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BackNumber〜2004鈴鹿5

鈴鹿2004 8時間耐久第2ヒート パンダサンチームのトライアシック ダンディーが初優勝 2004/08/01 17:30


4 トライアシック ダンディー / パンダサン チーム


FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP DREAM CUPソーラーカーレース鈴鹿2004 ドリーム/チャレンジクラス 8時間耐久第2ヒート。優勝はパンダサンチームのトライアシック ダンディー。参戦13年目のプライベータが、念願の初優勝となった。


残り1時間30分で、タイヤがバーストした再輝は、20分をかけてピットへ戻る事はできたが、ここで車を止めてしまう。

残り40分、かなり強い雨が、スタンドの辺りにも降り始める。OSUは芦屋大学を引き離したいが、芦屋はしっかりと後ろからついてくる。この時点での順位は、トライアシック ダンディー、芦屋、OSU、Aurora、金沢工大。6位のサンレイクは長い時間ピットインしたまま出てこない。


残り20分、130Rにて、Aurora101が止まってしまう。つづいて、ダンロップコーナーでサンレイクがストップ。 鈴鹿のコースが、ソーラーカーの墓場となっていく。

残り16分、コントロールライン手前で、芦屋大学がOSUを抜く。OSUはスローダウン気味。
残り15分、ラップリーダのトライアシック ダンディーが、コントロールラインを通過。速度は落ちていない。

コースの雨は更に強くなる。

残り12分、トライアシック ダンディーが、濡れたデグナーでスピン。しかし、姿勢を直してコースに復帰。

残り2分、芦屋がコントロールラインを通過。

第2ヒート終了が目前に迫り、チェッカーへのカウントダウンが始まる。コントロールラインに、トライアシック ダンディーが現れる。ゆっくりとほぼゼロと同時にトライアシック ダンディーは、チェッカを受ける事無く、コースへと向かう。この周回を走り、戻ったところでチェッカーを受ければ、優勝が確定する。

17:05 OSUはスプーンカーブでスローダウン。結局OSUは、チェッカーを受けられなかった。
17:08 パンダサンチームが、コントロールラインに合われ、雨の中、チェッカーを受ける。一個人のプライベータとして、鈴鹿の大会初戦から参加を続けた、細川氏率いるパンダサンチーム、参戦13年目の優勝の瞬間だ。

結果的には、後半に雨で路面コンディションがウェットとなった今日の第2ヒートよりも、比較的天候がもって、路面はほぼドライのままであった第1ヒートに周回数を重ねておくという走行パターンが、戦略的には有利という事に。また、芦屋大学とOSUが搭載していたモータが、ギリシャ仕様の高速セッティング版だったことが今回のペースには最適ではなかった事、パンダサンチームのトライアシック ダンディーが、他車と比較して軽量であったことが、勝負の鍵となった。(s)

ドリーム/チャレンジクラス 8時間耐久レース 総合結果
順位 No. クラス Team名 車名 Laps Time
1 4 DREAM パンダサン チーム トライアシック ダンディー 63 6:05'55.143
2 1 DREAM 芦屋大学ソーラーカーPJ(A) 芦屋Sky Ace TIGA 62 6:05'02.198
3 10 DREAM OSU大阪産業大学 OSU model S' 59 5:50'31.063
4 7 DREAM 金沢工業大学 夢工房 KIT GoldenEagle 56 6:05'07.562
5 101 DREAM Aurora Vehicle Association Inc AURORA 101 54 5:25'13.970
6 21 CHALLENGE 柏会 武蔵 54 5:57'46.288
7 23 CHALLENGE 堺市立工業高等学校科学部 SCIENCE 704 54 5:59'45.052
8 5 DREAM チームサンレイク サンレイク トウヨウボウ 51 6:00'42.909
9 2 DREAM 再輝 ENAX 48 5:09'16.135
10 36 CHALLENGE SOLAR GIGA GIGA 03 46 6:00'16.803

優勝:パンダサンチーム 細川さんのコメント(左写真)
「やっと勝てたよ〜!他の車がまともに走っていたら勝ち目は無かったけど、うちの車、軽いは軽いんだよね。」

準優勝:芦屋大 羽藤さんのコメント
「3連覇はだめでした。レースは簡単には勝てませんね。帰ってから、バッテリー残量をチェックして、来年に生かします。」

3位:OSU 藤田先生のコメント
「WSRの山本さんに言っておいてください『バッテリー使い切ったので、月曜日は秋田に行けません!』」

関連リンク:ソーラーカーレース鈴鹿2004公式サイト http://event.yomiuri.co.jp/2004/solorcar2004/

鈴鹿2004 8時間耐久第2ヒート スタート2時間30分後

2004/08/01 15:40


FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP DREAM CUPソーラーカーレース鈴鹿2004 ドリーム/チャレンジクラス 8時間耐久第2ヒート。

