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BackNumber〜2006春2  

■ キムヒデの2006WEM秋田レポート 2006/05/26 23:00

2006年5月4〜5日に秋田県大潟村ソーラースポーツラインにて開催された、『2005ワールド・エコノ・ムーブ』の大会レポート『キムヒデの2006WEM秋田レポート』が、公開された。

>>> キムヒデの2006WEM秋田レポート

2006 WEM、AAB秋田朝日放送で5月20日放映 2006/05/14 13:00

2006年5月20日(土)12:55〜13:50、AAB秋田朝日放送で5月4、5日に開催された「2006 ワールド・エコノ・ムーブ」の模様を伝える番組が放送される。鉛蓄電池部門で3連覇を達成した東海大学チャレンジセンターや、それを阻止しようとするミツバ、秋田県立由利工業高校や、大会をサポートするボランティアスタッフの活躍などが盛り込まれている。解説は昨年に引き続き山本久博氏が担当する予定。なお、昨年と同様に秋田県での放送終了後、他県での放送枠を獲得するために交渉が進められている。詳細情報が入りしだい紹介する。(k)

関連リンク:
AAB秋田朝日放送 http://www.aab-tv.co.jp/

2006 WEM http://www2.ogata.or.jp/wem/06wem/06wem.htm

台湾ラリー続報 参加費と無料参加権詳細 2006/05/10 23:30

2006年9月に台湾にて開催予定の『ワールド・ソーラー・ラリー in 台湾』の、参加費と無料参加権の詳細が、大会本部より発表された。
参加費は2,500米ドル。ただし6月1日までに申し込みをした場合、1,500米ドルに減額される。本費用には、大会エントリーフィー、現地でのメンバー8人分のホテル代、1台分のレンタカー代が、含まれている。8人を超える場合、追加一人あたり250米ドルが必要。
無料参加権が適用されるのは、『各国ごとに一番最初に参加申し込みを行ったチーム』、または『WSC、Phaethon2004(ギリシャ)、鈴鹿2006の上位3チーム。(近年の鈴鹿のトップ3位入賞者は要相談)』。 参加希望チームで、学校等でオフィシャルな招待状が必要な場合、下記大会連絡先にコンタクトを取ることで、送付が可能。日本から本大会への参加手続きについては、芦屋大学ソーラーカープロジェクトでもサポートを行うとのこと。(s)

大会連絡先
National Kaohsiung University of Applied Sciences
Dr. Herchang AY
herchang@cc.kuas.edu.tw

関連リンク:
2006 World Solar Rally in Taiwan 公式サイト http://solarschool.kuas.edu.tw/2006/
芦屋大学ソーラーカープロジェクト http://www.ashiya-u.ac.jp/solarcar/

2006秋にEVエコラン本、発売予定 2006/05/09 00:30

日本太陽エネルギー学会設立30周年を記念して、オーム社より「エコ電気自動車のしくみと製作−電気エコランカー・燃料電池車・ソーラーカーのを作って省エネレースに参加しよう−(仮題)」の出版が計画されている。発売予定は2006年秋。執筆陣は、木村英樹(東海大)、池上敦哉(ヤマハ発動機)、鵜沢潔(東大)、澁谷秀樹(富士重工)、鹿野文久(小山高専)、籾井基之(本田技術研究所)、小原宏之(玉川大)。(s)

2006W.E.V.C. in 菅生 8/12-13開催 2006/05/07 13:30

WEM GP第4戦 2006 World Electric Vehicle Challenge in SUGOの開催日程が、8/12(土)-13(日)に決定した。W.E.V.C. in SUGO実行委員会が発表したリリースによると、エントリーの受付開始は6/1、〆切は7/6とのこと。大会・エントリー方法に関する詳細は、下記事務局まで。(s)

