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04WEMGPランキングは第2戦を終え、first step AISIN AW『つばさ52号』、東海大学木村研究室『ファラデーマジック2』、チーム”ヨイショット!”ミツバ『Hyper USO800』の順(チームうにゃにゃん亀吉の『エコノ亀吉2.5号』は初戦と同車名だが秋田で入賞したのは全くの別車両)。
優勝:東海大学木村研究室『ファラデーマジック2』/菊田剛広 関連リンク:
本日予定されていた2004WEM本戦は、現在秋田県を通過中の寒冷前線の影響による強風と大雨の為、中止となった。従って、昨日の公式練習の結果が、2004年大会の公式結果となる(大会史上初)。表彰式は13:00から行われる予定。なお明日は天候が回復することから、ZDPでは大潟村ソーラースポーツライン走行会を企画している。(s)
1周目。スタートから8分51秒後。最初にコントロールラインを通過したのは、チームスーパーエナジーの『GRIFFON』だった。続いて14インチ仕様の、なかよしZDP『ミラクルでんちくん』、3位のホンダエンジニアリングNEO-EVERは、16インチタイヤが不調の為、当初エントリーのOrcaのかわりに『Aqua』が出走。 その後は、first step AISIN AW2輪『つばさ53号』と3輪『つばさ52号』、TeamCarrozzeria『Stinger04』、ヨイショット!ミツバ『HyperUSO800』、チームうにゃにゃん亀吉『エコノ亀吉2.5号』、長野工業高等学校、チームトシヤン等が混戦状態。スターティンググリッドが最後方だった東海大学木村研究室の『ファラデーマジック2』、スタート時の渋滞につかまり出遅れてしまったZDPの『スーパーモスラ』が、その後方から徐々に順位を上げていく展開。 4周目。トップは相変わらず『GRIFFON』だが、ラップタイムとしては、東海大学、つばさ52号、スーパーモスラが、8分40秒を切るタイムでトップ集団を上回る。華麗なコーナリングをコントロールラインでも見せていた2輪『つばさ53号』は、折り返し地点で転倒を繰り返し、早々とレースを終えてしまう。 6周目、最後方から出走の『ファラデーマジック2』が、ついに全車を抜き、トップに躍り出る。この時点で2位に『つばさ52号』、3位『ミラクルでんちくん』。 レース半ばのスタート1時間後、コース上の雲が厚くなり、雨の予感を漂わす。風は相変わらず弱い。1周目の遅れが響くスーパーモスラは、淡々と順位を上げてくる。 レース開始1時間20分後、コントロールラインに雨がぱらつき、しばらくの間路面を水玉模様に変えた。 レース開始1時間40分後の、レース終了20分前。『ミラクルでんちくん』が失速。コントロールラインに姿を見せるが、その後すぐに車を停止してしまう。トップの『ファラデーマジック2』は12周目をクリア。それに遅れる事約1分で『スーパーモスラ』が通過、更に21秒後に『GRIFFON』。レース終了5分前。13周を走り終え、なおも『ファラデーマジック2』はスピードを保ったままコースへと向かう。この周、最後の倍電圧で2位に順位を上げた『GRIFFON』だったがコントロールライン通過後、ピットの前で車を止めてしまう。『スーパーモスラ』は、『ファラデーマジック2』へ遅れる事2分で、コースへと向かい、再び2位。それから約2分後、2時間のレースが終了した。
公式練習の総合結果は、大会初の80kmの壁を突破した東海大学木村研究室『ファラデーマジック2』がトップ。2位なかよしZDP『スーパーモスラ』、3位チームスーパーエナジー『GRIFFON』。ZDPの『ミラクルでんちくん』は、12周目途中にて、レース終了15分前に車を止め、13位という結果に終わった。 昨日フリー走行時のデータ等から予測はされていた事だったが、14インチ勢は記録を伸ばすどころか縮めてしまったところが多く、現時点で14インチタイヤの採用は、検証不足で時期尚早と言わざるおえない。 明日の予報で、日中は雨の確率が100%。寒冷前線の通過が予想され、秋田県内は大雨になる可能性が高い。大雨の場合、本日の公式練習の結果が、大会公式結果となる。とはいえ、天気予報をさんざん裏切ってきた大潟の天気がすんなりそのとおりになるのか? それは明日になってみなければ、やはりわからない。(s) 2004 WEM鉛電池部門 公式練習結果 (モータとタイヤはZDP独自調査結果による)
2004 WEM鉛電池部門 公式練習ラップタイム推移 注:本計測結果はZDP独自の計測結果の為公式記録ではありません
関連リンク:2004 WEM 公式サイト http://www2.ogata.or.jp/wem/04wem/04wem.htm
秋田県大潟村ソーラースポーツラインでは本日、2004ワールド・エコノ・ムーブ(WEM)のフリー走行が行われた。WEM GPで強豪と目されるチームが一堂に会する今年の秋田。 新車ラッシュの中でも注目の技術は、14インチタイヤの採用。小径タイヤを採用する事でボディーの前方投影面積を減少し、走行抵抗の低減を狙う。 昨年優勝のZDP『ミラクルでんちくん』は、ベニヤ板シャーシを14インチタイヤ仕様に新調した。2年ぶりに新車『GRIFFON』で秋田に帰ってきたチームスーパーエナジー、ダークフォースのうにゃにゃん亀吉も14インチタイヤを採用した、スリムなボディーで上位入賞を目指す。 昨年本大会3位の東海大学木村研究室は、20インチタイヤのマシンの進化型『ファラデーマジック2』をデビュー。2004WEM GP初戦の湖東を制したfirst step アイシンAWは、注目の2輪の『つばさ53号』と、ライト級3輪マシンの『つばさ52号』の2台を、初めて秋田に登場させる。昨年本大会2位のホンダエンジニアリングEVERは、今年も『Aqua』を走らせる。各チームに先駆け、湖東にて14インチタイヤ用ボディー投入した、チームヨイショット!ミツバ の『Hyper USO800』は、明日大潟に登場する。 2004WEMは、明日午後に2時間の公式練習が行われる。秋田県地方の天候は、明日以降崩れる予報。明後日の決勝が雨天で中止された場合、明日の公式練習の順位が公式結果になる為、明日の公式練習は例年になく重要な一戦となりそうだ。(s)
関連リンク:2004 WEM 公式サイト http://www2.ogata.or.jp/wem/04wem/04wem.htm
秋田朝日放送(AAB)は、5/3-4に秋田県大潟村ソーラースポーツラインで開催予定の『2004 World Econo Move』 公式練習および本戦のライブ配信を行う。ライブ配信を見るには、Windows Media Playerが必要。(s) 関連リンク:秋田朝日放送(AAB) 2004 WEM http://www.aab-tv.co.jp/wem/ |
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