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 BackNumber〜2010鈴鹿6  

鈴鹿2010 8耐第1ヒート スタート前コメント

2010/07/31 14:00

7月31日(土)13:00、8時間耐久レースがスタートしました。スタート時の様子を順不同でレポートします。


 
ZDP編集部によるドリームクラスでの優勝候補No.1に輝いた大阪産業大学のOSU model S'。三浦兄妹のドライブにより競技に挑む。先発は妹の三浦愛ちゃん。後発は兄の三浦純さん。スタート前の緊張した時間帯ですが、藤田先生以外はにこやかな笑顔で写真を撮らせてくれました。コントローラは、相補PWM機能などを組み込んだミツバの新型を採用。パナソニックのリチウムイオン電池のスポット溶接は藤田先生が自ら担当し、電気エネルギーとともに気合いを込めたらしい。

 
オランダNuon Solar TeamのNuna5。鈴鹿の初スタートを迎えるが、さすが世界トップレベルのチームで、落ち着いて作業を展開する。前半を運転するのは、全日本F3チャンピオンのCarlo van Dam。タイヤの摩耗を抑えながら、芦屋、OSUについて行く展開になるだろう。天候の予測など、初戦の海外チームには難しい鈴鹿であるが、善戦して欲しい。

 

芦屋大学Sky Ace TIGAの前半をドライブするのは三瀬くん。後半はエース野村君が受け持つ。OSUに対してバッテリの容量やモータコントローラで差を開けられたものの、2人のドライバーのがんばりでそれを帳消しにするという作戦というか、気合いでがんばります。右の写真はSky Ace QUAD。オリンピアクラスで、初優勝を目指します。


 

WSCの予選で1位になるなど、フロント1輪の構造でありながらサーキット走行も得意とするAurora(左)。7度目の鈴鹿参戦は海外チームとして最多。David Fewchuk氏は、「うちのAuroraは、もうとにかく最高だよ。鈴鹿でも十分パフォーマンスを示せるよ。2011年のGGCもこの車体でぜんぜん大丈夫」と言っていました。右写真は、太陽電池の割れがひどいパンダサンのみなさん。こんな太陽電池で大丈夫なんですか?「いやぁ、うちはこれで精一杯走るだけですよ。」


 

2009年のチャレンジクラス覇者となったTeam MAXSPEEDのFlat Out。スタート前に積算電流計のトラブルが出たとのこと、森地氏の緊急出動がありましたが、なんとか出走。チームメンバーの金沢工大OB2名がそうであったように「雨がないと優勝できない」と思われても不本意なので、今年は晴れの舞台で二連覇を目指します。今回のZDPのWEB中継では、Team MAXSPEEDの竹本氏に写真を提供していただいています。ありがとうございます。


 

堺市立堺高等学校のSCIENCE 710は、今年でデビューから10年目を迎える名車中の名車。エントラントの山田先生いわく、「体力はまだまだありますが、うちはお金がありません。休みもありません。」とぼやく。新調したミツバモータ&コントローラで優勝を目指しがんばります。紀北工業高校のKIHOKU SOLARは、中岡、山本のベテランドライバーが健在。しかし、中岡先生も体力的に厳しいらしく、レースが終わってから2週間くらいは、調子が戻らないとのこと。今となっては採用チームが少なくなったNGMモータで勝負します。


 

「早くグリッドに着かないと・・・」ちょっと遅めにスターティンググリッドに向かう柏会の武蔵。5分9秒のラップタイムで、上位陣としてはかなり後方の28番グリッドからスタートすることに。「うちは、予選は普通に走って無理をしませんでした。でも、こんな位置だとスタート後のオーバーテイクに手間取るかも・・・」と後半のドライバーを担当する福北氏は不安そう。右写真はOLYMPUS RSのORS-11。エンジョイUクラスの優勝候補筆頭。「エンジョイクラス史上最多となる45周を目指したいです。」


 

Team SUNLAKEのSUNLAKE EVOは「取材に来ていただいてありがとうございます。うちは、とくに変わったところは無いんですけど・・・。」右写真は、バカボンズのスカラバイウスとチームメンバーのみなさん。池上さんがダークホースに指名していますよと伝えると「光栄です。」


 

エンジョイUクラスの大学チームも取り上げましょう。鈴鹿に出てくる大学チームは、以前は研究室系チームも多かったのですが、最近は理工系大学の「ものつくりプロジェクト」、あるいは総合大学の「社会人基礎力系プロジェクト」が増えてきているようです。写真左は、神奈川工科大学チームのみなさん。当然優勝は狙うんですよね?とふってみると、「40周以上は確実にやりたいですね」とのこと。4輪を生かしたコーナリングに期待。写真右は和歌山大学クリエのみなさん。上位に入るよう期待してますよと投げかけると、「がんばりまーす!!」と元気のいい返事が返ってきた。


それではみなさん、レースをがんばってくださーい!! それにしても、後ろにいるNuonのカメラマンが邪魔!!と思いつつ、きっとこちらも邪魔なんだろうなと反省します。(k)(z)


 
レース序盤、芦屋大学のSky Ace TIGAがリード、それを大阪産業大学のOSU model S'が追う。

   
Nuon Solar TeamのNuna5も上位の2台について行く・・・。今後の展開はいかに?


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