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レースは後半戦、各車ともドライバー交代を行う。 スタートから3時間、レース残り時間1時間の10:20。トップの紀北は5'30前後のラップで32Lapsを走り終え、2位宇都宮工業に1LAPの差をつけたまま独走。コースへ復帰し6位を走行中だった長野工業高校は、依然トラブルを抱えているらしく、再びピットへと戻ってきてしまう。 レース残り時間30分、2位の宇都宮工業高校も5'30を切るタイムにペースをあげてくる。一時は3位を走行していたTEAM THOUSANDは、ペースを9分まで落としてしまい、順位を落としていく。 残り時間5分、5'10のタイムで42Lapsを走り終えた紀北はさらにペースを上げ、記録への挑戦を続ける。残り時間1分、5'00.314のファステストラップを出し、コントロールラインに現れた紀北は、そのまま44周目に向かう。 トップには及ばなかったものの、最後の周回で宇都宮工業高校は意地を見せ、このレースのファステストラップ4'51.455を記録し、2位のチェッカーを受ける。そして、大会新記録44周を走り終えた紀北工業高等学校がでチェッカーを受け、本大会の3連覇を達成した。(s) エンジョイクラス 決勝結果
関連リンク: ソーラーカーレース鈴鹿2005 http://event.yomiuri.co.jp/2005/solarcar/
レーススタート1時間後の08:20。スタートからトップを守りつづける紀北は、5'30台のラップを重ねる。この時点でTop4までの宇都宮工業、長野工業、TEAM THOUSANDを残して、他全車を周回遅れに。 09:10、5位を走行中のOLYMPUS RS-6がルーティンのピットイン。ドライバー交代を行い1'40でピットアウト。 2時間を経過して、トップは紀北22LAP、宇都宮工業高校、周回遅れで3位TEAM THOUSAND、長野工科短期大学、OLYMPUSと続く。 関連リンク: ソーラーカーレース鈴鹿2005 http://event.yomiuri.co.jp/2005/solarcar/
8月7日の鈴鹿サーキットの天気は快晴。7:20にエンジョイクラスがスタートした。 昨日の予選で先頭に立った紀北工業高校は「ベストを尽くすだけです」という当たり前のコメント。1stドライバーの山本雅孝氏は、紀北工業がソーラーカーを始めた頃からドライバーを務めるOBである。エントラントでもあり2ndドライバーを務めるのは中岡先生。ドライバーの力だけで数周程度の差を付けることができると言われている。藪下先生の全てを注入したマシンは小型軽量である。7月30日〜8月1日にかけて行われたWSRでも部門優勝を遂げているだけに、高いポテンシャルをもつ。正直なところ、他チームの追従を許さないほどの実力である。
むしろ2位以下の争いの方が熾烈となる。予選2位の宇都宮工業はOSU model S’と同様に4輪のコーナリング特性を生かして、スムースなコーナリングが生かせれば上位を狙えるだろう。3位のOLYMPUSR-RSはチャレンジクラスの優勝チームである柏会の武蔵と同型ボディ。こちらも高い実力を持つ車体だけにライバルたちのマークを受けているようだ。ただし、5×1.8mの800Wクラスボディに480Wの太陽電池を搭載しているため、4×1.5mの大きさの紀北Solarよりも走行抵抗は大きめになるだろう。
TEAM THOUSANDの蒼穹は、今年は東海大SolspritsのOBで主要メンバーが構成されている。パンダサンの細川さんのサポートもあり高いレベルに成長してきたが、パンダサンの使い古した太陽電池を使用しているので発電性能は低いのが厳しい。一方、エコノムーブの高校部門ではトップレベルに成長した長野工業高校のBig Wave 05は、エコランで培った経験を生かせればチャンスが出てくるだろう。
古参の長野工科短大Fizzer 17はFF2輪DDモータで走行抵抗の低減を目論んでいるようだ。中日本自動車短大SUN BIRD 5も表彰台に登った経験もあるだけに目が離せない。(k) 関連リンク:ソーラーカーレース鈴鹿2005 http://event.yomiuri.co.jp/2005/solarcar/
3連覇を目指す紀北は、フロントローから飛び出すと、そのまま後続を引き離し、5'17のオープニングラップを飾る。その後ろからは、宇都宮工業高校、スターティンググリッド36位から追い上げた長野工業高校、TEAM THOUSAND、OLYMPUS、長野工科短期大学が5分台のラップで続く。 ただいまの鈴鹿の空は快晴。Enjoyクラスのチェッカーは4時間後の11:20。(s)
関連リンク: ソーラーカーレース鈴鹿2005 http://event.yomiuri.co.jp/2005/solarcar/
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