISBN: 1560911611
1991/10/01 |
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ソーラーカー
後藤公司 (著)
細かなテーマごとに、短くまとめられた短編小説のような技術解説本。当時としては、技術屋の視点から見た本が少なかっただけに、非常に参考になったのでは?
日刊工業新聞
ISBN: 4526030791
1992/03
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Curve of the Future: Food-Trees, Solar Cars, War-Math, the Fun Economy
Edward Passerini (著)
1970年代に"The Green Book"というのが最初に発行されたらしい。本書は、未来が抱える問題点を指摘し、そのトレンドについて幅広く触れている。ソーラーカーという文字がタイトルにあったので思わず手にしてみたが、数ページしか記述がなくて残念。
Kendall/Hunt Publishing Company
ISBN: 0840373813
1992/12 |
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チャレンジザソーラーカーソラえもん号発進!
ソーラーカー業界では現在でも人気ナンバー1のソラえもん号。今でも海外チームからは猫とは認識してもらえていない。こどもを対象とした本として1992年に登場しているところがすごい。「F1vsソーラーカー徹底研究」や「ソラしもん号vsソラえゼン号」のコーナーなど、業界マニアも楽しめます。チームシモンの中には、鈴鹿サーキットなどで、おなじみの面々の名前もあり、歴史の変化も学べます。
小学館
ISBN: 4091107818
1992/12 |
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図解 ソーラーカー―やさしい解説で基礎がわかる
橋口盛典 (著)
1992年に鈴鹿サーキットや能登を走ったソーラーカーの時代の本。当時の最新ソーラーカーの技術を追いかけている。
山海堂
ISBN: 438107677X
1993/05 |
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ソーラーカー製作ガイドブック 自然エネルギー・ガイド
米田裕彦、吉田充男、山田喜夫 (著)
著者は某工業高校に在籍する方々。1993年に発行されただけに、内容的にはだいぶ古くなってしまったが、温故知新ということで検証してみると面白いだろう。
パワー社
ISBN: 482772251X
1993/09 |
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Sunracing
Richard King, Melissa King, J. Ward Phillips (著)
1992年頃までのソーラーカー大会やそれに参加したソーラーカーなどについてまとめられている。写真が多く、ソーラーカーの歴史を振り返るのに最適。
Human Resource Development Pr
ISBN: 087425227X
1993/12 |
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Solar Racing Cars: 1993 World Solar Challenge
John Storey, Anthony Schinckel, Chester Kyle (著)
第3回ワールド・ソーラー・チャレンジについてまとめた本。レースの結果だけでなく、技術的な解説も非常に豊富。出場車両の詳細なデータも掲載されている。
Australian Government Pub. Ser
ISBN: 0644335394
1994/01/01 |
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ソーラー電気自動車のおはなし
藤中正治 (著)
東京電機大学の藤中正治教授が執筆した本。市販車をコンバートした電気自動車に太陽電池を装着して補助動力を得たソーラーカーを中心に、EVから初期のソーラーカーまでを対象に書かれている。
日本規格協会
ISBN: 4542901874
1994/08 |
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光の国のグランプリ―ワールド・ソーラー・チャレンジ
中部博 (著)
1993年のワールド・ソーラー・チャレンジのドキュメンタリー。ホンダチームを中心にレースの中で繰り広げられるドラマが描かれている。専門でない人でもソーラーカーについて知ることができる。
集英社
ISBN: 4087830837
1994/08 |
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作ってみようソーラーカー―エネルギー源は太陽 サイエンス・シリーズ
城上保、田中佑治、小倉弘幸 (著)
鈴鹿高専のメンバーが中心となって書かれた本。タイトルの響きからいって、おそらく初心者向けに書かれた本であるので仕方ないが、それ以前に書かれた本に比べると時代とともに進歩した記述が少ない。
パワー社
ISBN: 4827722382
1994/08 |
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走れ!ソーラーカー―光と夢の3000キロレース ノンフィクション・ワールド
中部博 (著)
1993年のワールド・ソーラーカー・ラリーの様子を取材した、小中学生向けのドキュメンタリー。「光の国のグランプリ」をベースに書き改められたもの。
大日本図書
ISBN: 4477007442
1996/09 |
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Das Powerbike
