|
|||||||||||
|
エンジョイクラス(480Wクラス)の4時間耐久が07:20にスタート。クラス3連覇を狙う51 SCIENCE
702(堺市立工業高校)が1周6分のペースでトップを独走中。
ソーラーカーレースはポーカーのようなもの。相手のバッテリー残量が分からないので最後の最後まで勝負は見えない、とZDP shimo氏は語っていた。私はいつも、ソーラーカーレースはマラソンのようなもの。車体性能とともにうまいレース運びができたものが勝つ、と言っているがどちらもソーラーカーの真理だ。明日28日の鈴鹿エリアの天気予報は晴れ。どのチームもバッテリーをほとんど空にしたはずだ。でも、ちょっと残しているところもあるだろう。この辺がポーカーに似ているところだ。芦屋大の4 Sky Ace TIGAは、1周のリードを保ったままLapを重ねて優勝を狙えるだろう。この1周の貯金は大きい。45Lap刻めたということは明日も45Lapして合計で90Lapを越えてくるだろう。優勝する可能性は高い。怖いのはマシントラブル。とくに芦屋大は長年がんばってきたモーター周辺に不安があるし、ハードな走りではタイヤパンクも心配だ。トップの芦屋大に追いつける可能性があるのは、今のところ好調だが、いつも必ずどこかで試練が待ち受けているパンダサンの7 フォレストウォーカー。そしてGaAs太陽電池の発電量にものを言わせる101 Auroraあたりか? 特に曇りになるとGaAsと結晶系シリコンの発電量の差が大きくなるので、Auroraにはかなり有利になるはず。6 玉川ドルフィンも好位置にいるので目が離せない。1 OSU model Sは車体性能をフルに発揮しているはずなので、いっぱいいっぱい。上位がミスをして落ちてくるのを待つ展開か? このあたりがマラソンだ。チャレンジクラスも東洋紡と柏会の熾烈な争いが期待できる。連勝中の21 SunLake TOYOBOが巧みなレース展開をみせると思われるが、今回は柏会の30 武蔵には勢いを感じる。わずかなリードを活かして東洋紡が守りきれるか? (k)
序盤から飛ばしていた金沢工大は残り時間30分あたりからスピードダウン。Li-ionバッテリーの電圧が予定外に早く低下した模様。芦屋大の4 Sky Ace TIGAが飛び出し、第1ヒートのドリームクラスを45Lapという驚異的な周回数で走りきった。 チャレンジクラストップは21 SunLake TOYOBO(写真左)。27日朝のフリー走行中にリアサスアームが破損。地元の滋賀県までドライバーの平澤氏とシバタファミリーの太田氏は戻り、溶接修理を行った後に13時からはじまった第1ヒートに間に合わせた。本戦よりもドキドキ?! チャレンジクラス2位は柏会の30 武蔵(写真右)。後車検のバッテリー封印確認を受ける。
101 AuroraとENAXの3 再輝(写真右)はLi-ion電池の損傷のためにスローダウン。それでも好位置をキープ。でも、明日の第2ヒートは苦戦を強いられるだろう。バッテリー残量計算に不安を残した8 KIT Golden Eagleも苦しい戦いになりそうだ。(k)
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
当サイトに関するお問い合わせはこちらから。 Copyright(c)1995-2003 Zero to Darwin Project All rights reserved. |