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鈴鹿2007 8耐入賞チームインタビュー |
2007/08/05 20:00 |
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Dream Cupソーラーカーレース鈴鹿2007の8時間耐久レースが終わった。ダントツトップの芦屋大学を含めて、いろいろな出来事がありました。それではゴール直後の入賞チームに突撃インタービューを強行しましょう。
芦屋大学ソーラーカープロジェクト
「試走会のときにコースアウト、第1ヒートにスピン、第2ヒートでは追突(相手はTeam MAXSPEED)と何かに取り憑かれたようでした。でも、優勝できてうれしい。」とはのドライバー野村氏。WSCに向けて厄払いができると良いのだが・・・。羽藤先生は「とにかく3連覇を達成できたのでそれがうれしい。」とのこと。圧倒的勝利の裏にも苦労は絶えなかったようだ。
National Kaohsiung University of Applied Science
エントラントのアイ先生は、「日本に3回来ているけど、目標としていた表彰台に初めて乗ることができてよかった。鈴鹿で貴重な経験を学生たちが積むことができたことは、日本のためにも台湾のためにも良かった。」と語った。「2009年にまた台湾でソーラーカーレースを開催する予定なので、日本の皆さんも是非来てください。」とのこと。
東海大学チャレンジセンター
FALCONの生みの親である山田先生は、「まさに狙い通り。表彰台に乗るという勝負へのこだわりが好結果につながった。」と話した。木村先生は、「これでリチウムイオンバッテリを支払うためのお金の目処がついた。もしかしたら高崎さんは、焦げ付きが出ないようにペースを落としてくれたのかもしれない。しかし、直流安定化電源を破損するなどの修理費が追加になってしまった。また、お金の工面を考えなければならない。」と苦しい台所事情を嘆いた。エントラントの鹿島君は、「高校時代(都立中野工業高校)からソーラーカーをやってきたが、表彰台に乗れてうれしい。」と喜びを隠せない様子。
紀北工業高校生産技術部
「バッテリを柏会さんより少し多めに残していた分、最後のペースアップにつなげられました。でも、最終ラップはヘアピンで片輪を浮かせてしまうなど、ヒヤリとした場面もあり、やっと勝てたという感じです。」とドライバーを務めた中岡先生はレースを振り返った。「エンジョイクラスに続いて、チャレンジクラスでもなんとか優勝できてよかったです。」と藪下先生。
柏会
「うちは第1ヒートにバッテリを3割残したが、紀北さんは4割くらい残したらしいです。その分、最後のペースアップができませんでした。紀北さんがペースを上げているのはわかっていましたが、バッテリが残っていなく、全力で走った結果がこの結末です。2日間にわたって8時間を走って、たったの17秒差で負けるとは・・・。悔しいです。」と伊倉さんは談話を語った。
堺市立工業高等学校科学部
「ドライバー交代直後のパンクが無ければ・・・。少なくとも紀北さんと柏会さんのバトルにうちも絡めたはずです。バッテリのエネルギー的にも余裕があったので、周回数的には同じくらいいけたはずです。」とドライバーの大田氏は悔しさを隠せない様子。「助っ人制度で、今回は千葉黎明高等学校が初出場して、完走しまずまずの結果を残せたのが救いです。」と山田先生、吉田先生は鈴鹿2007を振り返った。
数々のハプニングが起こった鈴鹿2007。この貴重な経験を糧にして、また来年熱き戦いを繰り広げましょう。(k)
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