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BackNumber〜2008春1  

KIS、競技用太陽電池の仕様変更と一部製品の生産を中止
2008/04/25 02:00

ZDP SHOPでも取り扱っている(株)ケー・アイ・エス製競技用太陽電池モジュールの仕様が変更され、一部製品では生産が中止される。

仕様変更となるのは、FT132-E、232-E及びETシリーズ。セルのサイズが従来の4インチから6インチセルへ変更される。全製品ともモジュールの寸法に変更はないが、32直から33直となり、電圧電流値が若干変更、重量も微増。これは世界的な太陽電池需要拡大に伴いセルが大型化し、従来の4インチセルを生産しているメーカーが無くなり、6インチセルへの切り替えが必要になった為。

5月受注分を最後に、生産終了となるのは、FLシリーズ。副部材である銅メッキリボンがメーカーで製造中止となり、製品の生産ができなくなったとのこと。(s)

関連リンク:株式会社ケー・アイ・エス http://www.kis-solar.co.jp/

マジカルでんちくん「テクノフロンティア2008」特殊電装ブースに展示
2008/04/16 08:00


本日より幕張メッセで開催される『TECHNO-FRONTIER 2008 第26回 モータ技術展』の特殊電装(株)ブースに、マジカルでんちくんが展示される。
テクノフロンティアでは、モータ技術展のほか、モーションエンジニアリング展、メカトロニクス制御技術展、電源システム展、ボードコンピュータ展などが併催。詳細は、関連リンク参照。(i)

期間: 2008年4月16日(水)〜18日(金) 10:00〜17:00
会場:幕張メッセ
入場料:事前登録者および学生は無料。(会場での入場登録料は1000円)

関連リンク:TECHNO-FRONTIER (テクノフロンティア) 2008 http://www.jma.or.jp/tf/

WEMGP開幕戦 Thailand 東海大ファラデーマジック2が優勝 2008/03/16 22:30


3月16日のバンコクは雲が多い晴れ。時折風が吹いて涼しく感じられる、良好なレースコンディションとなった。大会2日目の10:00〜14:00はフリー走行時間となっており、前日に得られたデータを元にギヤ比等の再セッティングが行われた。

前日の第1ヒートでは、エネルギーを余らせ気味だったマジカルでんちくんは、今日は強気のギヤ比セッティングに変更し、勝負をかける。ファラデーマジック2はギヤ比変更なしで、進角調整で速度を変える作戦。Hyper Teslaもセッティングは変更せず、同期整流PWMの開度アップで速度を変える。昨日はPWMで速度を絞っていたGilles 06 KAIは、アウターローターのバックヨークとして使う鉄バンドを追加し、セッティング速度を下げて臨む 。

この日のレースは、まだ陽が高い14:00からのスタートとなるため、気温・車内温度とも昨日よりはかなり高めとなる。したがって、出場台数が多い中で、集中力を維持しなくてはならないため、ドライバーにとって過酷なコンディションとなった。

   

第2ヒートスタートから、、フロントローのファラデーマジック2、Hyper Teslaが後続を引き離しにかかる。それに続くはずだったマジカルでんちくんは、モーターコントローラーの不調で、スタートすらできずに、第2ヒートはリタイヤに。

速度差が大きいバックマーカーが、多く走行する序盤は、上位陣にとって魔の時間帯となる。前日に引き続き、15分が経過したとことで、Hyper TeslaはLeitbildと交錯し、第2コーナー手前でコースアウト。そのショックでHyper Teslaのアッパーカウルが外れてしまう。なんとか、アッパーカウルを押さえながら自走してピットインするものの、ここで大きくエネルギーと時間の両方を失ってしまう。

この日、快調に走行したのはGilles 06 KAI。中盤からペースを上げ、ファラデーマジック2に追走し50周を走行する。昨日に引き続きファラデーマジック2は、終始1分12秒前後の安定したラップタイムで走行を続け、50周を走行してこの日もトップとなった。

前日の走行結果と合計した総合順位とLaps数は以下の通り。ファラデーマジック2は99周を走行し、昨年の93周の記録を大幅に更新した。(k)

