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2013年電気自動車・燃料電池車・ソーラーカー製作講習会の詳細が、日本太陽エネルギー学会より発表された。例年通り2月に東日本と西日本で開催され、東日本では2012年度のWEM GP表彰式も開催される。申し込み方法等詳細は、別紙ファイル(東日本・西日本)を参照。(s)
別紙: 関連リンク:日本太陽エネルギー学会 http://www.jses-solar.jp/
朝から降り始めた雨は、時折強く降ることも。路面は完全にウェット。北寄りの風で気温も上がらず、最高気温も10度と、12月下旬並みの寒い天候。撤収等を考慮し、決勝レースは当初予定よりも1時間早い11:30に繰り上げられた。 本戦の決勝レースで使用できる電池は、通常のレースの半分である古河電池製FT4L-BS*2個だが、レース時間は標準の2時間。11時から整列始めたスターティンググリッドでは、雨の視界不良対策として、空力を犠牲にして、スクリーンを切り取るチームも。雨雲レーダーによると上空の雨雲は徐々に切れつつあるが、まだ小雨が残るコンディション。スタート進行中にグリッド上の車両から退避しないチームがあったため、再カウントダウンにより一分遅れの11:31にレースはスタート。雨対策としてピットスタートを選択したfirst step AISIN AW/つばさ54号は、グリッド上の全車が出走した後から、先頭より約2分遅れでコースインした。 水しぶきを上げながらの序盤、PROJECT MONO ◇ TTDCのMONO-XX(赤)とMONO-X3(青)、チームスーパーエナジー/GRIFFON、千葉県立下総高等学校 自動車部A/INNOVATION 11、Team ENDLESS/リボンGo!、チーム"ヨイショット!"ミツバ/Hyper TESLA 12がレースをリード。その上位勢に後方から追い上げるつばさ54号は、視界不良対策の為フロントキャノピーの穴空け作業でタイムロス。一時はトップを走っていたMONO-XXも、視界不良でミスコースし、こちらも先頭集団から遅れをとってしまう。 レース中盤、雨はほぼ上がり、観戦に傘はいらない状態に。この頃になると、雨対策としてフロントスクリーンを大きく開けていたミツバ、オーバーペース気味だった千葉下総高が後退し、先頭集団はMONO-X3、スーパーエナジー、序盤のロスをリカバーしたMONO-XXとfirst step AISIN AW。少し離れてTeam ENDLESS。しかしその後MONO-XXはパンクに見舞われ、修理しコースへ戻るが、今回はレース終了までにこの遅れを取り戻せずに、優勝争いから脱落してしまう。 レース終盤、濡れたままの路面で安定したペースで走行を続けるMONO-X3に、スーパーエナジーとfirst step AISIN AWはついて行けず、徐々に間隔を広げ、最後は周回遅れに。MONO-X3は、2時間で45周を走り切り、前戦舞洲に続きウェットコンディションのレースを連勝した。2位はチームスーパーエナジー/GRIFFON(44周)、3位にfirst step AISIN AW/つばさ54号(44周)。 2012WEMGPは前戦でチャンピオンが決まっていたミツバに続いて、今回優勝のMONO-X3が2位を守り、3位にチームスーパーエナジーが浮上という結果で、今シーズンのGP戦が終了した。(s) 関連リンク:
株式会社ミスミは、“ものつくり”を伴う競技会に参加している学生団体向けに5万円分の部品を提供する支援プログラム『学生ものつくり支援』への応募団体を、募集している。 株式会社ミスミは、FAの生産ライン等で使用されるメカニカル部品や、エレクトロニクス、金型部品等200万アイテムの開発・提供を行っている部品商社。部品を標準化することで、高品質・低コスト・短納期を実現し、「世界の製造業の裏方」としてものつくりを支えることを企業理念に掲げている。この理念のもと、将来の製造業を担う学生を応援するため、ロボットや自動車競技会などに挑戦している団体への部品提供活動『学生ものつくり支援』を実施している。 現在募集中の2012年度応募〆切りは、11月21日17時。応募資格・応募手順の詳細は、『学生ものつくり支援』サイト参照。同サイトでは、2010年度に部品提供を行った工学院大学ソーラーカープロジェクトのインタビューも、掲載されている。(s) 関連リンク:
パナソニック製充電式EVOLTA(単3型ニッケル水素電池)40本をエネルギーとして行われるEVエコランレース:ene-1 KV-40。今年は夏の鈴鹿に続き、11月10日に ツインリンクもてぎ で初開催された。 レースはオーバルコースのスーパースピードウェイ:1周2.49234kmで開催。天候は晴天に恵まれ、午前中に行われた1周のラップタイムを競うタイムアタックに続き、午後には1時間耐久の決勝レースが行われた。 決勝レースには20台が出走。スタート後、各車EVエコランレースとしては高速な50-60km/h程度で巡航する中、上位争いが期待されていた四十雀(鈴鹿ene-1昨年優勝)、チーム”ヨイショット!”ミツバ(鈴鹿ene-1今年優勝)、アヒルエコパレーシング東郷(鈴鹿ene-1今年5位)等が、パンクでリタイヤ。チェッカーが提示された1時間後まできちんと走り続けた今市工業高校が、20周の記録で1-2フィニッシュ。飯田工業高校原動機部は、夏の鈴鹿に続き19周の記録で3位に入賞した。なお入賞した3チームはレギュレーションに定められたピットインでのドライバー交代を行わなかった為、前記の公式結果は実走行から1周減算されている。(s) 関連リンク: |
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