スタートから2時間の中間時刻に、各チーム続々とドライバー交代。15:05 OSU ピットイン。ドライバー交代で約1分のロスでピットアウト。15:14 芦屋大ピットイン。わずか24秒でドライバー交代ピットアウト。15:17 西コースに強い雨。デグナー出口にて、チャレンジクラスのトップ争いをしていた、堺市立と柏会が、同じ箇所でスリップ。コースに復帰。

 

チェッカーまで1時間30分を残し、パンダサン、再輝、芦屋大、Aurora、OSU、金沢工大。ここで、再輝が、バックストレートで、タイヤがバーストしスローダウン。OSUは5分台にラップタイムを上げ、芦屋大学との1LAPを取り戻しにかかり始めた。まもなく、最後の駆け引きが始まる。(s) 

関連リンク:ソーラーカーレース鈴鹿2004公式サイト http://event.yomiuri.co.jp/2004/solorcar2004/

鈴鹿2004 8時間耐久第2ヒート スタート1時間後

2004/08/01 14:00


FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP DREAM CUPソーラーカーレース鈴鹿2004 ドリーム/チャレンジクラス 8時間耐久第2ヒート。

スタートから再輝が、スタートダッシュで2位以下を引き離しにかかる。それに、そうはさせたくないはオーロラ、OSU、芦屋大、金沢工大、パンダサン、東海翔洋が続く。

1周目、再輝は5'10それに続く先頭集団もスタートの周ながら5分台のラップタイムで続く。


13:16 再輝がピットイン。レギュレーションをクリアする為に、奥さんにドライバー交代。13:27に再輝 ピットイン更に交代し、ドライバーを元に戻す。

1時間が経過して順位は、パンダサン、再輝、芦屋大、Aurora、OSU、金沢工大。OSUは、芦屋大とほぼ同じペースで走っているが、昨日の第1ヒートで芦屋は1LAPの貯金がある。OSUが芦屋に勝つ為には、17:00のチェッカーを受ける前に、その1周を逆転しなければならない。(s) 

関連リンク:ソーラーカーレース鈴鹿2004公式サイト http://event.yomiuri.co.jp/2004/solorcar2004/

鈴鹿2004 8時間耐久第2ヒート 直前コメント

2004/08/01 13:45

台風の影響で一瞬晴れるかと思いきや、また雨と言うような不安定な天候の中、第2ヒート前の充電時間中に各チームからコメントを頂きました。(i)

 

第1ヒートトップの再輝:ドライバーで代表の高崎さんのコメント「ウチは予定通り!1ヒートはあれでいいんだよ!今日はもう雨でもいいよ。やっぱりレースは盛り上げてお客さんにもスポンサーにも喜んでもらわないと。」

  同2位のパンダさん:代表細川さんのコメント「1ヒートちょっと飛ばし過ぎちゃったかなー。もうバッテリへろへろだよ〜。去年トラブルで走れなかったから、思い切り走りたかったんだね。今日は晴れてくれないとねぇ。せつないねぇ〜。」
 

同3位の芦屋大学:羽藤先生「まだ上に再輝さんとパンダさんがいますが、OSUさんには1ラップ差を付けましたから、今日は中盤でトップに立ってそのまま逃げ切りたいですね。でもレースですから何があるか判りません。」

 

同6位のOSU:藤田先生「バッテリ?残量が無いから月曜の秋田WSRは走れないかも?レース終わってバッテリが残ってたら秋田行きます。自走で。(笑)」


【冷え冷えグランプリ】
強風の中、時折激しい雨が叩きつける状況でしたが、その中で太陽電池の冷却に余念の無いチームもありました。
地元三重県の上野工業高校。順番に水を満たしたペットボトル受け取って流れ作業による冷却、高校生らしくて良かったですね。でも、さすがに今日の天気ではそれほど冷やす必要は無かったかも・

関連リンク:ソーラーカーレース鈴鹿2004公式サイト http://event.yomiuri.co.jp/2004/solorcar2004/

鈴鹿2004 8時間耐久第2ヒート まもなくスタート

2004/08/01 12:30

 


FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP DREAM CUPソーラーカーレース鈴鹿2004 ドリーム/チャレンジクラス 8時間耐久決勝第2ヒートは、まもなく13:00にスタートする。

10:00バッテリー保管解禁後、各チームともピット裏で、太陽光からの充電を行っていた。エンジョイクラスの速報でお伝えしたように、雨が降ったりやんだりの状況ではあるが、雨雲の切れ間から挿す日射はさすがに強く、各チームとも予想以上に充電ができた模様。

昨日の第1ヒートで上位陣は、第2ヒートの天候が読めない事から、最終的にほぼ同周回数につじつまを合わせた感は否めない。

第1ヒートで残したバッテリー残量と本日レース前の充電量に加えて、レース中の発電予想量をどの程度と予想し、第2ヒートのペースを決めるのか? ピーカンのレースでは味わえないBrain Sportの醍醐味を、各チームとも今年の鈴鹿で、味わう事になるだろう。(s) 

関連リンク:ソーラーカーレース鈴鹿2004公式サイト http://event.yomiuri.co.jp/2004/solorcar2004/

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