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梅雨明け宣言も出て、スタート時は快晴となった第1ヒート。 金沢工大夢考房(r)が予選時の故障によりグリッドにつけない他は、混乱もなくスタートした。しかし1LAP目、昨年2位のパンダサンがいきなりスローダウン。モーターのトラブルにより、早々の戦線離脱となった。OSUが5分5秒でまずはトップで通過。以下、芦屋大学Sky Ace TIGA、玉川大と続く。2LAP目、AURORAがスピン。そのままレースに復帰し、ペースを上げていく。昨年のチャレンジクラスから今年はドリームクラスに挑戦のSunLakeが金沢工業大学、玉川大学を抜いて3位に浮上する。4LAP、AURORAがスパートをかけ、3位浮上するも8LAP目には7位に後退、10LAP目にピットイン。足回りをチェックするも、先ほどのスピンのダメージのためからか、一旦、車体をガレージに入れる。1時間経過後、再スタート。 6LAP、TIGAのラップタイムは4分台に入り、10LAP目にはトップOSUとの差は1.8秒に縮まる。上位陣は4分50秒台から5分前半で周回を重ねる。15LAP目、ついにTIGAがトップに立つ。以下、OSU、玉川、再輝、Sunlake、金沢工大、東海大翔洋高校FALCON。2LAP差でCHALLENGEクラスの堺市立工業高校、柏会が続く。17LAP、金沢工大がSunLakeを抜いて5位に浮上。18LAP目、1時間30分を経過したところで、2位TIGAがピットイン。35秒ほどのストップでドライバー交代を終え、コースに戻る。22LAP、再輝がOSUを抜いてトップへ。4分40秒台のLAPを重ねる。 25LAP目、スタートから2時間経過。OSUがドライバーチェンジ。順位は再輝、TIGA、OSUの順に。10分後、再輝、金沢工大がピットイン。再輝は次の周回にもピットに入り、再度ドライバーチェンジを行う。各車ドライバーの交代を終える中、2時間30分が経過し、CHLLANGEクラス2位を走行中の柏会がパンクによりピットイン、タイヤ交換を終えコースに戻るもトップ堺に2LAP差となる。34LAP目、追い上げ中の再輝がスピン、後輪をバースト、レースに復帰できず、ここで第1ヒートを終えることになった。 3時間を経過し、トップはTIGA、OSUが続き36LAPに入る。1周遅れて玉川、金沢工大、SunLake、34LAP目にFAICON、ストップした再輝、CHALLANGEは31LAPで堺、2周遅れて柏会、H・A・Tレーシングチームと続く。直後、トップの堺が左前輪をパンク、約7分のタイヤ交換で再スタートする。32LAPを終えての2位柏会との差は2分26秒にまで縮まる。柏会はペースアップ、差を詰めていく。DREAMクラスは、38LAP目、金沢工大に抜かれた玉川大がパンク、東コースショートカットでピットに戻り、4分で3輪とも交換してレースに復帰。 第1ヒートも残り30分となり、TIGA、OSUと順位は変わらず42周回目に入る。ただ、トップとの差は51秒と広がっていく。3位金沢工大、SunLake、続いてコースに復帰した玉川大、AURORAが36LAP。CHLLANGEは堺を柏会が追い上げ34LAP、芦屋、H・A・T、静岡工科専門学校、芝浦たいようRacingと続く。残り20分を切り、差を1分台に詰めてきた柏会が、パンクにより、このヒート3回目のピットイン。3分50秒でピットアウトするも、堺に1LAP差をつけられ後退する。ほぼ同時刻、OSUがピットに入る。駆動輪である左後輪をチェックするも、そのままコースに復帰。TIGAと共に4分30秒台のラップタイムでベストLAPを更新していく。ヒート終了の17時を前に、トップのTIGAはコントロールラインを通過、49LAP目に入るが、2位OSUは48LAPを終えたところで17時を過ぎており、そのままチェッカーをうける。 1ヒートを終え、トップは唯一49LAPを記録した芦屋Sky Ace
TIGA、2位に1LAP差のOSU、3位金沢工大、46LAPのSunLake、45LAP玉川大、44LAPでFALCON、章典外出走ながらAURORAが43LAP。CHLLANGEクラスはトップ2が共にパンクに見まわれたものの、堺が40LAPで総合でも7位、続く柏会が2LAP差、H・A・Tレーシングチーム、静岡工科専門学校が差を詰めてきた。トップのTIGAは、1ヒートとしては過去最高の周回数を記録した。
鈴鹿サーキット国際レーシングコース(三重県・鈴鹿市)『FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP DREAM CUPソーラーカーレース鈴鹿2003』。8時間耐久レース決勝第1ヒート。トップは芦屋大学ソーラーカープロジェクトのSky Ace TIGA。8時間耐久レース決勝第2ヒートは、明日13時00分にスタート。(s) ドリーム・チャレンジクラス 8時間耐久レース第1ヒート 結果
関連リンク:DREAM CUP ソーラーカーレース鈴鹿2003 http://event.yomiuri.co.jp/2003/S0162/top.htm
15:53一時はトップを走っていた再輝はスピンした際、リヤタイヤがバースト。ピットに戻れず、そのままコース上に車を停止。16:07
チャレンジクラストップの堺市立工業高校が左前輪パンク。ピットインしタイヤ交換で7分ロスし、チャレンジクラス2位の柏会に同一周回に追いつかれる。 残り15分、上位陣のラストスパートは5分を切るペースのバトルに突入。 第1ヒートはまもなく終了する。(s)
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