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BackNumber〜2005秋2  

EV Enjoy Trial in 白浜 Final 第2ヒート first step AISIN AWつばさ52号が優勝 2005/10/30 16:30



10月30日、南紀白浜空港旧滑走路。EV Enjoy Trial in 白浜Final、第2ヒートが行われた。前日の第1ヒートは風雨にたたられたが、1時間耐久レースの第2ヒートは、うって変わってすばらしい晴天に恵まれた。

11:30、第2ヒートがスタート。スタート直後から、first step AISIN AWのつばさ52号、PROJECT-MONOのMONO-1、前回優勝の東海大学木村研究室のファラデーマジック2が、先頭グループを形成。

ところが1周目、ファラデーマジック2が2回目の折り返し地点でオーバーランし、コースアウト。レース時間1時間では致命的な3分30秒のロスを負ってしまう。さらに同じく先頭集団に迫り、上位争いに絡むと予想されていたチームうにゃにゃん亀吉のエコノ亀吉2.5号も4周目にパンク。大幅にタイムをロスし、上位争いから離脱してしまう。


Capacitor Gravity(CG号)

その後レースは、つばさ52号に先導される形で、名城大学NovaのNova、名城大学エコノパワークラブのMEGV-2004、SHIMADAのSEV-501PHX、豊橋創造大学T-WorksのしんがたMUGENくんが2位グループを形成。

つばさ52号は、ファラデーマジック2が消えた段階で無理をしない安全策に切り替え、終始トップを走り続け、そのまま優勝。2位にはMEGV-2004

ファラデーマジック2は、コースアウトしたときにタイヤがダメージを受け、終盤スローパンクしてしまうが、それでも、エアーが抜けきる前に追い上げることができたために3位に入賞。ミラクルでんちくん改め、GoHanでんちくんも7位と健闘した。CG号は巨体に悩まされほぼ予定通りの25位。ジュニアクラスでは横須賀工業高機械部のKUROFUNEが優勝した。(k)

 

EV Enjoy Trial in 白浜 Final 第2ヒート 結果 
順位 チーム名 車名 走行距離(km)
1 first step AISIN AW
つばさ52号

32.408

2 名城大学エコノパワークラブ
MEGV-2004
31.851
3 東海大学木村研究室
ファラデーマジック2
31.259
4 名城大学Nova
Nova
31.174
5 SHIMADA
SEV-501PHX
30.926
6 豊橋創造大学T-Works
しんがたMUGENくん
30.838
7 Magnesia
GoHan D号
30.163
8 PROJECT MONO-TOYOTA
TECHNO SERVICE
ハナモトくん
29.850
9 アヒルエコパレーシング
Pursuiter
29.805
10 横須賀工業高機械部
KUROFUNE
29.800
25 HIDE3
Capacitor Gravity
24.951
 
優勝:つばさ52号



2位:MGEV-2004
 
3位:ファラデーマジック2

関連リンク:
EV Enjoy Trial in 白浜 http://www9.ocn.ne.jp/~isl/ev.html
World Econo Move Grand Prix http://www2.ogata.or.jp/wem/wemgp/05wemgp/05wemgp.htm

EV Enjoy Trial in 白浜 Final 第1ヒート HIDE3のCapacitor Gravity優勝 2005/10/29 23:30



今年で9回目となるEV Enjoy Trial in 白浜。主催者側の都合により、今回で最後となるためFinalとしての開催となった。白浜大会としては過去最高の52チームが参加し、10月29日には折り返しを含む0-400mレースである第1ヒートが行われた。

この大会に2003WEM筑波で優勝したチームHIDE3のCG号が再び参戦。日本ケミコン社電気二重層キャパシタ40本(100V-25Fバンク)とミツバソーラーカー用DDモータを搭載するなどのスペシャル仕様。WEM史上最強の5kW以上のパワーを投入することで第1ヒートでの優勝を目標に出場してきた。東海大木村助教授が自らドライバーを務め、相当な気合いが入っている。


雨上がりの濡れた路面で行われた第1ヒートは、折り返し点でスピンしてしまう車が続出。走行タイムが1分05秒から1分09秒までに7台が集中し、4位が4台出るなどの接戦が繰り広げられた。