World Eco Car Grand Prix in Thailand 決勝結果
順位 No. チーム名 車名 Nat Day1 Day2 Total
1 1 Tokai Univ. SPC & KMITL Faraday's Magic 2 Japan 49 50 99
2 5 Team BIZON Gilles 06 KAI Japan 46 50 96
3 2 Yoishot! MITSUBA Hyper TESLA Japan 48 47 95
3 3 Tokyo Institute of Technology Meister Leitbild Japan 40 43 83
5 7 Team D Taisa Japan 37 40 77
6 8 Southern Taiwan University Nantai-Falcon Taiwan 34 33 67
7 6 AIT Chalenge Project AIT T-28 Japan 33 30 63
8 12 Ayutthaya Technical Commercial School & Nakanihon Automotive College PANICHNOK 4. Thailand 29 30 59
9 25 IRPCT 1 IRPCT 1 Thailand 23 28 51
10 19 Towpadang Nang-ai Thailand 26 25 51
16 4 Zero to Darwin Project & Tokai Univ. Magical Denchi-kun Japan 46 0 46


東海大ドライバー:菊田剛広
体重のハンディキャップを乗り越え、他のチームのトラブルにも助けられ優勝することができました。勝負運が強い木村先生がいないと、やっぱり勝てないのかなぁ・・・。

東海大:木村英樹
何事もなく走りきるってことは、実は意外と大変なことなんですよ。今回は、うまく生き残れました。

ZDPチーフエンジニア:池上敦哉
コントローラーさえ動けば、表彰台は狙えたはず。来年は賞金がほしいなぁ。

Team BIZONドライバー:横山泰子
軽量化のために、コアリズムを2週間がんばってダイエットして、37kgまで体重を下げました。これでなんとか50周に届きました。

Yoishot! Mitsubaドライバー:須藤隆
運が悪かったということで・・・。2日連続してコースアウトしてしまうとは・・・。斉藤さん、すみません。でも3位に入賞できてうれしいです。

関連リンク:
team BIZON blog http://ecorun.blogspot.com/
ワールドエコカーグランプリ・イン・タイランド2008 http://www.acutech.co.jp/eco/
2008 WEM GP 公式サイト http://www2.ogata.or.jp/wem/wemgp/08wemgp/08wemgp.htm

WEMGP開幕戦 Thailand 第1ヒート、東海大ファラデーマジック2が首位 2008/03/16 00:00



2008 World Econo Move Grand Prixの第1戦となるWorld Eco Car Grand Prix in Thailandが、バンコク市郊外にあるバンコクレーシングサーキットで開催された。今大会にエントリーしたのは、日本から7チーム、台湾から1チーム、タイから27チームの合計35チームとなり、前回大会よりも参加台数が増加した。初日となる3月15日には、車検、予選、本戦第1ヒートが行われた。

9:00からの車検では、車体サイズ、後方視界、ブレーキなどの項目を中心に安全性の確認が行われ、14:00からは、本戦第1ヒートのスターティンググリッドを決定する予選=タイムトライアルが行われた。ここでは、菅生用モータを搭載したTeam BizonのGilles 06 KAIが、ベストラップをたたきだし、次いでヨイショット!ミツバのHyper Tesla、東工大マイスターの、ZDP&東海大のマジカルでんちくんが続く。

本大会の決勝は、この日に行われる第1ヒート(1時間)と、翌16日の本戦第2ヒート(1時間)との合計Lap数で競われる。

16:00からスタートとなった第1ヒートでは、まずHyper Teslaが好スタートを切り、Gilles 06 KAIなどが続く。しばらくすると、Hyper Teslaと東海大学チャレンジセンター&KMITLのファラデーマジック2が首位争いをはじめ、Gilles 06 KAIとマジカルでんちくんが3番手争いを演じる。前回よりも出場台数が増えた大会となり、バックマーカーを追い越すのに神経を使う展開となり、上位陣のドライバーはかなり苦戦を強いられた。

   

15分が経過し、Gilles 06 KAIが第2コーナーでコースアウトし、マジカルでんちくんが3位に浮上する。その数分後、首位を走行していたHyper Teslaは、やはり同じ第2コーナーでの追い越しで走行ラインを失い、コースアウト。復帰までに2分程度を要し、その間にファラデーマジック2が首位に立ち、マジカルでんちくんが2位につける。

この時点で、ファラデーマジック2、マジカルでんちくん、Hyper Tesla、Gilles 06 KAIの順になる。

レース終了まで残り5分となったところで、第4コーナーを走行していたマジカルでんちくんは、走行ラインを失って縁石に乗り上げ、まさかのスピン。この間に、Hyper Teslaに追い抜かれ3位に転落する。

1時間が経過し、ファラデーマジック2は49Lapsを走行したところで、チェッカーフラッグを受け、この日の首位となった。2位はHyper Tesla、3位はマジカルでんちくんが肉薄する。(k)


