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BackNumber〜2002鈴鹿Part2 |
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エンジョイクラスは昨年の記録を1周更新する39周の記録で、51 SCIENCE 702(堺市立工業高校が3連覇を達成。2位57SUN BIRD V(中日本自動車短期大学)に4LAPの差を付けた。3位には、ファイナルラップで53湖上の風II(バカボンズ)が、80紀北
TECH SOLAR(紀北工業高校生産技術部)を逆転。アモルファス太陽電池で表彰台にあがった(s)
その他の大会結果詳細はソーラーカーレース鈴鹿2000公式サイトをご覧下さい。
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ドリーム・チャレンジクラスのバッテリー保管は10:00解除。各車とも午後の第2ヒートに備え一斉に充電に入った。天候は曇り。朝よりも雲が厚くなっている。この天候にエンジョイクラスの上位チームもバッテリー残量の目星に苦労をしている模様。トップは30周で51
SCIENCE 702(堺市立工業高校。その後3LAP遅れで57SUN BIRD V(中日本自動車短期大学)。約2分遅れに3位80紀北 TECH
SOLAR(紀北工業高校生産技術部)がついている。(s)
レーススタート後1時間、9周目を走る51 SCIENCE 702(堺市立工業高校)が右前輪をスローパンクチャ(写真:下左)。ピットインでタイヤ交換を行い3分のロスでコースに復帰。同一周回に2位の53湖上の風II(バカボンズ)が迫ってたが、結局、このパンクの間も、堺はトップを譲らなかった。堺よりも1周1分遅い7分代のこのままのタイムでは自力での逆転はありえない。3位争いは、2位から遅れること30秒で、78
Big Wave Type-R(長野工業高校)と、80紀北 TECH SOLAR(紀北工業高校生産技術部)が3秒以内で並んでいる。その後ろにも56
RILUCENTE(Labo koyo21)、84 UK hope80(宇都宮工高校)が続いている。
トップを除く各車のタイムはイーブン。ポーカーフェイスで最後に笑うチームはどこに?
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ピット裏ではすでにドリーム・チャレンジクラス各チームの充電場所の陣取りが始まっている(写真:右)。薄い雲は、まだ鈴鹿の空を覆ったままだ。(s)
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エンジョイクラス(480Wクラス)の4時間耐久が07:20にスタート。クラス3連覇を狙う51 SCIENCE
702(堺市立工業高校)が1周6分のペースでトップを独走中。
本日の鈴鹿は空一面に薄い雲が広がっている微妙な曇り。ドリーム・チャレンジクラスのバッテリー保管解除になる10時までに、この雲は晴れるのだろうか?(s)
ソーラーカーレースはポーカーのようなもの。相手のバッテリー残量が分からないので最後の最後まで勝負は見えない、とZDP
shimo氏は語っていた。私はいつも、ソーラーカーレースはマラソンのようなもの。車体性能とともにうまいレース運びができたものが勝つ、と言っているがどちらもソーラーカーの真理だ。明日28日の鈴鹿エリアの天気予報は晴れ。どのチームもバッテリーをほとんど空にしたはずだ。でも、ちょっと残しているところもあるだろう。この辺がポーカーに似ているところだ。芦屋大の4
Sky Ace TIGAは、1周のリードを保ったままLapを重ねて優勝を狙えるだろう。この1周の貯金は大きい。45Lap刻めたということは明日も45Lapして合計で90Lapを越えてくるだろう。優勝する可能性は高い。怖いのはマシントラブル。とくに芦屋大は長年がんばってきたモーター周辺に不安があるし、ハードな走りではタイヤパンクも心配だ。トップの芦屋大に追いつける可能性があるのは、今のところ好調だが、いつも必ずどこかで試練が待ち受けているパンダサンの7
フォレストウォーカー。そしてGaAs太陽電池の発電量にものを言わせる101 Auroraあたりか? 特に曇りになるとGaAsと結晶系シリコンの発電量の差が大きくなるので、Auroraにはかなり有利になるはず。6
玉川ドルフィンも好位置にいるので目が離せない。1 OSU model Sは車体性能をフルに発揮しているはずなので、いっぱいいっぱい。上位がミスをして落ちてくるのを待つ展開か? このあたりがマラソンだ。チャレンジクラスも東洋紡と柏会の熾烈な争いが期待できる。連勝中の21
SunLake TOYOBOが巧みなレース展開をみせると思われるが、今回は柏会の30 武蔵には勢いを感じる。わずかなリードを活かして東洋紡が守りきれるか?
(k)
序盤から飛ばしていた金沢工大は残り時間30分あたりからスピードダウン。Li-ionバッテリーの電圧が予定外に早く低下した模様。芦屋大の4
Sky Ace TIGAが飛び出し、第1ヒートのドリームクラスを45Lapという驚異的な周回数で走りきった。
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チャレンジクラストップは21 SunLake TOYOBO(写真左)。27日朝のフリー走行中にリアサスアームが破損。地元の滋賀県までドライバーの平澤氏とシバタファミリーの太田氏は戻り、溶接修理を行った後に13時からはじまった第1ヒートに間に合わせた。本戦よりもドキドキ?!
チャレンジクラス2位は柏会の30 武蔵(写真右)。後車検のバッテリー封印確認を受ける。
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ドリームクラス2位は、なんとパンダサンのフォレストウォーカー!!(写真左)。ここまで順調に走ってこれたのは長年に渡って積み重ねた努力と忍耐の成果か? NGM車のホイールモータとLi-ion電池、そして大きなトラブルも無く順調に走りきったことで、このポジションを抑えることができた。第2ヒートもがんばってほしい。
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101 AuroraとENAXの3 再輝(写真右)はLi-ion電池の損傷のためにスローダウン。それでも好位置をキープ。でも、明日の第2ヒートは苦戦を強いられるだろう。バッテリー残量計算に不安を残した8
KIT Golden Eagleも苦しい戦いになりそうだ。(k)
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