Zero to Darwin Project
NEWS
ZDP SHOP
パーツ販売
メーリングリスト
SOLAR-PAL
ZDPの歴史
キムヒデの2003WEM秋田レポート(前半) 2003/05/10 00:00

ことしの秋田のWEMも、いろんな出来事が満載ですごかったですねぇ。あまりにも多いのでまとめきれないほどです。ことしは、世界初となる燃料電池車レースも行われ、マスコミの注目は高かったようですね。燃料電池車レースに先立ち、5月2日にはホテルサンルーラル大潟で「未来のエネルギー燃料電池フォーラム」が開催されました。まず、本田技術研究所の佐藤登氏から「ここまできた燃料電池車の技術」と題して基調講演が行われ、ホンダが開発した燃料電池車やハイブリッド車などの話を伺いました。

引き続いて、東北大学大学院の齋藤武雄氏、大同メタル工業の高木武久氏、富士重工の澁谷秀樹氏、環境フォーラム事務局長の高村文子氏、東海大学の木村英樹氏らによるパネルディスカッションが行われ、燃料電池の仕組みから、燃料の生成方法、大潟村ウインドファーム構想、そして技術的課題などが説明され、その後活発なフリーディスカッションが行われました。

 

燃料電池フォーラムも盛況のうちに終わり、ソーラースポーツラインの様子見に行ってみると、今回もハイレベルな戦いの匂いがプンプン漂ってきます。明日の公式練習が楽しみです。

翌日の5月3日は車検のあとに公式練習が行われました。TGMYは燃料電池車(FCEV)部門と電気自動車(EV)部門を1台でダブルエントリー。燃料電池とバッテリの載せ替えが大変そうです。美しいシルエットのボディはグッドデザイン賞に選ばれました。FCEVの公式練習は、走り込み豊富な旧型USO800が40周し本戦のポールポジションをゲットしました。

 

EV部門の方はヨイショット!ミツバのHyper USO800となかよしZDPのスーパーモスラが13周を越えフロントローを押さえる。明日の本戦では80kmオーバーの大記録が期待されます。

 

情熱は無いものの気合い十分な池上さんは、観客席の最上段に立ち、ミラクルでんちくんの帰りを待つ。序盤は好調に飛ばしていたでんちくんは、レース終了間際にに東海大のファラデーマジックに抜かれ4位に。この日は77.4kmを走ってたったの1馬身(2.85m)差しかつかない。でんちくんドライバーの海ちゃんはだいぶ悔しそう。一方、チームうにゃにゃん亀吉のエコノ亀吉は、この日は車体に毛糸を付けて、乱流が発生していないかをチェック。結果は5位と好順位。チームトシヤンの達也&翼号は6位と健闘。

 

 

期待されていたホンダエンジニアリングのOrcaはパンク、Aquaは最初の折り返しでタイヤバリアに突っ込み大破(映像提供:SE安藤さん)。翌日の本戦までに対応は間に合うのか?!

5月4日に行われた本戦の観戦記は後半に続きます。内容はぐっと過激に・・・。楽しみに待っててね。(k)

関連リンク:大会公式練習結果 http://www2.ogata.or.jp/wem/03wem/503wemall.html

 

▲TOPへ戻る

当サイトに関するお問い合わせはこちらから。
Copyright(c)1995-2003 Zero to Darwin Project All rights reserved.