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ドリーム・チャレンジ8時間耐久レースは、第2ヒートが終了し、4芦大SkyAce TIGAが90周で優勝。2位に7フォレストウォーカー(パンダサン)88周、3位は昨年優勝の1OSU model S 86周という結果になった。
レース終盤16:25に1OSU model Sが、リアタイヤパンクでピットイン。タイヤ交換して16:28にピットアウトし、金沢工大に抜かれること無くコースへ戻った。しかし、OSUと金沢工大のペースはほぼ6分。トップ2台へ追いつく為のエネルギーは残されていない。16:30
4芦大SkyAce TIGAは5'10台にペースを上げ始める。7フォレストウォーカー(パンダサン)はなおも5'20台で周回を重ねるが、もはや昨日の1LAPを自力で逆転する手だては無い。
90Lapという圧倒的な強さをみせた芦屋大の4 SkyAceTIGAの勝因はいったい何だったのだろうか? 一つは、KITが採用していることで知られているIRCブリジストンの14インチタイヤを第2ヒートから採用したことが成績向上につながったかもしれない。バッテリー保管解除からの充電時は曇りがちであったので、バッテリーは満タンでは無かったはずだ。それでも、第1ヒートと同じ45Lapを刻んだことは評価できるのではないか。 でも、やっぱり最終兵器はコレかな?芦屋大の盛谷氏が26日の車検日にこっそり見せてくれたものがこれだ!!! ドリームクラスはリチウムイオン電池搭載チームが増えたといっても、芦屋大が使ったのは別格のリチウムイオンポリマー電池だ。エネルギー密度は180Wh/kgと、とてつもない大きさだ。標準的な18650タイプで140〜160Wh/kgだし、大型リチウムイオン電池だとこれ以下になる。鈴鹿ではこれでだいぶ有利にレース展開を運べたはずだ。(k)
金沢工大の8 KIT GoldenEagleは太陽電池を10%増量中。第2ヒートの前に行う充電は早めに終了? 発電量は多いかも。キャノピーの前にも増量したため、鼻が押しつぶされたような形状になってしまったが、キャノピー後部の形状を膨らませているため空気抵抗は低減されているそうだ。
101 Auroraは、リチウムイオン電池を破損し、さらにMPPTまわりの故障で発電停止。第2ヒートの出走を断念。来週にひかえている秋田県大潟村でのWSRへ向けてメンテナンスを続行する。練習走行中に高そうなモーターも壊してしまった。代表のDavidもSuzukaはHardでToughなコースだと、ますます実感したことだろう。 怪しい物体をコースの端まで移動中の九州東海大37 ECO 6063 TypeSは、無線LAN用の大型アンテナを設置中(写真左)。走行中のデータを取得する。80 紀北TECH SOLARなどが搭載したミツバDDモータのプロトタイプ(写真左)。フルサイズ用のプロトタイプは1 OSU model Sでテストされた。関係者によると、一般への販売は来年度の大会に間に合うスケジュールを考えているそうだ。気になる価格は未定みたいだけど、安くしてーー。(写真左)
ここからはおまけ。ことしも、キムヒデお気に入りのPNジャンクションが振り付けつきで演奏された(写真左)。なぜだかビビッときちゃうね♪。デザイン賞を受賞した西脇工業高の80
Improveは、アシスタント嬢と記念撮影(写真右)。(k)
4芦大SkyAce TIGAが総合77周でトップ。第1ヒートの差1周があるものの、第2ヒートだけなら同一周の7フォレストウォーカー(パンダサン)が5分20秒前後のペースで芦屋から離れない。1OSU
model Sは、両者から1LAP遅れて、5分代後半で様子見。
6玉川ドルフィン、13DEVeL(国立鈴鹿高専)に対して、バッテリー交換により、21周減算となるペナルティが課せられることが、大会本部より発表された。両車が搭載していたのはリチウムイオン電池。今年より、リチウムイオン電池を投入してくるチームが増えたが、リチウムイオン電池は、従来の電池に比べて扱いが難しく、過放電や過充電等により電池を破損するトラブルが、各チームで相次いでいる。そんな中両チームは、ペナルティを覚悟で、バッテリーの交換を第2ヒート前に行っていた。
ドリーム・チャレンジクラス8時間耐第2ヒートは13:00スタート。オープニングラップを取ったのは6玉川ドルフィン。続いて7フォレストウォーカー(パンダサン)、4芦大SkyAce
TIGA、1OSU model S、8KITGoldenEagleが続く。各チームともラップタイムは5分30秒前後。101Aurora-RMIT101は昨日のバッテリーに加え、MPPTのトラブルのため、ピットで未だ作業中。
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