Hannes Neupert (著)
ハンス・ニューパート氏はZero to Darwin Projectとともに1996 World Solar Challengeに参加した。電動自転車を中心に、ソーラーバイシクル、ソーラーカーまで記述がある。ドイツ語で書かれているため写真を眺めるしか手がないが写真は多めなので内容はわかる。残念ながら入手性は極めて悪い。
Delius Klasing
ISBN: 3-89595-123-4
1997 |
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Speed of Light: The 1996 World Solar Challenge
David M. Roche, Antony E. Schinckel, John W. Storey, Clive P. Huphris, Michelle R. Guelden (著)
1996年にオーストラリアで開催されたワールド・ソーラー・チャレンジについてまとめられた本。当時のソーラーカーに関する最新技術をまとめた本であり、インパクトがあった。ソーラーカーに携わる者のバイブルとも呼ばれた本。今から読んでも読み応えあり。
Intl Specialized Book Service
ISBN: 073341527X
1998/02/01 |
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The Leading Edge: Aerodynamic Design of Ultra-Streamlined Land Vehicles
Goro Tamai (著)
ソーラーカーのための空力について解説した本。MITの車両における試みなどを中心に、理論から実践まで幅広く挑戦的に書かれている空力の名著。とにかく読んでおきたい一冊。
Robert Bentley
ISBN: 0837608600
1999/05/01 |
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Solar Powered Racers Racing With the Sun
Hertor Ibarra (著)
ソーラーカーの小型模型によるレースを理解するための初心者向け解説本。模型ソーラーカーの作り方から、運動について分かりやすく説明され、数式による簡単な計算も行っている。
Showboard Inc
2003/01
ISBN: 1891022067 |
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The Solar Car Book: A Complete Build-It-Yourself Solar Car Kit Including All the Parts, Instructions and Pain-Free Science
Klutz (著)
ソーラーカーの製作キットが入った子ども向けの本。製造されてから時間が経過していると、動力を伝える輪ゴムなどが劣化してくるのが気になる。
Klutz Pr
ISBN: 1570546460
2001/09/01 |
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太陽と大地の詩―シルクロードを熱走するドリーム・チャレンジ号
「日中伊協同ソーラーカーシルクロード走行団」取材班 (著)
中日本自動車短期大学、イタリア国立フェラーリ工業専門学校、中国の国際プロジェクト。2001年10月27日のNHK BS1の「太陽と走れソーラーカー、シルクロードを行く」 で放映された。残念ながら完走できず、話の結末はちょっとせつない。
人間社
ISBN: 4931388299
2003/06 |
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The Winning Solar Car: A Design Guide for Solar Race
Car Teams
Douglas R. Carroll (著)
ミズーリ・ローラ大学チームに所属するダグラス・R・キャロル氏が執筆したソーラーカー設計者のためのガイドブック。ソーラーカーを製作するのであれば、読むしかない!!
Society of Automotive Engineers
ISBN: 0768011310
2003/10/01 |
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エレクトリック エンジン・カー
藤中正治 (著)
日本のソーラーカーの創始者のひとりである藤中教授の長年にわたる研究成果をわかりやすく紹介している。エネルギーや環境などの問題をを少しでも改善するための、地球にやさしい自動車としてS-EVを提唱。公道を走れる電気自動車に太陽電池を取り付けたS-EVによる挑戦の記録が記されている。
東京電機大学出版局
ISBN: 450111150X
2003/11/10 |
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A Solar Car Primer
Eric F. Thacher (著)
Clakson大学に所属しているTacher氏が執筆した「ソーラーカー入門」。入門と聞くとあまり期待を持てないところだが、実際に読んでみると内容のレベルは意外と高い。空力を中心とした車体設計の部分の記述に特に力が入っている。
Nova Science Pub Inc
ISBN: 159033308X
2003/12 |
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エコ電気自動車のしくみと製作
日本太陽エネルギー学会 (編)