W.E.V.C. in SUGO 実行委員会事務局
(有)プログレス・オブ・レーシング 担当 畑山
989-3128 仙台市青葉区愛子中央2-3-23-101
e-mail:t-hatayama@joy.hi-ho.ne.jp
TEL:022-391-0231 FAX:022-391-0233

関連リンク:スポーツランド菅生 公式サイト http://www.sportsland-sugo.co.jp/

2006WEM 東海大ファラデーマジック2が3連覇 2006/05/05 18:00


午前に行われた燃料電池部門のレース中に降った雨は上がったものの、路面はウェットのまま、13:00に鉛電池部門決勝はスタートした。昨日5位のZDP『ミラクルでんちくん』は、十分な雨対策がとれない為、不出走。グリッドに並んだ各車も、路面の状況を確認しながらのレース開始となった。

1周目、トップ集団は、昨日よりも30秒程度遅いラップで、コントロールラインに現れた。トップ集団の顔ぶれは昨日とほぼ同じだが、昨日先頭で現れた東海大学チャレンジセンター『ファラデーマジック2』は、61位とほぼ最後尾から、先頭集団に迫る。ZDPの『スーパーモスラ』は、雨対策の為、いったんピットへ戻ってしまう。

2周目、昨日6位のPROJECT MONO-1『MONO-X』が、右フロントのパンクでストップ。
3周目、61位から追い上げていた『ファラデーマジック2』が、ついにトップへ立つ。
4周目、昨日3位のチーム BIZON『 GILLESO VI 』も、復路途中でパンクに見舞われストップしてしまう。
各車のペースは、ウェット路面の影響で、昨日のドライ路面だった公式練習時のペースよりも遅い展開。

レース開始1時間後、心配された雨は降ることもなく、徐々にドライな路面も現れ始める。この時点で上位は、『ファラデーマジック2』、『GRIFFON』、『つばさ52号』の順。

ところが8周目、公式練習トップの『GRIFFON』は他車と接触し、ボディーを破損。ここでレースを終えてしまう。

レース後半は、トップに立ちこのまま逃げ切りたい『ファラデーマジック2』を、ラップタイムで上回る『つばさ52号』、『Hyper USO800』が迫る展開。

しかし結局、序盤に稼いだアドバンテージと、予定通りのエネルギーマネージメントで逃げ切り、80kmに届かない記録ながらも、WEM秋田大会史上初の3連覇で、『ファラデーマジック2』が今年の大会を征した。(s)


2006 WEM鉛電池部門 決勝結果 (モータとタイヤはZDP独自調査結果による)
順位 No. Team名 車名 周回数 完走距離(m) モータ タイヤ
1 1 東海大学チャレンジセンター ファラデーマジック2 13
79,302.70 特電アモルファス

20インチミシュランラジアル

2 7 fist step AISIN AW
つばさ52号 12 77,329.15 特電アモルファス 20インチIRC
3 31 チーム”ヨイショット!”ミツバ
Hyper USO800
12 73,759.40
ミツバDDスペシャル 前輪:20インチミシュランラジアル
後輪:14インチIRC
4 16 豊橋創造大学 T-Works しんがたMugenくん 11 71,326.70 特電アモルファス 20インチIRC
5 12

SHIMADA

SEV-501PHX 11 71,128.47 特電アモルファス 20インチIRC
6 128

栃木県立今市工業高等学校A

トキ 11 69,789.50 ミツバDDベースの自作 14インチIRC
7 3 チーム トシヤン 達也&翼号 11 69,481.90 ミツバDD 前輪:20インチミシュラン
後輪:20インチIRC
8 5 Zero to Darwin Project スーパーモスラ 11 67,829.50 独自DD 20インチIRC


2006 WEM鉛電池部門 決勝ラップタイム推移
注:本計測結果はZDP独自の計測結果の為公式記録ではありません




優勝:1『ファラデーマジック2』

設計・ドライバー: 菊田剛広(左写真)
『濡れた路面の影響で記録更新はできませんでしたが、3連覇達成!やった!』

チーム代表: 木村英樹
『池上さんもミツバさんも、達成できなかった3連覇を達成することができて良かった。それにこの記録は、少なくとも3年間破られることはないぞ!』