注目のCG号はゼッケン48番ということで最後の方からスタート。ホイールスピンさせながら一気に加速し、折り返しではスピンしてしまうものの、すぐに再スタートし、圧倒的なパワーで第1ヒート優勝を手に入れた。

一方、チームMagnesiaのGoHan D号はZDPのミラクルでんちくんを、カーボン製ワイドリムの装着テスト用に貸し出したものである。第1ヒートの結果は8位とまずまずの好位置につけた。東海大木村研究室のファラデーマジック2は4位。30日の第2ヒートは1時間の省エネレースであり、第1ヒートの結果を元にスターティンググリッドが割り当てられる。(k)

EV Enjoy Trial in 白浜 Final 第1ヒート 結果
順位 チーム名 車名 記録
1 HIDE3
Capacitor Gravity

0'52

2 名城大学エコノパワークラブ
MEGV-2004
1'04
3 Pursuiter
アヒルエコパレーシング
1'05
4 横須賀工業高機械部
KUROFUNE
1'06
4 和歌山工業高機械工作クラブB
LITTLE QUICIE Zo
1'06
4 PROJECT MONO-TOYOTA TECHNO SERVICE
MONO-1
1'06
4 東海大学木村研究室
ファラデーマジック2
1'06
8 Magnesia
GoHan D号
1'09
9 和歌山工業高機械工作クラブA
LITTLE QUICIE ZoII
1'13
10 堺市立工業高科学部
SCIENCE 805
1'15

関連リンク:EV Enjoy Trial in 白浜 http://www9.ocn.ne.jp/~isl/ev.html

キムヒデの2005 World Econo Move Chiba in NATSレポート 2005/10/22 22:00

2005年10月8-9日に開催された、2005 World Econo Move Chiba in NATSのレポート、『キムヒデの2005 World Econo Move Chiba in NATSレポート』が公開された。

>>> キムヒデの2005 World Econo Move Chiba in NATSレポート

大阪産大、中国シルクロード横断に挑戦中 2005/10/22 10:00

大阪産業大学は開学40周年記念事業として、西安交通大学との共同プロジェクトによるソーラーカーおよびEVによる中国シルクロード横断に挑戦。10月19日に西安市をスタートし、宝鳥・蘭州・酒泉を経て敦煌市までの約2000kmを8日間かけて走破し、環境問題を訴えていく予定。ドライバーには同校客員教授のレーシングドライバー片山右京氏も参加。現地からの速報は、特設blog参照。(s)

関連リンク:
大阪産業大学シルクロード横断プロジェクト速報blog http://blogs.yahoo.co.jp/osusilkroad/
大阪産業大学ソーラーカープロジェクト http://solarcar.osaka-sandai.ac.jp/

リッセル社製、ソーラーカー用新型大容量リチウムイオン電池発売 2005/10/18 23:30

(有)G2クリエイトはリッセル社製新型Liイオン電池「E-39s」を来春2006年1月より販売開始する。従来品に対しさらに高容量化を進めたもので、重量あたりのエネルギ密度で180Wh/kgを達成した。
一般的な円筒形やラミネート型リチウムイオン電池は1セルあたりの容量が小さいため、ソーラーカーレースでは数百本単位で使用する必要があるが、リッセル社製リチウムイオン電池は1セルあたりの容量が大きいことが特徴で、少ないセル数で必要容量が得られるため、取扱が容易となるメリットがある。詳細お問い合わせは下記、G2クリエイト香川氏まで。(i)

【主要スペック】
型式:B-60s 平均電圧:4.00V 放電容量:60Ah 質量:1.350kg エネルギー密度:178Wh/kg サイズ:110x30x143mm
型式:E-39s 平均電圧:4.00V 放電容量:39Ah 質量:0.865kg エネルギー密度:180Wh/kg サイズ:110×30×143mm

【発売時期】 2006年1月より

【問い合わせ先】
(有)G2 クリエイト
代表取締役 香川 央
〒336-0911 さいたま市緑区三室636-10
TEL:048-712-2606 FAX:048-712-2609
E-mail : ggcreate@mse.biglobe.ne.jp

>>>スペックシート(PDF:27KB)