東海大ドライバー:菊田剛広
もしかするとエコノムーブシリーズの中で、最もコーナーで神経を使う大会かもしれない。気が抜けないですね。

東海大:木村英樹
今日は運がよかったかも。やはり私がピットいるということは、順位に影響するんですよ、きっと。

ZDPチーフエンジニア:池上敦哉
なんで、最後の最後でなんでスピンするかなぁ・・・。でも、タイムロス30秒くらいで、コースに復帰できたでよしとするか・・・。

関連リンク:
ワールドエコカーグランプリ・イン・タイランド2008 http://www.acutech.co.jp/eco/
2008 WEM GP 公式サイト http://www2.ogata.or.jp/wem/wemgp/08wemgp/08wemgp.htm

JAF、オリンピアクラス説明会開催

2008/03/14 00:00

日本自動車連盟(JAF)は、オリンピアクラスの説明会を開催する。オリンピアクラスは、安全性を考慮しより実車に近い形状を目指した、FIAが策定する新しいソーラーカーの車両規則。今後は、WSC、鈴鹿等の大会も、このオリンピアクラスに移行していくことが予想される。説明会は、東京と大阪で開催される。詳細は関連リンク参照。(s)

<日時>
3月22日(土)東京会場
3月29日(土)大阪会場

関連リンク:2008 Dream Cup ソーラーカーレース鈴鹿 http://event.yomiuri.co.jp/2008/solarcar/

ダンロップSOLAR MAX 4月より1割値上げ

2008/03/11 23:30

(株)ダンロップモーターサイクルコーポレーションは、ソーラーカー用タイヤ:DUNLOP SOLAR MAX D850の価格を、4月1日受注分より改訂する。4月1日以降の価格は、10%の値上げで、6,270円/本となる。
値上げの理由は、タイヤ原材料である天然ゴムと石油化学系原材料の高騰の為。なお、3月受注分については、従来の5,700円/本で販売される。(k)

問い合わせ先:
(株)ダンロップモーターサイクルコーポレーション
東京都台東区東上野4-16-6東西ビル5階
TEL:03-3841-3643 FAX:03-3841-3641

関連リンク:
国内市販用タイヤの値上げについて http://www.dunlop.co.jp/newsrelease/2007/2007_060.htm
DUNLOP:RIDERS NAVI http://ridersnavi.com/catalogue/tyre/D850/index.html

省エネ研講習会2/23開催

2008/01/29 00:00

日本省エネカー研究会の主催により、省エネカー燃費競技(ガソリンエコラン)の基礎講座が開催される。詳細申し込み等詳細は別紙を参照。申し込み締め切りは2月12日まで。(i)

日時:2月23日(土)9:30〜16:50
会場:工学院大学新宿校舎
参加費:会員500円、非会員1000円、高校生以下300円
講師:
「(続)エンジン基礎講座 1000km/Lを目指して」 元(株)本田技術研究所 櫛引敬司
「簡易風洞による省エネカーの空力試験について」 千葉県立下総高校 中西浩明
「車体性能向上とFRPボディ製作について」 (株)GHクラフト 田村俊介
「(続)車体設計〜製作基礎講座」 ヤマハ発動機(株)池上敦哉(ZDP)

別紙:省エネカー燃費競技に関する講習会のお知らせ / shouenek-2008.pdf(27KB)

リッセル社製、ソーラーカー用新型リチウムイオン電池発売

2008/01/23 00:00

(有)G2クリエイトは、ラミネートタイプの新型リチウムイオン電池(リッセル製)を、2008年3月より発売する。ラミネート化により、これまでの電池に比べ、軽量化と大幅な価格ダウンを実現した。同時に、ソーラーカーレース用保護回路キットと、ラミネートセルをモジュール化した組電池36V-20Ah,24V-30Ahも発売される。詳細問い合わせは、下記G2クリエイト香川氏まで。(i)

【主要スペック】
型式:LCP-20 平均電圧:3.75V 放電容量:20Ah 重量:440g エネルギー密度:170Wh/kg サイズ138x100x16mm
型式:LCP-30 平均電圧:3.75V 放電容量:60Ah 重量:660g エネルギー密度:170Wh/kg サイズ138x100x24mm

【問い合わせ先】
(有)G2 クリエイト
代表取締役 香川 央
〒336-0911 さいたま市緑区三室636-10
TEL:048-712-2606 FAX:048-712-2609
E-mail : ggcreate@mse.biglobe.ne.jp

別紙:ラミネート リチウムイオン電池 / G2Create2008.pdf(27KB)

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