2位:7『つばさ52号』

ドライバー:河合さん(左写真)
『泥だらけのところ写真とらないでください!えっ?2位ですか?!今日もピットからの指示通り走れました。』

チーム代表:中村さん
『昨年よりも順位は一つ上げたけど、これだけ差をつけられてしまうと、かないませんね。タイヤの差かな? でも、このまま指をくわえているだけじゃなくて、何とかしますよ!』



3位:31『HyperUSO800』

チーム代表・ドライバー:齋藤さん
『スーパーエナジーのGRIFFONと同型の新車が、このレースに間に合わなかったので、HyperUSO800で走りました。新車は今年中にはデビューさせますが、GRIFFONがリタイヤしてしまったので、あのボディーの実力が、今回もわからなかったのは、残念。』



8位:5『スーパーモスラ』

設計・ドライバー: 籾井基之

『1周目終了後、雨対策の為、ピットに戻り5分ぐらいロスをしてしまった。それにしても、何故ここまで走らなかったのか、よくわからない、モーターだって、他のチームと遜色の無いものに戻したのに。』

 

関連リンク:2006 WEM http://www2.ogata.or.jp/wem/06wem/06wem.htm

追記(2006/05/07):壁紙ダウンロード

1024×768[189KB]

2006 WEM ZDP-東海大 特製壁紙プレゼント

設定方法:
・Windows-左の画像をクリックし、表示された画像の上で右クリックし壁紙に設定してください。
・Macintosh-Macintoshの方は、OSのバージョンにより設定方法が異なりますのでお手持ちのマニュアルをご参照ください。

追記(2006/05/08):関連リンク:
team BIZON blog http://ecorun.blogspot.com/
トシヤンのwem製作記 http://blog.livedoor.jp/toshiyan2/
T-Works http://www3.plala.or.jp/toys/
東海大学 木村研究室 http://pubweb.cc.u-tokai.ac.jp/hideki/
first step AISIN AW http://www.infonia.ne.jp/~nakaki/fs/
Teamヨイショット!ミツバ http://yoishot.hp.infoseek.co.jp/
スーパーエナジー http://super-energy.hp.infoseek.co.jp/
おやすみどころ あぜみち http://www.geocities.jp/azemitiikka/

2006WEM 公式練習 スーパーエナジーがトップ 2006/05/04 22:00


5月4日15:15。コースを吹き抜ける風はまだ冷たいが、空は晴天に恵まれた秋田県大潟村ソーラースポーツラインで、2006WEM鉛電池部門公式練習は、予定より15分遅れでスタートした。

昨年本大会5位の豊橋創造大学 T-Worksは、グリッド上の出走前車検を終えたのがスタート3分前であった為、スタートの準備が間に合わず、スタート直後にコース脇に待避されてしまい、大幅に遅れてのスタートとなってしまう。

1周目、最初にコントロールラインに現れたのは、昨年優勝の東海大学チャレンジセンター『ファラデーマジック2』だった。その後方からは、PROJECT MONO『MONO-X』、first step AISHIN AW『つばさ52号』、チームスーパーエナジー『GRIFFON』、チーム”ヨイショット!”ミツバ『Hyper USO800、』ZDP『ミラクルでんちくん』、team BIZON『GILLESO VI』等が、団子状態で続く。

レース前半は『ファラデーマジック2』がトップで先行。5周目終了時点で、2位の『GRIFFON』に35秒のリードを築く。しかし6周目の途中で、『ファラデーマジック2』は、駆動系のトラブルで、コース上でストップし、今日のレースを早速と終えてしまう。

