リヤサスペンション廻りロッドエンド破損
No4大森学園高校自動車部のリヤスイングアーム根元のロッドエンドが第1ヒートレース中、破損しました。ロッドエンドは本来の引っ張り方向で使えば問題ありませんが、特にサスペンション廻りを構成する場合どうしても首下を曲げる方向で使わざるを得ない場合が多々あります。ネジの根元に曲げをかければ、当然ネジの山谷の底に応力集中し、クラックが入る可能性があります。大森学園の車両は10年目とのことで、今まで強度キリギリでなんとかもっていたものが、クラック進展して破損したものと思われます。このような使い方をした場合「今まで数年なんとも無かったのに、突然壊れた!」と言う話を何度か聞いたこともあり、安全を考えれば定期的に交換するべき部品かもしれません。
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来年はピット作業のノウハウに変更あり?
永年のレース経験により、各チームは鈴鹿のピットを効率良く使うノウハウを身に着けています。写真は芦屋大学のピットの様子ですが、天井の梁にロープかけてソーラーカーのアッパーカウルを吊り、その下で車体で整備することでピットのスペースを有効利用しています。鈴鹿サーキットでは来年のF−1開催に向けて今年の9月よりピットエリアの全面建替えを予定しており、来年は今までのピットノウハウが使えなくなる可能性があります。鬼が笑う話ではありますが、来年の試走会はこのあたりのチェックも重要なポイントになりそう。来年の広くキレイになった新装ピットエリアが今から楽しみです。なんといっても最新F−1クオリティですからね! |