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BackNumber〜2007夏1  

ソーラーカー、ソーラーバイシクル走行会のお知らせ 2007/06/30 12:00

毎年恒例、栃木県ソーラーカー研究会の主催による走行会が下記日程にて開催される。参加対象車両はソーラーカー、ソーラーバイシクルとエコノムーブも参加できる。翌週には秋田県ソーラーバイシクルレースが控えており、夏のソーラーカーレース直前の確認テストに最適だろう。詳細は下記URL参照。申し込み締め切りは7月5日まで。(i)

日時:7月14日(土)、15日(日)(ソーラーカーの走行は14日のみ)
会場:GKNドライブライントルクテクノロジー(株)テストコース(栃木市)
詳細&参加申し込みURL:http://techsrv.eng.utsunomiya-u.ac.jp/~urara/2007solar.html

ミシュランエコランタイヤ、販売終了 2007/06/06 22:00


日本ミシュランタイヤ株式会社は、エコラン用タイヤ(20インチ)の販売を、終了する事を発表した。9月30日までの受注分については納品される予定だが、それ以降は、在庫限りの販売となる。

ミシュラン製のエコラン用タイヤは、エコラン発展の歴史に長く貢献してきた。販売終了の詳細な理由は明らかにされていないが、エコラン用として数少ないタイヤサプライヤーの一つであるため、タイヤ供給停止によってエコラン業界に与える影響は大きい。日本ミシュランタイヤ社によるタイヤ供給は、かつて一時出荷・販売が停止され、2002年に販売が再開された経緯がある。

ものつくり技術者育成、省エネ技術教育など社会貢献性も高い事業であることから、同社によるCSR活動の一環として、何らかの形で存続されることを期待したい。(k)

関連リンク:日本ミシュランタイヤ エコランタイヤ http://www.michelin.co.jp/compet/ecorun/p1523.htm

WEMGP第3戦 豊橋エコテクノレース 東海大学チャレンジセンターが優勝 2007/06/03 23:30


6月3日、レース会場である豊橋市万場調整池は、昨日に続いて好天に恵まれた。
確かに天気は良いのだが、万場調整池周辺の風はかなり強くなってきた。近畿地方では雨が降り始めているとの情報もあり、夕方まで天気がもつのか不安がよぎる中での開催となった。

風が強い為、昨日よりもEVエコランカーは空気抵抗の影響を大きく受ける。このような状況では、車体が大きな20インチタイヤ勢や、カウル形状が悪く空力性能が低いEVエコランカーは、向かい風や横風を受けたときの電流消費が大きくなる。その結果、エネルギーマネージメントが難しくなるのに加え、記録も悪化する傾向が出やすい。

本大会の競技時間は、各部門1時間。まず最初に、09:30スタートで最初に行われた二輪車部門では、豊橋JC E-Revolution MAJI RacingのKiller Whaleが3分50秒台のスーパーラップを重ね15周を走破して見事に優勝を決めた。昨年の覇者であるTeam ENDLESSのSUPER OTAMAは、13周を走行し2位に留まる。


堺市立工業高校/SCIENCE 807

続いて、11:10スタートのエコハイ(高校生部門)では、本命の長野工業高校のS.P.Evolution ver.7がレース半ばでスピードダウン。その後、速度を回復させるものの表彰台には届かなかった。

優勝は堺市立工業高校のSCIENCE 807。2位は地元勢である愛知県立佐織工業高校のアロー10。
注目された浜松城北工業高校のHJ07Eは、途中で自作ウレタンチューブがバーストしてリタイヤ。実績のあるHJ05Eが順調な走行を続け3位に入賞した。

燃料電池部門ではTEAMプーヤンと仲間たちのYOSOJIMARU T-92EVが本大会5連覇を達成した。

注目のWEM GP部門は、昨日の順位で2回に分けて開催された。12:50、燃料電池部門と混走となった前半戦は、昨日の31位以下が出走した。

前日、モータトラブル?があったとしてストップしたZDPのマジカルでんちくんは、念のためミラクルでんちくんで使用していた、2003年型特殊電装アモルファスモータに変更。ところが、その後バンコク大会に引き続き痛恨のトー調整ミスがあったことが判明する。