木村英樹(東海大学)、池上敦哉(ヤマハ発動機)、鵜沢潔(東京大学)、澁谷秀樹(富士重工)、鹿野文久(小山高専)、籾井基之(本田技術研究所)、小原宏之(玉川大学)が執筆した、EVエコランカーを中心とした解説と製作ノウハウをまとめた本。燃料電池やソーラーカーについても紹介がある。当初の予想以上に発行部数を伸ばした。続編発行への期待も高い。
オーム社
ISBN: 4274202917
2006/09/20 |
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日本を救う道を求めて−ガンと闘うソーラーカー実用化第一人者−山本悌二郎ものがたり
杉原淳 (著)
本書が扱うソーラーカーというのは、主に軽自動車や電動車椅子に太陽電池パネルを装着した公道を走る車である。このようなタイプのソーラーカーを学生とともに開発した山本悌二郎氏の生き方についてまとめられた本。第1部がソーラーカーについて、第2部は潜水艦、第3部は科学の未来像について書かれている。潜水艦の業績の方がすごいかも。
現代図書
ISBN: 978-4434125799
2009/01/30 |
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レッドシャイン
濱野京子(著)
福島高専のエネ研に参加する学生を中心に、秋田県大潟村で開催されるソーラーカーレースに出場する話を著者が同行取材し設定ネタを収集。太陽光に導かれて淡い恋がはじまるということで、高専生の青春を描いたもの。何をすればよいのか分からない若者が、目的を見つけてソーラーカーに打ち込む。技術的な破綻はないものの、文系の著者であることもあり、製作技術に関する記述は控えめであり、ストーリー重視の作品。
講談社
ISBN: 978-4062153836
2009/04/10 |
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エコ電気自動車のしくみと製作(中国語版)
日本太陽エネルギー学会 (編)
オーム社発行の「エコ電気自動車のしくみと製作」が、オーム社と契約している西安交通大学出版社によって中国語に翻訳されたもの。内容は日本語版と同じであるが、図表を見ると修正等が入った第3刷をもとに制作されている。日本語版と一緒に読むと技術中国語の勉強に、中国語版と一緒に読むと技術日本語を学ぶこともできる。
西安交通大学出版社
ISBN: 9787560534923
2010/05 |
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世界最速のソーラーカー−オーストラリア大陸縦断3000kmの挑戦
東海大学チャレンジセンター (編)
シャープをはじめとする企業から新エネルギー・省エネルギー技術を一同に集めたソーラーカー「Tokai Challenger」。東海大学チャレンジセンターのライトパワープロジェクトの学生たちが集い、先輩エンジニアとともに世界に挑み奇跡ともいえる優勝を成し遂げるまでを記録した。発行元による分類は教育であるが、先端科学に分類されているケースが多い。
東海大学教育研究所
ISBN: 978-4486037156
2010/06/23 |
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A Solar Car Primer
Eric F. Thacher (著)
2003年に発行された本の改訂版?
Nova Science Pub Inc
ISBN: 978-1608761616
2011/01 |
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曇天・プリズム・ソーラーカー1
太田垣康男(原作)、村田雄介(漫画)
「ジャンプスクエア」に連載されたコミックの単行本。東洋工科大学ソーラーカーチーム(架空の設定)がソーラーカーレース鈴鹿を目指すというストーリー。東海大学ソーラーカーチームと木村英樹教授が資料提供や作画アドバイスなどを行った。全2巻。場面により参考にしたソーラーカーの写真が異なるため、業界人が見た場合、数種類のソーラーカーが存在しているように見える。ソーラーカーを題材にしたコミック第1号として、認知度を高めることに貢献した。
集英社
ISBN: 978-4-08-870249-0
2011/06/08 |
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曇天・プリズム・ソーラーカー2
太田垣康男(原作)、村田雄介(漫画)
「ジャンプスクエア」に連載されたコミックの単行本。東洋工科大学ソーラーカーチーム(架空の設定)がソーラーカーレース鈴鹿を目指すというストーリー。表紙は2009年型Tokai Challengerがモチーフとなっている。もともと、短期連載の計画であり予定通り全2巻となった。
集英社
ISBN: 978-4-08-870250-6
2011/07/09 |
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ソーラーカーで未来を走る
木村英樹 (著)
小学校高学年(5,6年生)から一般までを対称としたソーラーカーの紹介書籍。東海大学ソーラーカーチーム監督(工学部電気電子工学科)の木村英樹教授が執筆。ソーラーカーの位置づけや、「Tokai Challenger」の開発プロセス、オーストラリア大会参戦の模様などが書かれている。専門的な解説は少ないが、簡単に説明されているにもかかわらず、、精度の高い説明にこだわっており、ソーラーカー業界の人が読んでも、読み応えがある内容となっている。
くもん出版
ISBN: 978-4774319599
2011/09/25 |
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ライジング・ロード
高嶋哲夫 (著)
東北にある経営危機を向かえた大学が、立て直しのために非常勤教員を雇い、チームを作ってソーラーカー大会を目指すという筋書きではじまった小説。しかし、その後は幾多の困難が彼らを襲うことになる。
PHP研究所
ISBN: 978-4569810737
2013/03/10 |