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WEMGP第7戦 WEMCinNATS 東海大が優勝 2006/10/08 21:00



World Econo Move Chiba in NATS 2006(開催地:千葉県成田市 日本自動車大学校 NATSサーキット:1周1110m)決勝。

天候は快晴ではあったが、発達した低気圧の影響による強風がコースに吹き荒れる中、前日の予選上位車両が集められた決勝第2組が、13:00にスタートした。

スタートダッシュでスーパーエナジーのGRIFFONが飛び出し、 ヨイショット!ミツバのTesla 800、fist step AISIN AWのつばさ52号、 Team BIZON / Gilles、PROJECT MONOのMONO-Xなどが、それに続く。東海大学チャレンジセンターのファラデーマジック2は、ペースを守るあまり、一時は6番手まで順位を落とす。

 


ところがこのスタートに審議があり、Gillesのフライングスタートにペナルティーが課され、10秒のピットストップを被る。 このペナルティーで、Gillesはトップ集団から大きく遅れてしまう。

レースはその後、2分14〜16秒の高速ラップタイムで周回していたファラデーマジック2が、トップに。

レー半ばのスタート1時間後、バッテリ電圧が低下に伴い、ペースは徐々に落ち始め、ファラデーマジック2と、GRIFFONは、2分21秒前後で周回を重ねる。

しかし、キャパシタや可変進角などの装備を満載している、つばさ52号は、依然として2分18秒前後の一定のラップタイムで走行。一時は2位にまで順位を上げるが、スタート1時間10分頃、フロント回りのピロボールを破損し、ストップ。今日のレースを終えてしまう。



レース終盤、安定してトップを走る東海大学に続く、ポディウムを巡る2位3位争いは、予断を許さない展開に。

レース序盤にペナルティーで順位を落としたGillesは、着実に順位を上げてくる。しかし、先行するTesla 800とGRIFFONも、ペースを上げ、それを許さない。レースを終えたfirst step AISIN AWの中村氏は、豊橋創造大学T-WorksのしんがたMUGENくんの支援に回り、こちらも順位を上げてくる。

結局、最後には、エネルギーマネジメント力に優れたTesla 800と、しんがたMUGENくんが、集団から抜け出し、2位、3位でチェッカーを受ける。

優勝は、ファラデーマジック2。昨日の予選で記録した48周を、さらに上回る50周のコースレコードを樹立した。(k)

順位 チーム名 車名 周回数
1 東海大学チャレンジセンター ファラデーマジック2 50
2 チームヨイショット!ミツバ Tesla 800 49
3 豊橋創造大 T-Works しんがたMUGENくん 48
4 Team BIZON Gilles 47
5 名城大学エコノパワークラブ MEGV-2004 47
6 PROJECT MONO◇TTDC MONO-X 46

7

チームうにゃにゃん亀吉 エコノ亀吉3号 46
8

今市工業高等学校

トキ 45
9 Team Super Energy GRIFFON 43
10 下総高等学校自動車部A Innovation 06 43
11 SHIMADA
SEV501PHX 43
12 東京工業大学Meister Trilobit 43


優勝:東海大学/ファラデーマジック2
 
ジュニアクラス優勝:今市工業高等学校/トキ

関連リンク:
World Econo Move Chiba in NTAS 2006 http://www.nats.ac.jp/2006/environment/06wemc/wemc06_top.html
2006 WEM GP 公式サイト http://www2.ogata.or.jp/wem/wemgp/06wemgp/06wemgp.htm
team BIZON blog http://ecorun.blogspot.com/

WEMGP第7戦 WEMCinNATS 予選トップは東海大 2006/10/07 17:00



World Econo Move Chiba in NATS 2006(開催地:千葉県成田市 日本自動車大学校 NATSサーキット:1周1110m)初日。WEM GP戦中、最も平均速度の遅い本大会は、競技時間2時間を、WEM秋田の半分のバッテリーで争われる。

エントリー台数は31台と少なめだが、エントリー順で2組に分けられ、それぞれ午前と午後の2回に分けて、今日の予選は行われた。

秋雨前線による大雨も夜のうちに止み、空は雲に覆われながらも、強い風が路面を乾かし、午前11時の予選1組目のスタートの頃には、ドライコンディションに。午後2時半にスタートした第2組では、風も弱まり、最後は晴天に恵まれた。

 


レースは、2組目のスタート時、モータの載せ替え作業で東海大/ファラデーマジック2が、グリッドインに間に合わずピットスタートとなった事を除いて、上位陣には特に大きなトラブルもなく、淡々と進行した。

予選トップは、去年の決勝記録を上回る48周を記録した、東海大/ファラデーマジック2(2組目出走)、2位チームヨイショット!ミツバ/Tesla800(47周/2組目出走)、3位Team BIZON/Gilles(46周/2組目出走)。予選1組目トップだった、first step AISIN AW /つばさ52号は、4位(46周)。第2レース残り10分で、キャノピーの曇りの為にピットインを余儀なくされたチームスーパーエナジー / GRIFFONは、45周の記録で5位に止まった。

明日の本戦は、予選結果から上位組と下位組に分けられ、下位組は09:30、注目の上位組は13:00にスタートする。(s)


東海大学:木村英樹
去年の優勝記録を上回れて、とりあえず目標は達成できた。しかし、アイシンさんは、最後のラップでファステストを出せるくらいなので、今日はかなり残しているハズ。でも、うちもまだ余力はあるので、明日は今日以上の記録を目指します。


チーム ヨイショット!ミツバ:柳原さん
東海大には、止まれば追いつけるかと思ったけど、最後まで行かれてしまった。うちはコンデンサーを積んでいたけど、え?ファラデーマジックは、コンデンサー積んでいないの?

Team BIZON:田村さん
今日は、チーム監督の房間さんが仕事で不在な上に、電気系のボスも米国出張中。房間さんには、電話で充電方法のアドバイスをもらい、なんとか良い結果が残せました。まだ若干余力があるので、明日は楽しみにしてください。
first step AISIN AW:中村さん
去年よりも、記録が落ちてしまいました。路面温度ですかね?携帯電話の電池が、レース最後の30分で切れてしまい、肝心な時にドライバーへ指示を出せなかったのは、痛かった。
チームスーパーエナジー:内田さん
今日は、キャノピーの曇りで損をしました。電池の充電も押し込みましたので、明日は、セッティングを決めて狙いますよ。

関連リンク:
World Econo Move Chiba in NTAS 2006 http://www.nats.ac.jp/2006/environment/06wemc/wemc06_top.html
2006 WEM GP 公式サイト http://www2.ogata.or.jp/wem/wemgp/06wemgp/06wemgp.htm

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