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BBS-Community/25


タイヤの径 - まつだ@Meister OB (2004年07月04日 16時29分17秒)

こんにちは、東工大の松田です。またまた利用させていただきます。

昨日予選向けに届いたばっかりのSOLARMAX 14"を取り付けたのですが、ちょっとした問題が出ました。
タイヤの外径が最大5mmもばらついているのです。つまりこのままだとマシンの左右が傾いた状態になってしまいます。リムを水平に置いた状態でも確認されたので、間違いないと思うのですが。

タイヤの刻印も全く同一でした。どうも大きいグループと小さいグループに分かれるようです。

とりあえず左右同じ径で合わせることにしましたが、みなさんの中でこのような経験をされた方、いらっしゃいますか?

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  • 詳しい説明、ありがとうございます。ある程度、慣らし、のようなものが必要なのですね。勉強不足でした。これからもよろしくお願いします。 - まつだ@Meister OB (2004年07月06日 22時52分49秒)
  • タイヤをオーダーしている立場から一言。タイヤの刻印は金型に入っているため同じ刻印なら同一の金型で作られたはずです。それでは何故同じ金型で外形寸法が異なるタイヤができるかと言うと、その前に簡単な作り方から説明が要ります。タイヤを作る時、蛸の頭のような見慣れたタイヤの断面をしていいません。両側にビードを配しその間に必要なプライ数コードを重ねトレッドを積層します。また両側のビード部を補強する必要がある場合はチェファーを巻きます。それで積層が終わりです。その断面は平らなゴムの積層の両側にビードのあるベルト状態です。そのベルト状態のタイヤをタイヤの金型(上下分割のメス型)に入れ内側に高温の蒸気で圧力を加えベルト状のタイヤを高温の金型の内側に密着するまで延ばします。ゴムの加硫が終わると圧力を抜きます。すると金型の内側と同じまで延ばされ加硫されたタイヤが出来上がります。さて本題:同じ方で作られたタイヤでも構造や材質や時間経過で収縮が異なります。タイヤの寸法測定はJISによると加圧24時間経過後となっています。それで規定圧力を加えて24時間放置しその後、更に規定圧力を入れて寸法を確認するとほぼ揃うのではないでしょうか?但しロットが異なる場合収縮の割合も異なるので完全一致はしないでしょう。<<長々とすみません>> - TGMY 芦田 (2004年07月06日 18時49分01秒)