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TJY
〜 Why 480W?
チャレンジはスピードだけではない
オーストリラリア縦断ソーラーカーラリー、テクノロジーのアドベンチャー、ワールド・ソーラー・チャレンジ。
その舞台で、3000kmの道のりをどれだけ速く走るかというチャレンジがあるように、どれだけ少ないエネルギーで走りきることができるかというチャレンジは、確かに存在するはずだ。
Team JunkYard は、そう考えました。
WSCが自動車レースであるからには、巨額の資金と最新のテクノロジーを集めたスピードとパワーの競争があるのは当然だ。しかしソーラーカーならば、その従来のレースという考え方の延長線上から離れて、どれだけ小さなエネルギーで目標を達成できるのだろうかというチャレンジも、きっとあるに違いない。
Team JunkYard は、そのチャレンジを選びました。
ガソリンの世界で1リッターの燃費を競う競技があるように、どれだけ少ない太陽エネルギーで3000kmを走りきることができるか。私たちはチームメンバーの力を合わせて製作した太陽電池総出力480Wのソーラーカー
Sprit of Junk Yard で、全行程3000kmの9日間時間内完走を目標に、この秋オーストラリアで開催される大陸縦断レースWSC99に参戦します。
たった480Wで完走できるのか? 正直、天気次第かもしれません。
しかし明日のことは誰にもわからない。 本当の事はやってみなければわからないはず。
1999年10月17日、ダーウィン時間午前8時。
JunkYardは、ダーウィンから3000km彼方のアデレードを目指して出発します。
WSCという舞台で、誰よりも上手にエネルギーと踊りたい。
JunkYardの小さなチャレンジに、ご期待ください。
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