|
BackNumber〜2006夏2 |
|
|
|
WEMGP第5戦山梨 |
2006/09/05 21:30 |
|
|
9月3日、2006 WEM GP 第5戦となる2006 WorldEconoMove in JAAが、日本航空学園(山梨県)で開催された。
優勝は、PROJECT MONO ◇TTDC / MONO-X (記録:68,551.70m)、僅差の2位にfirst step AISIN AW / つばさ52号(同:68,498.50m) 、3位 豊橋創造大学T-Works / しんがた MUGEN くん(同:64,619.40m)。すべての順位と記録は、2006 WEM GP 公式サイト参照。(s)
関連リンク:2006 WEM GP 公式サイト http://www2.ogata.or.jp/wem/wemgp/06wemgp/06wemgp.htm
|
WEMGP第4戦菅生 つばさ52号2連覇 |
2006/08/13 16:00 |
|
|
2006 World Electric Vehicle Challenge in SUGO(開催地:宮城県 スポーツランドSUGO)、決勝。レースは、スタート前から最後まで、荒れた展開に。
世間のお盆休みと重なって開催された今年の大会、出走台数は27台と、例年よりも少なめ。大会会場への移動も、お盆の帰省ラッシュピークと重なり、特に8/12は、東北道で100kmを超える渋滞が発生。この渋滞にはまり、チームヨイショット!ミツバは、昨日の公式練習に間に合わず。例年決勝当日に会場へ到着するZDPのスーパーモスラは、出発が遅れたうえに渋滞に行く手を阻まれ、結局、車検締め切り時刻の09:00までに会場へたどり着けず、今年のレースは不出走となってしまう。
決勝レースは、昨日と本日午前に行われた公式練習でのタイム順で、スターティンググリッドが決定する。本日の公式練習では、チームヨイショット!ミツバ/Tesla800が、モータコントローラのトラブルにより、タイムを残せず。また、昨日トップタイムを出していたTeam BIZON(K)/Gilles 06も、モータコントローラの不調で、今日は計測の周回に入れないままピットへと車を戻してしまう。
決勝のグリッド順は、Team BIZON(K)/Gilles 06、4'14.557。、2位にfirst step AISIN AW / つばさ52号4'29.053、3位にチームスーパーエナジー/GRIFFON 4'29.097、4位若松第一高等学校/若一号 4'48.242の4台が最前列に。公式予選で全くタイムが残せなかったTesla800は、最後尾からのスタートとなった。
決勝レース(2時間)は、雲が多いが、時折日射がコースを照らすドライコンディションの中、13:00にスタートした。
1周目、トップはつばさ52号。その後から、若松一高、GRIFFON、T-Works、Gilles 06、Tesla800が続く。ところが2周目の第1コーナーにて、Gilles 06が停止。電圧制御用の浪越コントローラのトラブル。応急処置でコントローラをバイパスし、コースに復帰するが、このトラブルで20分以上のロスを負ってしまう。さらに3周目、GRIFFONが最終コーナーでパンク。こちらは車体の破損も負ってしまい、ここで本日のレースを終えてしまう。
スタート45分後、最後尾からスタートしていたTesla800は、9周目の最終コーナーで、公式予選と同じくモータコントローラのトラブルで、動けなくなってしまう。
レース半ばのスタート1時間後、トップは、4'20台のラップを重ねペースを守る first step AISIN AW/つばさ52号、つづいて豊橋創造大。3位は一時2位を走行していた若松一高がつけるが、序盤のオーバーペースがたたり、このあと、バッテリー切れで早くもスローダウンとなってしまう。
レース時間残り30分、コース上に雨がぱらぱらと落ち始める。
レース時間残り20分、2位を走行していた、豊橋創造大と、序盤のトラブルから3位に浮上していたGilles 06が、16周目から帰ってこない。その後方には、それまで淡々とラップを重ねていたジュニアクラスの岩手県立盛岡工業高校/F-40、栃木県矢板工業高等学校/プルーインパルス06-Aが迫る。
結局残り時間10分で、高校2チームが、止まっていた上位2台を抜き去り、2位3位に入賞。上位陣で唯一トラブルの無かったfirst step AISIN AW/つばさ52号は、昨年の記録に2周及ばない25周の記録ながらも、大会2連覇を果たした。(s)
2006 WEVC in SUGO 決勝結果
順位 |
No. |
チーム名 |
車名 |
周回数 |
1 |
O-21 |
first step AISIN AW |
つばさ52号 |
25 |
2 |
J-12 |
岩手県立盛岡工業高校 |
F-40
|
16 |
3 |
J-6 |
栃木県立矢板高校 |
ブルーインパルス06-A |
16 |
4 |
O-20 |
豊橋創造大 T-Works |
しんがたMUGENくん |
15 |
5 |
O-18 |
Team BIZON(K) |
Gilles 06 |
15 |
6 |
O-24 |
Team ENDLESS |
SUPER CALPAS |
15 |
|
|
優勝:first step AISIN AW/つばさ52号
|
|
|
|
優勝:first step AISIN AW 中村さん
2連覇できてよかった。記録は狙えばいけたが、最後に路面が濡れ始めていたので押さえた。
2位:岩手県立盛岡工業高校 藤澤先生
学生が作った車体で、良い結果が出せました。車名は『エフフォーティー』と読みますが、そのFは、私のイニシャルを学生がつけてくれたものです。実はもう少しで、矢板高校さんに逆転されそうだったので、最後まで、ハラハラドキドキでした。
3位:矢板高校 渡辺先生
もう1周届けば、ジュニアクラス優勝だったのに。でも、日本ケミコン賞でキャパシタをいただけたので、来年は逆転しますよ。
T-Works 兵藤さん
30分以上残して、パンクで止まっちゃいました。
Team BIZON(K) 香西さん
最初のストップは、浪越コントローラのヒューズ切れ。その為、バッテリーとモータを直結して走ったので、オーバーペースとなってしまい、電圧が早めに降下(編注:通常時、浪越コントローラを降圧で使用の為)。最後は、スプロケットが外れて止まってしまいました。
若松第一高等学校 石山先生
ジュニアクラス3位にはなれましたが、借りてきたモーターに合うスプロケットが無く、オーバーペースになってしまいました。
PROJECT MONO TTDC 佐藤さん
左フロントタイヤをパンクさせてしまい、1時間かけてレースに復帰。しかし、もはや時間切れ。
チームスーパーエナジー 内田さん
左フロントタイヤがバースト。コース上でアンダーカウルを、いっぱい削ってしまいました。
チームヨイショット!ミツバ 増野葵さん
今回初めてドライーバーに挑戦しました。馬の背の後でコースアウト、その後、コースに復帰出来たのですが、最終コーナーでモータコントローラが、壊れてしまいました。
ZDP 籾井
今回間に合わなかったことで、ようやく、体験学習できた。
|
関連リンク:
2006 World Electric Vehicle Challenge in SUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/motorsports/event/20060812/
Team BIZON blog http://ecorun.blogspot.com/
▲TOPへ戻る
|