WEMGP第5戦千葉NATS 優勝 first step AISIN AW 2005/10/09 18:30



World Econo Move Chiba in NATS 2005(開催地:千葉県香取郡大栄町 ニホン・オートモービル・カレッジNATSサーキット)決勝。

朝方から降った雨の影響で、路面はウェットであり滑りやすい状態。昨日の予選でトップとなったスーパーエナジーのGRIFFONは、序盤に2分20秒を切るラップタイムを叩きだし、レースを引っ張っていく。その後を走るfirst step AISIN AWのつばさ52号は、GRIFFONから数秒遅れのラップライムで2位を走行するものの、次第に距離を離されていく。昨日、ペナルティを受けて最後尾からスタートした東海大学木村研究室のファラデーマジック2は、つばさ52号とほぼ同じようなラップタイムで3位を走行する。

このような状態がしばらく続き、トップと2,3位の差が開きつつあったが、レース後半、つばさ52号はペースを上げてGRIFFONを追撃。そして残り10分、異変が起こる。GRIFFONがバッテリ切れとなってピットインし、そのままレースを終えてしまう。この間につばさ52号がGRIFFONを抜き返しトップに躍り出る。ファラデーマジック2も、懸命にGRIFFONを追いかけるものの、勢い及ばず3位にとどまった。

つばさ52号は豊田、菅生に続いて三連続して優勝し2005 WEM GP戦の優勝をほぼ手中に収めることとなった。(k)

優勝 first step AISIN AW / つばさ52号 2位 チームスーパーエナジー / GRIFFON

World Econo Move Chiba in NATS 2005
順位 チーム名 車名 周回数
1 first step AISIN AW つばさ52号 47
2 チームスーパーエナジー GRIFFON 46
3 東海大学木村研究室 ファラデーマジック2 45
4 豊橋創造大学T-Works しんがたMUGENくん 43
5 チームうにゃにゃん亀吉 エコノ亀吉2.5号 43
6 PROJECT MONO MONO-1 42
7 PROJECT MONO ハナモト クン 41
8 名城大学Nova Nova 41
9 名城大学エコノパワークラブ MEGV-2004 41
10 The 4th Laboratory 呑龍 40
 

関連リンク:
World Econo Move Chiba in NTAS 2005 http://www.nats.ac.jp/pc/wemc/wemc_top.html
World Econo Move Grand Prix http://www2.ogata.or.jp/wem/wemgp/05wemgp/05wemgp.htm

2006菅生はお盆開催 2005/10/09 12:00

菅生大会関係者からの情報によると、来シーズン2006年度の Wold EV Challenge in SUGO は、8/12-15に催されるサーキット祭りに併せて開催される事が内定した模様。また、今年は菅生の前週に開催されていた WEM in とよた は、来年の開催時期が今年より1週早まり、9/2-3となる見込み。会場は、これまでと同じ とよたスタジアム の可能性が高いが、万博会場跡地もその候補として名前があがっている。(s)

WEMGP第5戦千葉NATS 予選トップはチームスーパーエナジー 2005/10/08 17:30


チームスーパーエナジー / GRIFFON


World Econo Move Chiba in NATS 2005(開催地:千葉県香取郡大栄町 ニホン・オートモービル・カレッジNATSサーキット)初日。

本大会は、WEM秋田の半分のバッテリーのエネルギーで、最大勾配4%、1周1110mのコース2時間の走行距離で競われる。本日開催された予選は、出走台数の関係で組別に2回に分けて行われた。競技中に心配された雨は結局降らず、天候は曇り時々晴れ、路面はドライコンディションに恵まれた。

トップは、チームスーパーエナジー / GRIFFON(49周)、2位first step AISIN AW /つばさ52号(48周)、3位豊橋創造大学T-Works / しんがたMUGENくん(44周)。予選1組目で46周を記録した東海大学木村研究室 / ファラデーマジック2は、レース後の再車検で、バラストを含めたドライバーの体重が55kgに満たず、失格となった。

明日の千葉県の予報は雨だが、午前よりも午後の降水確率が低め。明日の本戦は、本日の予選結果から上位組と下位組に分けられ、下位組は09:30、上位組は13:30にスタートする。予選失格の東海大は、安全上の理由により、上位グループ最後尾からのスタートとなる。(s)

関連リンク:World Econo Move Chiba in NTAS 2005 http://www.nats.ac.jp/pc/wemc/wemc_top.html


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