Team BIZON/Gilles0 07


レース序盤、前日のトップであるファラデーマジック2を越えるラップタイムをマークし、2位以下を大きく引き離す。しかし、レース中盤からバッテリ電圧降下が予想以上に早いことから大きくペースダウン。しおからクラブのSKC921-FoerとTeam ENDLESSのSUPER CALPASに抜かれ、まさかの3位に・・・。

WEM GP部門の後半は、14:30スタート。豊橋創造大学T-WorksのBLuckyが好スタートを見せるものの、パンクでリタイヤ。東海大学チャレンジセンターのファラデーマジック2は、前日を若干上回るペースで独走するが、後半ペースを落としながらも、前日と同じく14周を走り優勝した。


うにゃにゃん亀吉/エコノ亀吉3.7


2位となったTeam BIZONのGilles 07、3位のうにゃにゃん亀吉のエコノ亀吉3.7は、PROJECT MONO◇TTDCのMONO-X、SHIMADAのS502PHXとの接戦を制し、表彰台に上がった。WEM GP部門の表彰台は神奈川湘南エリアのチームで初の独占となった。

前半トップのしおからクラブは、総合では惜しくも4位で、表彰台を逃す。マジカルでんちくんは、総合7位という結果に終わった。

なお来年度の本大会は、2008年5月31日(土)、6月1日(日)に開催されることが、大会本部よりアナウンスされている。(k)



東海大学チャレンジセンター 木村英樹
『なんだか絶好調!? 結果的に勝てています。これで2007 WEM GP戦3連勝達成。ちょっとうまくいきすぎですね。支給されたバッテリは、自前で充電した方が容量が出ると思っていたけど、あまり増えなかった印象。』

菊田剛広『豊橋のコースを初めて走りましたが、迂回路は思っていたよりも怖くなく走れました
。回生ブレーキがあれば、多少の速度調整はあまり気にしなくても走れるからかなぁ?』


ZDP 池上敦哉
『トーを狂わす悪魔が私の中に潜んでいて、私の知らない間に狂わせているようです。ホントなんでだろう?あんなに丁寧に調整したはずなのに・・・。合わせた後にバラした記憶も無いし・・・。』

Team BIZON 房間さん
『豊橋には前にも出たことがあるけど、前回も今回も2位。なかなか勝たせてもらえないねぇ。』

関連リンク:豊橋エコテクノレース http://www.toyohashi-cci.or.jp/kanko/eco-car/

WEMGP第3戦 豊橋エコテクノレース 東海大学チャレンジセンターがトップ 2007/06/02 23:30


第9回豊橋エコテクノレース・WEM in 豊橋の予選が、豊橋市内の万場調水池特設コースで開催された。6月2日に行われた予選は、晴天に恵まれ、いつもは強い海風が吹くコースもこの日は風が弱く、暑いコンディションの中でのレースとなった。

今回は、従来の三・四輪部門からWEM GP戦への変更が大きなポイントとなっている。
その結果、WEM GP部門53チームを含む、合計87台がエントリーした大規模な大会へと成長した。

二輪部門では、豊橋JC E-Revolution MAJI RacingのKiller Whaleが14周を走り、2位のTeam ENDLESSのSUPER OTAMAに3周の差をつけてトップになった。エコハイ(高校生部門)では、昨年の優勝車である長野工業高校のS.P. Evolution ver.7が、11周となった。浜松城北高等学校の新型車HJ07Eは、Team BIZONと同型のものであり、完成度が高まれば好記録が期待される。

一方、燃料電池部門ではTEAMプーヤンと仲間たちのYOSOJIMARU T-92EVも11周の記録でトップに。

注目されるWEM GP部門は、出場台数が多いことから2回に分けて行われた。 レース結果は、本大会初出場となる東海大学チャレンジセンターのファラデーマジック2が、終始安定したラップタイムを重ね14周の記録で予選トップを堅持した。 続いて、チームうにゃにゃん亀吉のエコノ亀吉3.7号と、PROJECT MONOのMONO-Xが13周の記録で、それぞれ2位、3位となった。
ZDPのマジカルでんちくんは、モータ系のトラブルで一時ストップしたのが響き、9周で37位という結果に留まった。

6月3日の天気予報は晴れ。予選結果を元にスターティンググリッドが決まり、レベルが向上した本戦が繰り広げられるであろう。(k)


関連リンク:
豊橋エコテクノレース http://www.toyohashi-cci.or.jp/kanko/eco-car/

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