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2006年シーズンもいよいよ本格化してきました。今回は、ものづくり産業が盛んで、花火や祭りなどのイベントに熱くなりやすい、愛知県豊橋からのレポートです。豊橋エコテクノレースは、今年で第8回を数える日本で3番目に古いエコ電気自動車レースです。ZDPの池上さんとキムヒデは大会実況中継のために豊橋にやってきました。そんな中で、走り回っての取材となり、草の中のクイに気づかず、大転倒しながらの取材も敢行しましたので、紹介しましょう。
ちなみに、右上の写真は豊橋のマスコット「TOYOCKY(トヨッキー)」。市制100周年を記念して生み出された鬼型ロボット。おそらく私は中に収まりそうにない。 二輪車部門
しかし、いいものはすぐに模倣されるのがレース業界、いや人間界に共通する定めです。今年は、RACING GANGのふーるプるーふが仰向けに乗車するライディングポジションの新型車を投入してきた。仰向けというとリカベントタイプの自転車が思い起こされるが、運転するのはそんなに甘いものではない。おそらく、first step AISIN AWのつばさ53号に匹敵するほどの高い運転技術を要求されるのではないだろうか? けっきょく1本橋をわたるスタビリティーテストをパスできなかったようであり、13周を走行したにもかかわらず、1周減算のペナルティを受け、2位に留まった。来年に期待が持たれますね。
また、性能的にがんばれそうだったのは豊橋JCエコカーレーシングチームのBonito。SUPER OTAMAよりも居住性を犠牲にした設計で、顔の前にフロントタイヤが付いている。ドライバーの人権を無視したものすごい窮屈なコンセプト。ZUNDO RACINGのCHECKER FROG 2号も空力的にがんばったカウルを採用。
おもしろそうなメカニズムとして目にとまったのは、 自転車競技チーム天狗党の南風2006。モータがリアに収まりきらなかった?ことから、FF方式を採用。ギヤドライブ化でコンパクトまとめられていることから、参考になるのでは?
エコハイ部門
池上さんが測定したこの鉛バッテリの放電カーブはこんな感じ。(クリックすれば拡大されます。)5A放電で60分はもつだろう。
燃料電池車部門
三・四輪車部門
SHIMADAのSEV-501PHXは二連覇がかかっており、手をゆるめるわけにはいかない。よく見るとタイヤスパッツが全輪に装着されていた。私が聞くのもなんなんですが、これって効くんですか?
お次は名門、長野工業工の14インチ新型車のS.P.Evolution ver.8(左)とBig Wave ver.7(右)。なんかカラーリング的に東海大学チャレンジセンターのファラデーマジック2っぽい雰囲気を感じるなぁ・・・。こうなったら、いっそのこと卒業したらうちで車を作ってみない?! Big Wave ver.7はよく見るとテール部分がOrca的な逆R絞りが入っていてこの辺が特徴的ですね。
豊橋名物といえるのが豊橋JCエコカーレーシングチーム。昨年のダンボルギーニ(写真左)での実績をもとに、今年はPetrari P55(写真右)をデビューさせた。型を作り、PET樹脂板を真空成型したカウルで、かなりつやつやしています。最後にはオープンカーに変化して走行しました。
MONO-XになぜT-Works+が破れたのか? それは、T-Works+のピットが移動中に周回数を1周数え忘れる大失態に原因があり、エネルギーを余らせてしまったらしい。「そこんなことでは、いかんぜよ」と池上尊師はお説教モードでした。 WEM GP
豊橋エコテクノレース&エコハイの結果はこちら
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