このハプニングでトップに立った『GRIFFON』だったが、それもつかの間、次の周で『つばさ52号』にかわされてしまう

レース中盤、『つばさ52号』が、14周ねらいの8'30台のペースで周回を重ね、後続との差を広げる。昨年は、チームE・P・Aで4位入賞した房間氏が率いる新チーム team BIZONの新車『GILLESO VI』は順調に順位を上げ、レース終盤の12周終了時点で、3位まで上り詰めた。

レース終了7分前、『つばさ52号』が13周を終え、14周目に突入。さらに27秒遅れで『GRIFFON』も14周目に突入。両者とも1周9分を切るペースを維持したままの14周目突入だったが、この最後の周回の往路で、『GRIFFON』は『つばさ52号』を逆転。そして、スタートから2時間の、レース終了の時間が訪れた。

GW突入頃の週間予報では雨マークの無かった明日の天気予報だが、現時点では曇り時々雨となっている。2004年のように大雨で決勝が中止となった場合、本日の公式練習の結果が、正式な大会の結果となる。

WEM2006本戦は、明日5月5日、午後1時にスタートする。(s)

2006 WEM鉛電池部門 公式練習結果 (モータとタイヤはZDP独自調査結果による)
順位 No. Team名 車名 周回数 完走距離(m) モータ タイヤ
1 2 チームスーパーエナジー
GRIFFON
13 82,593.50 ミツバDDスペシャル 14インチIRC
2 7 fist step AISIN AW
つばさ52号 13 82,063.80 特電アモルファス 20インチIRC
3 6

チーム BIZON

GILLESO VI 13 81.303.50 ミツバDD 14インチIRC
4 3 チーム トシヤン 達也&翼号 13 79,617.00 ミツバDD 前輪:20インチミシュラン
後輪:20インチIRC
5 14 Zero to Darwin Project ミラクルでんちくん 13 79,072.12
特電アモルファス

14インチIRC

6 22 PROJECT MONO-1 MONO-X 13 78,586.10 特電アモルファス 20インチミシュラン
7 31 チーム”ヨイショット!”ミツバ
Hyper USO800
13 78,192.90
ミツバDDスペシャル 前輪:20インチミシュランラジアル
後輪:14インチIRC
...
32 5 Zero to Darwin Project スーパーモスラ 10 60,315.30 独自DD 20インチIRC
61 1 東海大学チャレンジセンター ファラデーマジック2 5
32,217.85 特電アモルファス

20インチミシュランラジアル



2006 WEM鉛電池部門 公式練習ラップタイム推移
注:本計測結果はZDP独自の計測結果の為公式記録ではありません




1『ファラデーマジック2』

設計・ドライバー: 菊田剛広(左写真)
『今年の改良点は、モータ本体の改良のみで、当初予定していた独自開発のコントローラは間に合いませんでした。今日はスプロケットがゆるんでしまい、こんな結果に・・・。明日は対策をとってくるので、こんな事はないはず。ただ、天気が心配。』

チーム代表: 木村英樹
『予想外の展開。示しがつかん・・・』


14『ミラクルでんちくん』

設計:池上敦哉
『昨年との変更点は14インチタイヤがIRCになった事。今日の予選では自己記録を更新。明日はさらに記録を伸ばしますよ。14周目の折り返しまでいけたらうれしいな。』

ドライバー: 木村聡海(左写真)
『1年ぶりに乗りました。今日は事前に試験走行もせず、ぶつけ本番でしたが、結果としては良い出来でした。』


5『スーパーモスラ』

設計・ドライバー: 籾井基之

『今日の公式練習では、ようやく今朝完成した試験的なアプローチの新設計のモータを搭載してみたが、思った結果が得られなかった。明日は実績のあるアモルファスコアモータを載せて出走します。でも、何よりも、今回は車検の時間に間に合ったから、それがよかったかな。』
 

関連リンク:2006 WEM http://www2.ogata.or.jp/wem/06wem/06wem.htm


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