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本日の天候も昨日と同じく、朝から曇り。スタート2時間後にはコースに雨が降り始める。各車続々と停止する中、ガメラは淡々と周回を重ね続け、3日単独でトップを独走。3日合計でもトップとの前日までの周回数差をつめ、勝負はOSU、玉川大学との、大会総合優勝を巡る争いに。 13:19ガメラは本日8周目を完了。この時点で、ガメラの大会3日間合計の周回数は38周となる。ガメラはそのまま本日9周目の3日間合計39周目へ突入する。 昨年優勝の玉川大学は、ガメラより先に3日間合計39周目に入っているが、ガメラがこの周回をピットアウト閉鎖の15:00までに周回してきた場合、玉川大学は15:26までにこの周回を走り終えないと、同一周回でもオーバータイムの差でガメラに逆転されてしまう。 OSU、玉川大学共、その前の周回を1時間以上かけて走行している状況から推測するには、すでにこの時点でバッテリー残量はほとんどゼロに近い。しかしガメラとの優勝を巡る勝負に、厚い雲の下の微々たる発電をたよりに、制限時間内に1周回るという賭に出てきた。 14:28、3台の中で一番最初にコントロールラインへ現れたのは、ガメラだった。ガメラは9周を走り終えると、そのままピットインし止まった。優勝争いの勝負の行方は、OSUと玉川大学が、この周回を戻ってこられるかどうかにかかった。
やがてコース上の雨が上がった。15:00、ピットアウト閉鎖。レギュレーションにより、これ以降のコースへの出走は無くなり、ガメラの大会記録は、39周オーバータイム22分に確定。38周オーバータイム18分の玉川大学が、ガメラに逆転するには、15:26までにゴールしなければならない事が絶対条件となる。しかし15:26、玉川大学は現れなかった。 残るはOSU。15:45、一瞬ピット前に雨が降る。 15:55、OSUがコントロールラインに現れた。OSUはゲート前の坂をゆっくりと上り、チェッカーを受けた。この渾身の1周により、OSUは周回数をガメラより1周多い40周とし、WSR/JISC2003 総合優勝を決めた。 ガメラは、大会参戦6年目のハーフサイズクラス相当の小さなボディーの少ない太陽電池発電量ながらも、軽いボディー、前年比2倍の大容量のバッテリー、低速域にあったモータの選択、大会中の悪天候に適したマネージメントの組み合わせで、総合2位に入賞することができた。(s)
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コースの空には、夜明けから雲が立ちこめ、ほとんど充電ができないままでレースのスタート時刻、午前8時を迎えた。午前中は時々日が差すこともあったが、12時過ぎには雨がぱらつき始めた。その後もコース路面が濡れる程度の雨が断続的に降り続き、発電がほとんど期待できない天候のまま、チェッカーの時間を迎えた。 ガメラ自身も発電状況が思わしくない状況で、徐々にペースを下げけたが、それ以上に上位のチームがペースを落とし、2日目の結果では、OSU、玉川大学に次ぐ3位。WSR/JISCの大会総合結果でも5位に。 気象庁発表の予報によると、明日の秋田県沿岸地方の予報は本日と同じく曇り。同じ曇りでも、発電に必要な日射がどの程度得られるかが、明日のレース展開の鍵になるだろう。 (s)
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今年のコースは、昨年までの北側の折り返しポイントが、排水ポンプ場工事の為使用できなくなった都合で、折り返し地点が北の橋手前に変更され、コースの全長も昨年までの1周31kmから25kmに短くなっている。 本日のスタート時刻は午前9時。スタート直後の天候は晴れだったが、徐々に曇りはじめ、11時頃には一面の雲となった。しかしその後は、13時前までには空の雲は晴れ、チェッカーまで夏の日射がコースに降り注いだ。 ガメラは当初、午後曇りの予定で走行計画を立て、14周のペースで周回を重ねていた。しかし昼過ぎには日射が回復し、気象データからもレース時間中には天候が悪化する可能性が低くなったことから、ペースをアップ。十分なバッテリー残量を残したまま、15周で今日のチェッカーを受けた。 気象庁発表の予報によると、明日の秋田県沿岸地方の予報は曇り。大会2日目の明日は、午前8時にレースがスタートする。 (s)
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なかよしジャンクヤードの参戦は今年で6年目。2003年仕様のガメラのは、車体側面形状をこれまでの平面から曲面に変更し、空力を改善。搭載される二次電池は、パナソニック製電動アシスト自転車に使用されているリチウムイオン電池(1セルあたり3.8V/3.0Ah/80g)を238セル、合計約3kWhに変更。蓄電容量は昨年の約2倍に増強された。 本日開催された予選(0-400mのタイムを競う)では、総合3位。明日から開催される本戦では、 ハーフサイズのソーラーカーとしての最上位だけでなく、フルサイズのソーラーカーを含めた総合上位入賞を目指す。(s)
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